1 :
考える名無しさん:
ニイチェ研究者でニッポン主義者で
思想書みたいなものを書いている人ですね
2 :
考える名無しさん:02/09/26 12:54
いつも思うんだがニーチェなんて文学者から見て
興味深い物なんだろうか、彼の詩なんて恥ずかし
くて恥ずかしくて読めたものじゃないような気が
するんだが。
3 :
考える名無しさん:02/09/26 13:01
コヴァやしに言い負かされたポチ保守
4 :
考える名無しさん:02/09/26 13:07
その論争、どんな内容?有名なの?
>>3 小林信者って小林しか読んでないんでしょ(w
6 :
考える名無しさん:02/09/26 13:20
美学は語るが美意識はないね
つくう会って日本史の専門家があんましいなくない?
帰国子女の日本回帰みたい。
9 :
考える名無しさん:02/09/26 14:43
>>6 もうすこし金かけるなり丁寧につくれよって感じだ、マジ素人以下
それともネットの宣伝能力舐めてるのか
近代を語りすぎて現代化できてない模様
そのH.P.は別館。本館はニュー速、極東板。
12 :
考える名無しさん:02/09/27 06:49
最近の極東板のハリキリぶりは凄いな
13 :
考える名無しさん:02/10/19 07:51
古本屋で100円。
14 :
考える名無しさん:02/10/19 12:13
師の福田恆存は「自分はネガティブな感情とは無縁だ。あまり有意義ではないから
だろう」と書いてが、西尾はルサンチマンの塊。
16 :
考える名無しさん:02/10/19 19:55
>>6 そう?
漏れはニーチェ研究者としては優秀だってきいたけど。
例の二巻本ニーチェ伝。
17 :
考える名無しさん:02/10/19 21:05
三島憲一氏とライバルですな。
18 :
考える名無しさん:02/10/19 21:34
>>16 むしろ新書の奴が出たときは絶賛されてたね。まあでも保守を打ち出した途端その評価が
正反対になったが。
19 :
考える名無しさん:02/10/20 06:53
/ \ ________
/ /=ヽ \ /
| ・ ・ | < 西尾のショーペンハウアー理解は正確でないっていう話、
| )●( | \ どこかで見たような気がするが詳細キボンヌ
\ ー ノ
\____/
/ \
/ /\ / ̄\
_| ̄ ̄ \ / ヽ \_
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \__)
||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| || ||
20 :
考える名無しさん:02/10/20 09:24
最初の著書に『ヨーロッパ像の転換』に小林秀雄の推薦文が載ったのは今では
とても考えられない。
哲学板に西尾DQN幹二スレとは。禿げ藁
22 :
考える名無しさん:02/10/25 00:58
西部>>>>>>>>(禿げしく中略)>>>>>>>>西尾
23 :
考える奈々氏:02/10/25 01:08
柄谷・彰よりはええやろ、許したる
ニーチェに翻訳家としては定評があるらしいけどね。
25 :
名無しさん@1周年:02/10/25 01:58
>>6 >>18 日本人でのニーチェ文献学者としてはトップクラス
ただ、それでは世界(特にニーチェの本国ドイツ)の研究水準に程遠いというだけでは
26 :
考える名無しさん:02/10/31 04:38
西尾氏ほど冷静かつ冷酷にニーチェを論じる人はいないでしょう。
27 :
日本@名無史さん:02/10/31 06:51
西尾はただのパー房。いい年した恥ずかしくにのかね。
西尾よ。恥をシル!
つくる会でけでなくとも、三島憲一氏に西尾のニーチェ解釈は
恣意的でデタラメって酷評されていたゾ。
ニーチェ本人ならいざ知らず、外国のただの凡庸な研究者がニーチェ
を研究するならともかく、テメエがニーチェ気取りなんだから呆れる。
ニーチェ思想を自らの思想として貫徹するなら、せめて町中なかで
発狂してみせろや!
まあ、所詮そんなタマじゃないけどサ。
28 :
日本@名無史さん:02/10/31 06:57
>>27 そうだな。日本史サイドじゃ、お笑いレベル。もしくはドンキ・ホーテ
歴史の書物なんだか、ただのエッセーなんだかしらないが、中味のない
デムパ本出して。批判する側も嵩ばかりあって、あんなショーモナイ内
容読まなきゃならないなんて、かなりの苦痛だったろう。
つくる会の重鎮坂本多加雄よりは、このデムパ親爺こそ先に逝って欲しかったよ。
西尾幹二、逝ってよし!!
つくる会なんぞ作った時点である意味発狂してるけどな。(w
30 :
gakusyaは信じない。人も信じない:02/10/31 21:12
折れは電通大の学生のころ構内で西尾幹二とすれ違ったよ。
hage.
バブル期のノーパンしゃぶしゃぶ事件(楼蘭顧客名簿)で、こいつ、尾崎護の名前
が(名簿に)載っていた。
女子大生のオマンコにペンライトあてて、掘りごたつの中には、オティンティンしゃぶ
らせる女がしゃがんでいるそうだ。
尾崎護(東大法学部→大蔵省事務次官→国民金融公庫総裁)の著書「経綸のとき」
のあとがきで、「友人の西尾幹二」という記述があった。尾崎と友人らしい。
尾崎と一緒に、ノーパンしゃぶしゃぶつついてたかも知れないな。
うらやましい。腐った学者だべ。有名なやつはよ。
31 :
考える名無しさん:02/10/31 21:14
西尾幹二氏は中々温厚な人と聞くけど。。。
32 :
gakusyaは信じない。人も信じない:02/10/31 21:15
33 :
gakusyaは信じない。人も信じない:02/10/31 21:57
34 :
gakusyaは信じない。神を信じそう:02/10/31 22:13
人との調和ができない、する気のない、そんなヤシ。
会議をまぜっかえす。バカヤロ。
なーにが「西尾幹二の思想と行動」だ。
こんな本、買うやつ、気がシレネー山脈。
とっとと消えろや、幹二ちゃん、ゴルァ。
元ドイツ語2受講生ピノッティーオより。
35 :
gakusyaは信じない。神を信ず:02/10/31 22:14
36 :
考える名無しさん:02/11/03 00:11
戦後民主主義批判に持っていこうとする西尾さんのニーチェ解釈も問題ありだけど、
他の人の解釈もちょっときれいすぎてニーチェの狂気が伝わってない。
先日読売に三島さんの解説がのってたが、やはりきれいすぎる。
ニーチェってそんな「まとも」な人じゃなかっただろう、と言いたくなるんだよな。
37 :
考える名無しさん:02/11/03 00:14
朝まで生テレビで「失敬な事、言うな!」と
顔を真っ赤にして怒ってた人ですか。
38 :
考える名無しさん:02/11/03 00:19
学問と思想を分けて考えてみたい。
よく調べていないがニーチェを訳してる人だと聞く。
文献学的にはどうだ? 他のニーチェ訳と比べて文献学的な精密さはどうだ?
39 :
考える名無しさん:02/11/03 00:28
ていうか訳せる奴が日本には少ない。
40 :
考える名無しさん:02/11/03 00:42
多いだろ。ドイツ語だから。ドイツ語できれヴぁ誰でも訳せるだろ努力すれば。
41 :
考える名無しさん:02/11/03 02:58
>>40 ドイツ語できればハイデガー訳せるだろ、って言うのとおなじですね!
そうですね!努力しましょう!
42 :
考える名無しさん:02/11/03 15:16
西尾幹二なんて、死後5年もすりゃ忘れ去られる塵芥だと思われ。
相手にするな。元ドイツ語受講生。
電通大の講義は、どう?
44 :
考える名無しさん:02/11/03 17:04
>> 43
どうでもいいやん講義なんか、て感じでヤテールよ。
休講も多いし。当日、1時間前に「休講です」の掲示ださせるなYO!
わざわざ片道1時間半もかけて通って来てるオイラには酷だぜ。
ほいでもってその時間にTV出演しやがってよ。誰か、現役学生、なぐってやれよ。
45 :
考える名無しさん:02/11/03 17:11
ほんでもってよぉ〜〜、なんと、学生がすれ違ったときによ〜、
俺は見たんだよ。聞いてくれる?あいつよぉ〜、自分の右肩が
学生と触れた。その部分、精液まみれになったことアリーナ左手でサッサッと
はたいたんだよ。きたねーもんに触れちまったぜ的によ。敵!
どー思います?
>>43 人格疑うよ。つか、右翼。
46 :
考える名無しさん:02/11/03 17:15
西尾ほどニーチェを理解できなかったニーチェ研究者もいないだろう、
という評価をどこかで目にしたが・・・。
朝生に出てくると、発言中に他の出演者と絶対に目を合わせずに、うつむいて
一人で延々とぶつぶつ発言している様子が非常にキモイことがままある。
自分の意見に自信がないのだろうか?
48 :
考える名無しさん:02/11/03 17:30
ないない、あるわけがない。ポンコツ。
49 :
考える名無しさん:02/11/03 17:32
だいたい朝生なんかみんなや、ボケ。くそ番組ダロガ、
ま、くそ番組バカリダガよ。
50 :
考える名無しさん:02/11/03 17:55
>>47 つうか、ニーチェって言うのはみんなめいめい勝手に理解するところによさが、
とかとも思うんだけど。
そんなに理解者がいたらあんなルサンチマン漲る文章は書かなかったと思う。
そもそもニーチェの哲学は体系だった理論のようなものではないので。
先にも書いたが、ニーチェの言っていることはトンデモだがまたそれゆえによい、
という紹介の仕方を西尾さんを含めてしないのが個人的な不満。
目を合わせない人は信用できない、てよく聞くけどウソだよそんなの。
むしろソツなく愛想のいい人のほうがどっか信用できないが、個人的には。
西尾さんはもともと内向的な人なんじゃない?ただ人格者ではないのは確か。
ニーチェの虫に食われると、ロクなことがないということで
手打ちはいかがでしょうか
52 :
考える名無しさん:02/11/03 19:40
そういうテメーラはニーチェを正しく理解してんの?
BY 幹事
ハイデガーはナチ、ヤスパース晩年痴呆症、カミュ鬱病w
54 :
マジレスくん:02/11/03 20:18
ってか、発狂したニーチェと同じで、西尾センセーは永劫回帰に
耐えられなかったわけで、空虚を埋めるために復古主義ナショ
ナリズムに向かった、、、とそういうような話だったような。
55 :
考える名無しさん:02/11/03 20:24
ニーチェに影響を与えた思想家とか、
当時の時代背景についてとか、
ニーチェが起こした波紋とか、
そういう周辺事情の研究で日本一なのは間違いないね。
56 :
考える名無しさん:02/11/03 20:56
過激な発言をすれば皆が狂うたと騒ぎ立てるが、とうの本人にとっては
深刻だったりする。
西尾は言うなれば、現代日本の吉田松陰といえよう。
57 :
考える名無しさん:02/11/03 20:57
日本一?ハァ?たかが翻訳者。ニーチェ自身的業績があるなら、日本一とか逝ってよし。
BUT、自閉閉鎖的大学内職人に過ぎぬ。
バーロー。日本一とかって持ち上げんな!!
58 :
考える名無しさん:02/11/03 21:00
吉田松陰?ハア?
あのような真の武士と比較してはならない。
顔を見れば分かるひとには分かるはず。ぶくぶくした幹事と、
切れる松陰、別種類の生き物。
ナメンナ!!
59 :
考える名無しさん:02/11/03 21:05
>>56 さすがに吉田松陰とは比較にならんぞ。
>>57 55さんはニーチェの周辺事情の研究で日本一といっているのでは?
60 :
考える名無しさん:02/11/03 21:10
西尾におけるニーチェ思想の影響を教えてくれ。どういうことにニーチェ研究が
行かされているのだ?
>>59 そうだね。本質的な評価はしてないね。つい怒ってしもた。スマソ。
まぁ、とにかく、印税が入ってるし、TV出演料も入ってる。
そういうのが気にくわん。電通大で棟大卒の先生連中の発言も(発言のなさも)
気にくわんかったから。折れ、寂しいネンデ。ほんとはもっと熱いぶつかり合い
できたら、こんなん書かへんカッテンデ。なのに大阪モンちゅうて馬鹿にしおって。
以下略。
62 :
考える名無しさん:02/11/03 21:14
>> 60 そうやね、西尾におけるニーチェ思想の影響つうたら、ま、あえて
TV露出も辞さん、「学者は静かに研究する、TVなどもってのほか」的
雰囲気にあえて敢然と挑む的姿勢だけやろね。
あと、会議でナーナーは済まさん、いいたい事はいう、嵐の中をあえて
歩むのだ的な。本人の本質とは明らかにずれてはいるね。
63 :
調布市民@柴崎:02/11/03 21:15
>>61 汝、落ち込むこと勿れ。
水木しげるさんの漫画を読めば、気も晴れるさ。
64 :
考える名無しさん:02/11/03 21:16
彼がテレビで発言することにおいてニーチェに触れるところを見たことがない。
彼においては学問と思想は別物なのか。いやそうでなく、実は一体なのか。
どちらなのか。
65 :
わははホンポー:02/11/03 21:21
>> 64 トルストイがキリスト教信仰に忠実であろうと、老人になってから
財産を貧しい人に分け与え、土地を売り払い、雪降り積もる地方駅舎で
死んだ。
このような、真摯な「思想と行動の一致(への努力)」は、見られる。
「西尾幹事の思想と行動」という著作名において(のみ)
「インテリとは、まぁ、そういうものさ」(手塚治虫「悪魔の旋律」より)
高橋哲哉先生など歴史問題でデリダの名を出さない日はありません。
67 :
元調布市民@富士見町:02/11/03 22:04
高橋哲哉も所詮「先生」なわけ。デリダってデリダってなもんYO。
「高橋」と後世が議論するかえ?所詮、評論家、翻訳者、学説紹介者、
学説理解発表者。学者。そんなもんクズ。
自身の哲学で勝負しろや。悔しかったらよ。紹介に過ぎん。
水木しげるは自身の作品で勝負しよる。偉いサ。
西尾幹二なみのルサンチマン全開ですね。
さすがキリスト教徒特有のルサンチマンだね。
70 :
考える名無しさん:02/11/03 22:09
おう、バリバリ伝説、いくでー。
ちなみに草加ガカーイです。
71 :
修羅の極道by清 前川(第二の黒沢):02/11/03 22:09
高橋哲哉の責任の取り方はオカシイと学習院大学の教員の坂本多加雄に批判されており、
私も同感です。
コスモポリタンであるなら、大日本帝国の責任を取る必要はない。
下火だな。
73 :
考える名無しさん:02/11/04 12:56
「西尾幹事の思想と行動」の2、3を読んだけど、
賛同する部分が多かった。
そんなに悪い人かなあ。会ったことは無いけどさ。
74 :
考える名無しさん:02/11/04 13:41
よく言うけど西欧コンプレックスじゃん?
「おかしな人だ」(柳美里談−ちょっと前の、新潮45かなんかでの論争)
>>74 柳美里は頭の「おかしな人」なんだけどな(w
>>45 幹事が右利きで、左手では手淫の経験が無いことを神に祈りましょう。
アーメン。
ザーメン。
ラーメン。
ザーサイ。
幹事は、更新国型のルサンチマン知識人です。
何をされても気にしない事が肝要。
「西尾幹二の思想と行動」読んだんだ。折れ読んでない。どんな行動した、
とか、おれの思想はコンナンダ、とか書いてると思うケド、紹介してくれる?
>>73 ま、あと30年はもたんだろうが。どうせ灰塵に帰すべき本だと思うが。
78 :
73ではないが:02/11/04 22:44
>>77 過去の著作を集めただけだよ。
単行本未収録のものもあるけれど、ほとんど既出のもの。
79 :
考える名無しさん:02/11/04 22:48
フィクション作家の頭がおかしくて困るのは、出版社の人間とモデルにされた人間くらい。
政治に口出す学者の頭がおかしいと、関係ない大勢の人が困るのよ。
>> 78
Thanx.
ま、俺的には彼の「朝生」での話しっぷり、大学での傲慢な印象、
それが嫌いだということ。
彼の著書を読んだこともないし。語る資格はない。
彼の著書、99%くらい読んだという人、いるのかい、ここには?
そんなに熱中すべき対象とも思えんのだが。
そもそもニーチェだって翻訳で読んでる人と、ドイツ語で全集を読んでる人
では、深みが違うと思われ。前者はニーチェ(とその周辺のぷらさがり学者)
について語ってほしくなかばい。
西尾漢字のニーチェと三島憲一のニーチェだったら、
おまいらどっち読みますか?
82 :
考える名無しさん:02/11/05 10:44
83 :
考える名無しさん:02/11/06 04:17
西尾先生を悪く言うなら
せめて東大を主席で出てからにしてくれ。
84 :
考える名無しさん:02/11/06 05:22
西部邁は晩年になってとうとう隠してた左翼性がにじみ出てきたね。
子供じみた反米をたしなめた西尾幹二は大人です。
85 :
考える名無しさん:02/11/06 11:12
>> 83 それもそうかな。
ま、下らん尺度だ。折れは嫌いだな。あーいう手合いはよ。
86 :
何度も言うが:02/11/06 14:27
西部先生>>>>>>>>(禿げしく中略)>>>>>>>>西尾感じ悪い
87 :
考える名無しさん:02/11/06 20:35
>>86 西尾先生が西部先生に比べ感じ悪いのは
両親や教師に溺愛されて何不自由無く育った苦労知らずと
父親に虐待され、どもりで暗い少年時代を送った苦労人との差
だからしょうーがない。
でも俺は、成熟した人格者っぽい西部先生より
大人気なくて快活な西尾さんの方が好きだな。
88 :
考える名無しさん:02/11/07 00:07
西尾は立志伝中の人だ
89 :
考える名無しさん :02/11/07 00:28
西尾さんは雰囲気がよくないが、わりあい的確なこと言っているかも。
むかし「社民党は親北朝鮮政党だ!」とか発言して周りにたしなめられたけど、いまや常識だし。
あと論理の組み立ては雑だが、政治と道徳の切り離しという問題をけっこう真摯に考えているし、
近代の人間主義(人間の「精神」や「意志」を社会の根本単位とみなす)への批判という点でも一貫している。
「『国民の歴史』はナショナリズムを超えるために書いた」
「『日本は戦争でいいこともした』などと言っている人は、私は恥ずかしい」
と言っていることなどは、普通のナショナリストとはちょっと違うところ。
しかし論調が戦後民主主義批判に傾斜しすぎで、最近石原都知事をやたらに持ち上げ気味なのが痛い。
一部の「反米」連中が「親米」のレッテルを貼っているが、ちゃんと読めば
この人ほどアメリカ的価値観に敵対的な思想を持っている人はいないことがわかるはず。
ここにいる連中は西尾氏の本などどうせ読んでないだろうことは一目瞭然。
90 :
考える名無しさん:02/11/07 00:52
>>89 ここにたまたまきた糞西尾の信者だろうことは一目瞭然
91 :
考える名無しさん:02/11/07 02:12
92 :
考える名無しさん:02/11/07 04:41
age
93 :
考える名無しさん:02/11/07 17:04
>>81 三島はドイツ語はできる。
ただし思考力はない。
60年代左翼の枠を全然出ていない。
西尾は自前のニーチェ観をうち立てようとした点で評価できると思う。
ニーチェに興味のある輩は、西尾の『ニーチェ』全2巻(中央公論社)くらい読んでおくべし。
惜しむらくは、その後別方面の活動に忙しくなって第3巻を書きそうもないところ。
94 :
考える名無しさん:02/11/07 17:06
>>89 外国人労働者受入に絶対反対の立場を取った時は良かった。
ところで西尾さんはそんなにアメリカ嫌いなの?
「私の昭和史」では、戦前の人々がアメリカ文化大好きだったことを強調してたし、
お父上も本人も、アメリカのクラシック映画大ファンでしょ?
石原が、アメリカ文化は好きだけど、国としては嫌いと言ってるようなものかな。
ただ、デビュー当時に
会田雄次氏(アーロン収容所の著者、バリバリの反英米、反左翼)を
「ヨーロッパ人に鬼の顔だけを見出だしても意味がない」
といって批判してたんだよね。
>>93 褒めてるんだろうけど、西尾さんは
「自前のニーチェ観だぁ?正しいニーチェ観と言え!」
とか言いそうだね(w
アラン・ブルームも言ってるように
ニーチェの左翼的解釈は支離滅裂。
西尾さんのニーチェ観はオーソドックスなものかと。
96 :
考える名無しさん:02/11/07 20:18
>>94 間違い。西部は近経の研究者(「ソシオエコノミクス」
「経済倫理学序説」)。
マルクスは学生運動中 獄中で読んで、「あきれた」
と言っていたはず。
>>95 西尾の『ニーチェ』を読むと、哲学的な解釈の正しさ云々より、人間を見る目の面白さが強く印象に残るんだな。
文献学をめぐる当時のドイツ語圏大学人の複雑な様相とか、ニーチェの友人との関係のパターンだとかが細かく描写されていて、哲学研究書というより、もっと幅の広い人間観に裏打ちされた書物というのがオレの評価なの。
そこが西尾の独自性だと言いたいわけ。
98 :
考える名無しさん:02/11/07 23:09
>>95 西尾氏自身がアメリカ嫌いっていうんじゃなくて、
自由、平等、人権といった普遍的リベラルな価値観を標榜し、
楽観主義的で行動主義的なアメリカ近代主義的理念と
西尾氏の懐疑論的なペシミズムはまるで相容れない、ということ。
西尾氏の唾棄する戦後民主主義はまさにアメリカ的価値観なわけだし。
むしろ、「反米」の小林よしのりのほうがアメリカっぽい。
愛国心の考え方なんてアメリカそのものって感じだしね。
だからこそ「反米」を言うんだろうけど。
99 :
考える名無しさん:02/11/07 23:36
ふむふむ。高尚な議論だ。わけわかめ。
今日の産経での主張は電波ゆんゆんですかね?
101 :
考える名無しさん:02/11/08 00:38
>>97 同意。よくも悪くも「ニーチェという人間とその周辺事情」がよくわかる本。
しかし本人も認めているように「ニーチェの思想」にはあの方法では迫れ
ないんだよな。
まあそれでも『ニーチェ』第三部は完成させて欲しい。もうだめかと思っ
たけどちくま文庫のあとがきでは続きを書くとあったし。
ニーチェが大学を辞めるまでだったら西尾風伝記は有効だと思う。
三島憲一も西尾幹二も「価値相対主義の真実と隘路」ということを身にしみて
わかっているという点で、共通の臭いがする。
二人ともニーチェを持ち上げるポストモダン思想に対しては「そんなことは
ニーチェがとっくにいっていたよ。俺はもっとその先で悩んでいる」という
冷笑と「ニーチェと同じことをいっている」という好意と相矛盾する感情を
抱いているように見える。
> 三島はドイツ語はできる。
> ただし思考力はない。
> 60年代左翼の枠を全然出ていない。
このスレにもまともな人間がいるんだな。
なんで未だに三島が評価されてるのかわからん。
西尾信者ではないが、三島よりはずっとまともだ。
三島の岩波新書のニーチェはちと酷い。
>>103 三島がやはり岩波新書から出している『戦後ドイツ』もひどいよ。
三島は独文と哲学の間で仕事をした人だが
(その点は西尾も同じか。これはニーチェをやる人間の宿命かも)、
独文にはそれだけ人材がいなかったということだろうね。
三島らが法大出版局から翻訳して出した『ドイツ文学の社会史』も、西ドイツ左派アカデミズムがいかに浅薄かが分かってしまう本。
ウォルター・ラカーは酷評している(三島も訳者あとがきで触れているが)んだが、
日本の書評紙ではHという名大教授(当時)が訳も分からないままに賞讃している。
日本の独文学者にはバカが多いということだろう。
105 :
考える名無しさん:02/11/08 16:17
で、結論は? >> 102, 103, 104
結論:
・別に西尾がニーチェの真意を汲んでるとか、第一人者とは決して言わないけど、
日本のニーチェ研究ではかなりまともな方で、キワモノ扱いする必要はない。
・三島が日本のニーチェ研究の第一人者のような顔をして、かつそれが通ってしまってる
現状は問題。
107 :
55 87:02/11/08 20:30
>>97 納得。
>>98 なるほどね。
それが脱ナショナリズムか。
西尾さんの新国家ビジョンってどういうものなんだろう。
108 :
考える名無しさん:02/11/08 20:43
---- 常識では考えられないことをする会社、その名はS○NY ----
先日、S○NYの製品を購入した
入っているはずの部品が一部欠品していた
電話を掛けてクレームを付けた所、宅配便で送ってくれると言う
すると、その部品を料金着払いで送って来やがった
うーむ、入ってなかったから、クレーム付けて送らせたのに
それを着払いで送ってくるとは・・・
全くもって何を考えているのやら
109 :
考える名無しさん :02/11/09 22:35
>>107 よくわかんないけどマキャベリズム路線かな。
だから、民意や世論に関係なくドライに政治的判断が出来るような豪腕政治家を待望しているような節もある。
そう言う意味でのナショナリズムは全く否定しないんじゃないかな。
あくまで否定するのは民衆的熱狂に支えられたナショナリズム。
しかし最近西尾氏自身が発狂し始めているのが心配。
言っていること自体はだいたい正しいわけだからもっと冷静に。
110 :
考える名無しさん:02/11/12 16:43
昔は西尾幹二氏には敬意を持っていた。
グロイター版ニーチェ翻訳の責任者みたいな人だったし、「ニーチェ」1・2部を
読んだときは感動して、これが精密な研究ということかと感服した。
しかし最近の氏のメディアに露出してのナショナリスティックな主張には違和感を
感じる。特に石原慎太郎を公然とヨイショしたのには本当にどうしたのだろうと
心配になった。かつては芥川賞など鼻でせせら笑うような凄みがあったのだが。
「ニーチェ」第三部を準備しているそうだが、この人にはニーチェの文献学者時代
以降の思想は理解できないという確信がある。
とにかくこの人にはもう期待できないというか、ほとんど危ういものを感じる。
かつては敬意を持っていただけに非常に残念だ。
111 :
からたにこ 羽塵:02/11/12 16:57
昔、柄谷がこの人と対談して、西尾さんが嫌っているものは大体、ぼくも嫌いな
ものなんですよ。と言ってましたヨ。
ずるずるべったりな日本的風習が嫌い、という点で意気投合してた様子です。
114 :
からたにこ 羽塵:02/11/12 17:21
>>112 ネタちゃうよ。ダイアローグ@第三文明社に載ってると思う。
>>110 ごめんな、109は2PACいれたネタか。
でもあげるな。それにネタなら他の哲板でやってくれ。
>>111 柄谷もニーチェの影響を強く受けてるからなあ。
西尾よりも柄谷の方がニーチェ的だと思う。
それから狭義文芸批評でも柄谷の方が西尾より上。
いわゆる文壇デビューは柄谷と西尾はほぼ同じ頃だったが文壇の帝王
だった江藤淳に可愛がられたのは柄谷の方。西尾は江藤淳にはかなり
含むところがあったらしい。
西尾というのはよくも悪くも真面目すぎ。華がない。
118 :
考える名無しさん:02/11/13 10:10
>>116 誰もおめーの比較論なんてききたくねーよ
さっさと、きよ美板逝け ペドフィリア
西尾と柄谷に案外共通性があるというのは、その通りだと思う。
ただ、柄谷はあくまで一定の抽象性を保った議論が持ち味だったのにたいし、
(湾岸戦争時のアピールや、最近のNAM運動などは、彼本来の資質とはずれていると思う)
西尾は外国人労働者問題や教育問題などに発言をしたことから分かるように、
現実との接点を多く持った論客であり続けてきた。
それは多分、彼のデビュー作『ヨーロッパ像の転換』から一貫しているんじゃないかな。
>>119 西尾の受験制度や大学人事制度に対する考察も人間心理の暗部をえぐ
った鋭い指摘だったと思う。
それに比べると柄谷は甘い。最近いってるくじびき制の効用なんて、
55年体制下の自民党の当選回数至上主義とか、アメリカ議会の
委員会人事などでとっくに実践済みなんだよな(w。
年功序列制によってマイノリティにも平等のチャンスを与えるという
ようなことは政治の知恵としてありふれたことでしかないのに。
柄谷が奥さん(作家の冥王まさ子)と留学中、実務では奥さんに頼りっぱなしだったというのは有名な話だけど、現実社会の実践に関わる部分から乖離しているところが、柄谷の特質なんじゃないかな。
だから、彼が文芸評論家であり続けており、最近の著作でも谷崎や菊池寛の小説の分析から始めているのは、必然なんだね。
彼は決して現実社会の分析からは始めない(始められない)。
ただ、60年代旧左翼の限界がはっきり見えてきた時点で、それに反旗をひるがえす形で柄谷と西尾が登場したという事実は小さくない。
のちに柄谷自身が『批評とポストモダン』で釘を刺すことになるとはいえ、当初の柄谷の言説はポストモダニズムへの道を開いた「差異の資本主義」ときわめて親近性が強かった。
それ故に旧左翼からずいぶんと叩かれたわけだ。
「柄谷を読む=江藤淳の味方=保守反動」なんて単純な図式が70年代後半にはまだまかり通っていたことを忘れてはならない。
西尾が今「つくる会」で受けているような非難を、当初柄谷も受けていたのだ。
日本の言論界との関係において、柄谷と西尾のたどった軌跡はなかなか興味深いものがある。
122 :
考える名無しさん:02/11/14 10:44
柄谷については「旧左翼から叩かれていた」というより「旧左翼を叩きまくっていた」というのが実態に近い。
柄谷も西尾も(その先行世代のsc恆存や江藤淳も)たんなる保守反動という括り方では捉えられないのだろう。
柄谷は今でもscや江藤に対しては敬意を抱いているね。
西尾ってそんなに読んでないけど、scのゴーストライターとして書いた「反近代の思想」はよかったと思う。
なんで「つくる会」みたいなお子様向けナショナリズムに足をつっこんだのだろうね。
>柄谷については「旧左翼から叩かれていた」というより「旧左翼を叩きまくっていた」というのが実態に近い。
それは現在から過去を振り返っての視点から出てくる見方で、当時の日本思想界の実態に即していないな。
いいだももみたいな脳なしだけじゃなく、当時日本言論界の御大だった埴谷や吉本から柄谷がどれほど叩かれたか、
柄谷が『日本近代文学の起源』を出して言論界に安定した地位を築く以前に「柄谷を読んでます」と言ったときに返ってくる反応は、
いま西尾の「つくる会」での活動を評価します、と言う場合と同じだったと考えていい。
124 :
考える名無しさん:02/11/14 23:02
で、結論は?>> 122, 118, 119
125 :
考える名無しさん:02/11/14 23:04
『週刊金曜日』は、北朝鮮代理店。
>>121 「70年代の柄谷は既成左翼から警戒されていた」という点には同感ですが
「今の西尾幹二と同じように」となると違和感があります。
今の西尾幹二がうさんくさく見られているとするならば、それは戦後50年
間政治まみれでどうしようもない袋小路に陥っている「歴史教科書」問題
にあえて自分から進んで手を染めていることに原因があるのであって
いうならば「なんで西尾幹二ともあろう人が自分から泥まみれの汚れ仕
事をやるのか?」というようなものでしょう。
それに対して駆け出し時代の柄谷なんて読者は一部文学オタクや思想
オタクしかいなかったわけで(今もそうかもしれないが(w)、そのころの
柄谷のいかがわしさというのはいわば珍奇な前衛芸術家に世間が感じ
るいかがわしさと同種だったわけでしょう。
>>122 >なんで「つくる会」みたいなお子様向けナショナリズムに足をつっこん
>だのだろうね。
漏れもよくわからないけど一つの要因として「ニーチェがその一員であり
かつニーチェがもっとも憎んだ"近代文献実証主義"の牙城にあえて身を
投じて戦ってみたい」という願望があったのではないか?
128 :
考える名無しさん:02/11/15 04:21
>それに対して駆け出し時代の柄谷なんて読者は一部文学オタクや思想
>オタクしかいなかったわけで(今もそうかもしれないが(w)、そのころの
>柄谷のいかがわしさというのはいわば珍奇な前衛芸術家に世間が感じ
>るいかがわしさと同種だったわけでしょう。
それは違うと思う。
たしかに初期の柄谷の読者は数から言うと少数だったろう。
しかし当時はまだ言論界というものの漠然たるステイタスが信じられていた。
少数者は少数者故のプライドをもっていたのであり、周囲もそれを何となく認めていた。
今のように「オタク」と呼んでろくに知りもしないのにバカにする風潮はなかったな。
それだけに言論界内部の党派性は相当ひどく、江藤淳や福田恆存を評価するのにすら勇気が必要だった。
故人となってしまった江藤や福田を距離を置いて評価する今の人間とは、当時の人間は全然違うイデオロギー環境にあったんだよ。
柄谷が『反文学論』で平野謙批判をやると、即座に左翼から非難のつぶてが飛んで来るという具合。
西尾の「つくる会」への荷担については、やはり日本の歴史学界がかなりイデオロギー色の強いところである事実を見ておかないと、きちんとした評価はできないと思う。
本当に文献実証主義ならまだしもだが、文献の読み方が最初から決まっているんじゃないか、と思われるところがある。
130 :
考える名無しさん:02/11/15 12:42
>西尾の「つくる会」への荷担については、やはり日本の歴史学界がかなりイデオロギー色の強いところである事実を見ておかないと、きちんとした評価はできないと思う。
そうかもしれないけど、それにしても、「もうちょっとマシな関与の仕方があるんじゃないかい?」と思うけどね。
あと、「つくる会」のそもそもの目的って、歴史学の問題というよりも教育学の問題だということをおさえておかないとね。
善意に解釈してあげれば、お子様の愛国心(揶揄じゃないよ)をどう涵養していくかという問題意識があったわけだろうけど、それがいつのまにか、大の大人が現実から目をそむけて脆弱なナショナリズムにふける口実のための運動になっちまった。
そもそも藤岡信勝って歴史学者じゃなくて教育学者だからね。
まあ、この運動からマトモな愛国心が生じるとは思えないけどね。愛国心なんて、この国の一員として主体的にこの国を受けつき引き受ける決意の中にしか生じないだろうからね。
宮台は「つくる会」を“オヤジ”と揶揄したが、“オヤジ”というより“長男”という感じがするな。
義務感や責任感を勝手に背負って“オヤジ”の変わりになろうとする...
○ 父親の代わりになろうと
× “オヤジ”の変わりになろうと
>あと、「つくる会」のそもそもの目的って、歴史学の問題というよりも教育学の問題だということをおさえておかないとね。
教育学界も、歴史学界と並んでイデオロギー臭の強いところだね。
たしかに歴史教科書と学問的な歴史書は別物だが、現に歴史教科書には日本の(問題を多分に含んだ)歴史学者の影響が強い以上、完全に別物だとは言えないだろう。
マル経が閉じた学問としては今も生き残っており、それは外部から壊すしか道はないように、歴史学界や教育学会も常識ある素人の視点から批判しないとどうにもならないところまで来ているんじゃないか。
>愛国心なんて、この国の一員として主体的にこの国を受けつき引き受ける決意の中にしか生じないだろうからね。
たしかに「愛国心」という言葉だけを乱発するのはナンセンス。
しかし反西尾陣営に「この国を主体的に引き受ける」決意があるんだろうか?
134 :
バイナリーデータ:02/11/16 14:20
ところで福田和也は反西尾陣営?
135 :
考える名無しさん:02/11/16 20:20
ニーチェとの対話は名著
136 :
考える名無しさん:02/11/16 20:24
糞サヨと糞コヴァ大暴れ(w
誤爆すみません・・・
139 :
考える名無しさん:02/11/20 13:18
西尾、藤岡、宮台、どいつもこいつも
金ほしいだけだよ。ざけんな。むかつく。
有名になりてーだけだよ。くそ人間、嫌らしい学者。
光るものは、たいてい、メッキだよ。
真の教養の持ち主は、静かにいる。論争で激昂したり、しない。
そんな、偽物のガクシャにかかわるオマイラ、どうなってんだ。
著書を買ったり、自己の時間を、ここに書き込んで消したり、
もう、そんな無駄なのやめーーーーーーーーーー
140 :
考える名無しさん:02/11/20 14:30
>139
ここにカキコするのなら、西尾や宮台について具体的な批判がないと説得力がありません。
「静か」じゃなくて「激昂して」いるのはあなたのほうではありませんか。
なんて書くと、ネタにマジレスカコワルイということになるのかな?
141 :
考える名無しさん:02/11/23 01:06
インターネット日録で
>戦前の日本に似ているのは決して北朝鮮ではない。むしろ今のアメリカである。
>必ずしも対イラク戦争の近づくアメリカのことではない。ジェンキンスさんの留守家族が身内に失踪兵を持って社会的差別を受け、辱めを味わってきた過去24年間のごく普通のアメリカ社会
>――それにずっと近いのである。
>もしこれが正常な社会なら、戦後の日本が異常なのである。そう考えるほかない。
と言ってた。なかなか面白い。どう思う。
「つくる会」への関与だけど、そのきっかけとなった論文は今読んでもとても面白い。
当時の教科書を批判して言うには、
「小さなものが善で、大きなものが悪である。これが大原則である。民衆、弱者、少数民族、朝鮮人は善で、日本政府はいつの時代にも例外なく悪である」
「日本は成功したけども過去にこのような矛盾があったし、今もなおある、と書くならまだ分かる。が、矛盾だけを書いている」
「残酷で悪い人間がたくさんいたから戦争が起こったのだ、というくらいにしか読めない……しかし昔の人間の苦しい制約や宿命が分からなかったら、
現代の自分を取り巻く制約や宿命も見えず、そうなれば本当に「残酷で悪い人間」が誰であるかも分からないではないだろうか」
しかし今の西尾氏というか「つくる会」はこのロジックに足を若干ながら突っ込んでいるような気がする。つまり、
・日本はアメリカに抑圧されていた「弱者」であり「善」である
・「矛盾」をあえて捨象して「成功」しか書こうとしない
・日本をなき者にしようとする「悪い国」がたくさんいたから戦争が起こった、としか読めない
もちろんこんな単純な考えの人は一部だが、確かにいる。西尾氏はそれについて批判もしたことない。
それどころかこの完全なロジックである『戦争論』を持ち上げてさえいた。
ということは事実上の是認と考えてもいいし、このごろ西尾氏自身かなりナショナリスティックになっているし。
やっとまともな声が出てきたみたいですね。
西尾が小林よしのりを一時的にせよ買っていたのは、「つくる会」が運動体としてあったからではないのか。
どんな運動体でも内部に或る程度の意見の幅を持っている。
その運動を成功させようとするなら、意見の差による軋轢は避けなければならない。
と言って共産党みたいに「民主集中制」と称して事実上の上意下達絶対主義とするなら、これはコミュニズムやファシズムと変わらなくなってしまう。
残るは、意見の相違に目をつぶることしかない。運動体って、そういうものだと思う。
そういう中で、マンガ家の持つ大衆的影響力の大きさは或る時点まで利用せざるを得ないという腹だったんじゃないか。
活字メディアとマンガ・メディアの違いは、小林と決別した後の『歴史と認識』でも触れている。
「つくる会」が自民党のように与党なら、つまりあらかじめ多数派を占める集団ならば内部の軋轢も容認できるだろうが、現在の歴史学界や歴史教科書を見るなら、まだまだ少数派というのが実態だろう。
もっとも、かつて若い頃の石原慎太郎が自民党から代議士に当選しながら自民党の悪口ばかり言っていたことについて、三島由紀夫は次のように批判した。
或る政党に属するということは、自分の自由の一部を預けることではないか、と。
西尾は「つくる会」に荷担した以上、自由の一部を留保しているのではないか。
143 :
考える名無しさん:02/11/24 17:39
「ニーチェとの対話」より
「自分のとうてい及ばない存在に対して、人間の嫉妬と感情は発動しないものである。
しかし自分とほぼ同じくらい不幸な人間が、そして自分のよく知っている身近な人間が、
自分より多少とも目立った幸運を手に入れたときに、なんとも許しがたい感情がわいてくる」
「私はフランスのガブリエル・マルセルが好きだった。しかしサルトルはどうにも好きになれなかった。
・・・・・・両思想家は根本的に世界観を異にしている。私に好き嫌いが生じるのも当然すぎるほどである。
ところが、日本の解説者は両方に対して共通の関心と理解を示して、公正な表現で、
分量も均等に配分してたくみな紹介記事を書いている。まあ、これも物書き人種の
商売上の技術かもしれないが、若い私は正直、しゃらくさいと思った。」
「力を持たないものが正義で、強者が不正であるという単純な主張は、実は力を持たない者たちに対して
こそ失礼な見方なのである。どんな弱者にもプライドがあり、生きる意欲があるからである。
・・・・・・権力を持たない人間はいっさいの後ろめたさなしで、自分の正義を主張する。しかしそれが
権力をもつ人間に対する復讐であり、怨念であり、変形された権力欲であることにはたいていの場合
気が付かない。彼らがもしかりに権力を握れば、自分のみを正とするとてつもなく危険な権力者
になる可能性が十分考えられるのである。」
持たない人間は
144 :
考える名無しさん:02/11/24 18:16
かつての西尾氏は大きな近代主義的理想の正義に対するかなり的確な懐疑と批判精神を持っていた。
薄っぺらな学問的科学的客観主義にもニーチェの眼差しからきわめて正当な批判を行っていた。
西尾氏の言っていることは極端なものではなく、今や基本的な認識枠組みとして当たり前のものとして共有されている。
西尾氏が今それを捨てたとは言わないが、しかし少なくても「引っ込めて」いる。
当初の時事問題、特に教育問題や移民問題に対する発言は、基本的に甘い理想主義への懐疑であった。
理想そのものの否定ではなく、大きな理想を自らに引きつけた上で現実社会の矛盾を見下すという、
自らの正義に対する懐疑が欠如した、その傲慢な押し付けがましさを批判したのである。
愛国心やナショナリズムに対してもそれほど好意的ではなかっし、自分でも「別に愛国者でもない」と言っていた。
ところが先の歴史教科書採択の騒ぎの頃から、西尾氏の物言いがおかしくなってきた。
今の西尾氏は、中韓諸外国の悪意を言い立て、国家意識の欠如、民族精神の衰退を嘆くばかりで、
根本的な「懐疑の精神」を失っている。西尾氏に言わせれば中国や韓国は日本への悪意を募らせている
全体主義的国家であると言うことだが、「愛」「友情」に対してはことごとく疑うのに、こうした
「敵」に対するステレオタイプは疑ってかかろうとしない。ここは西尾氏の最大の弱点である。
「敵」の存在が自分自身のルサンチマンや「権力の意志」から生まれる虚像であること、それは「友」と同じであること
を全く理解していない。それで、石原慎太郎のような外国へ強い物言いをする政治家をやたらに持ち上げるものである。
西尾氏は、最近書いているものがとてもつまらなくなっているのが、自分で気が付いているだろうか。
ヒステリックに国家・民族の精神の欠如を言い立てるさまは、むしろ文章の説得力を減退させている。
拉致問題についていろいろ「日録」に書かれておられるようだが、論旨は平凡で新しい視点を欠いている。
正直なところワンパターンなナショナリスティックな物言いにうんざりさせられている。
議論のワンパターンさを打ち破る点にこそ西尾氏のよさがあったはずだ。
できれば西尾氏は今一度ニーチェに立ち戻って自らの思想を見直すべきであろう。
145 :
考える名無しさん:02/11/24 19:41
西尾幹二氏と蓮池透さんに友情が芽生えました。
シンクロナイズしています…
>>144 おっしゃっていることは、一面でよく分かるんです。
西尾は『ヨーロッパ像の転換』でデビューした頃から、一方でヨーロッパへのコンプレックスを持っている日本の知識人を批判しつつ、
しかし同時にそれが単純な日本民族派的主張にならない複雑さというか、バランス感覚を失わなかった。
そういう襞をよく読みとって西尾の著作を愛読してこられた方の意見として、最近の西尾の動向に不満を持つのは、無理もないという気がします。
しかし他方で私は次のような印象も持っています。
例えばかつて外国人労働者問題で西尾が問題提起をしたとき、周囲の受け止め方はどうだったろうか、と。
バブルのさなか、労働力不足が叫ばれており、また欧米は無制限に外国人を受け入れているかのごとき誤った議論が一部にあり、
加えて豊かな日本は貧しい外国人を受け入れて仕事を与えないとという大甘なヒューマニズムが大手を振るっていた頃、
西尾の主張はひどく民族派的に見えていたのではないだろうか、と。
バブル崩壊後、不景気で失業率が高い時代になり、また外国人による犯罪の多さがようやくマスコミにも取り上げられるようになっている今だからこそ、
西尾の洞察の鋭さは明瞭になっている。
しかしそれは西尾が外国人労働者受け入れに反対の論陣を張っていた頃から誰にも認められていたわけではない、ですよね。
私は142でも書いたが、最近の西尾の発言は運動体に所属すると決めた人のものだという気がしているのです。
在野で自由な立場でものを言うということに、西尾はすでに見切りをつけているのではないだろうか。
147 :
考える名無しさん:02/11/25 17:55
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┃::::::::: ::( ._-.、,.-, ) ┃< 外人キモいからね
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148 :
考える名無しさん:02/11/27 01:20
西尾だって、学生運動は無理でも、政治活動で昔のように元気になりたいだろ。
149 :
考える名無しさん:02/11/27 01:31
>>146 >在野で自由な立場でものを言うということに、西尾はすでに見切りをつけているのではないだろうか。
そうは私は思わないですね。「小異を捨てて大同につく」くらいの考えはあるかもしれませんが。
西尾氏自身は今でも自由に発言しているつもりでしょう。
西尾氏は薄っぺらな理想主義への批判はとても鋭いんですが、
具体的な代替案を出す段になるとオイオイになる傾向がよくあります。
非現実的な「労働鎖国論」はその典型です。論証過程もかなり不足してます。
政治的発言となると、やたらに外国の悪口がポンポン飛び出してウンザリさせられます。
専門家は西尾氏の鋭い切り口に一度は目を見開きますが、具体的な話になるともうほとんど相手にしません。
外国やフェミニズムが日本を貶めようと「陰謀」しているという段に至っては、
さすがに唖然とし、何を言おうと「ああ、あの変人の言うことか」で終わりです。
近年の西尾氏の奇矯的発言は、長年の敵だった戦後民主主義陣営の弱体化と関係があると思います。
戦後民主主義は内容の是非はともかくとして、日本をどうしたいかの明確な理想と理念を持っていました。
西尾氏は戦後民主主義の、自覚なき傲慢な理想主義の押し付けに反発しました。それは正しかった。
では、その後はどうなるのか、という時にナショナリズムにわっと傾斜してしまったのです。
教科書問題も当初は、愛国的観点からではなく、歴史が強者に対する弱者の戦いであるかのような歴史観、
歴史の展開がなぜ起こったかのを説明せず甘い道徳断罪で済ませる叙述姿勢に批判したものでした。
しかし今は、日本の国内の「反日勢力」を罵倒してばかりで、誤ってはいるが彼らにも理想がある、と言い方をしません。
政治的発言もことごとく自覚なくナショナリズムの論理にからめとられています。
もともと西尾氏の思想は、社会を積極的にこうしようというビジョンや、あるいは社会全体を理解する理論枠組み
みたいなものを欠いていました。そこは一方で長所でもあったのですが、弱点でもありました。
大きな理想の失墜は、一方で西尾氏の思想的混迷を深めた、ということでしょうか。
150 :
考える名無しさん :02/11/27 18:59
再び読んでない人のために「ニーチェとの対話」より
「世界がいかに明るく合理化されても、不幸や不運は人間につきものである。
いや明るい幸福な時代になればなるほど、人間はささやかな自己の欠点や不足に傷つきやすくなっている。
明日の食糧を欠いている困難な時代には、人間は些細なことには動揺しない。
しかしたとえば、目に見えて大きな危機のない現代のような時代には、
自分の経歴上の不利や容貌上の欠点などで悩んでいる人間がいかに多いかと私は思う。」
151 :
考える名無しさん:02/11/27 19:12
戦争責任に関する話として、さらに「ニーチェとの対話」から
「一般に、道徳上の告白は、他人に知らせたくなことを告白するのだから、真実の表現に違いないとみなされがちである。
けれども告白者がある部分の真実を告白することで、代わりに別の真実を見まいとして、告白の動機そのものに蔽いをかけてしまう場合も決して少なくない。
たとえば戦争責任に関する戦後流行した道徳的告白を思い出してもらいたい。
多くの知識人は、軍部の強権に生死を賭して抵抗しなかったことを懺悔するのが常だった。
しかし、その後で必ず、自分は抵抗できなかったが、戦争は間違いであることだけは知っていた、と付け加えるのを忘れなかった。
私は当時の空気をありありと思い出すが、そういう論調がいかに多かったことだろう。
彼は道徳的罪を告白することで、かわりに、未来を見抜いていたという知識人としての知性の虚栄心を守ろうとしている。
社会責任における卑劣を告白することで、自己防衛という自分の内心の卑劣には気づかないのである。」
戦後の戦争責任論に対するこれ以上的確な批判はおそらくないと思う。
一方で、戦後世代は「あんな馬鹿な戦争は俺たちはするものか」と居直って、戦前の日本を大上段に断罪する。
そうして自分たちが侵略の歴史と無関係であるというポーズをとろうとする。
こうして戦争を断罪するだけで自らの問題として考えないので、結局のところ過去の戦争から目を背けている。
これは反省以前の問題である。
152 :
考える名無しさん:02/12/01 20:21
インターネット日録より
日本の消費者のためになるありがたいことを(米国という)外国の方から言いだした、
それだからこそ、警戒しなければならないのではないか。
いずれは日本が自分でやらなければならない大事なことを、
日本がやる前に外国からやれと指摘された、あるいは命令された、
それだからこそ唯々諾々と従うのではなく、日本の意志でいったんは拒否すべきなのではあるまいか。
日本にとってたとえ良いことでも、外国の意志で行えば、それは悪いことにもなるのではないか。
言うまでもなく、自国を裁く基準を外国に委ねることになるからであり、
自国を不正、外国を正義とする尺度を内外に許容することになるからであり、
その結果として、他の外国がこの手に乗じて、同じ圧力による譲歩の形式を日本に期待するようにもなるからである。
私に言わせれば、これはほとんど外交上のイロハである。国家意志をそなえた普通の国家が真っ先に警戒することである。
ところが日本では外務省が率先して外交上の理性に反した行動をする。繰り返し言っておくが、私は米国が悪意で行動しているとは思わない。
まだ善意も親切心もある。だからこそ怖いのである。自分の正義とする尺度を米国が無限に信じようとしている証拠だからである。
http://nitiroku.hp.infoseek.co.jp/
153 :
考える名無しさん:02/12/03 01:22
レスがつかないな。。。ウザくてすいません、自粛します。
154 :
考える名無しさん:02/12/03 01:53
「ニーチェとの対話」って西尾の師の福田恆存の「私の幸福論」の二番煎じ
みたいだな。
155 :
考える名無しさん:02/12/18 01:08
あげ
ニーチェの歴史主義批判について一言コメントを頂きたいもんですな、
・・・などとイジワルを言ってみたり。
157 :
考える名無しさん:02/12/19 02:22
国民の歴史を精読すればおのずと答えがわかります。
藤岡カッチンの『教科書が教えない歴史』だかと同じで、「ニッポン万歳資料集」
みたいだからなぁw
継承しなくても良い伝統もある、・・・とか言って見るテスト
160 :
考える名無しさん:02/12/27 01:42
韓国のバカな有権者を見てはっきりわかった。
今は反米を叫ぶ時じゃない。
西尾幹二、あなたは正しい。
我々は米国の雌犬であれ?
どーですかっていわれてもねえ。ただのハゲオヤジでしょ。
163 :
考える名無しさん:02/12/30 04:31
12月31日(大晦日)の明けて元旦午前1:30〜6:40
テレビ朝日「朝まで」生テレビに出演!!
164 :
考える名無しさん:02/12/30 13:35
>>45 >>76 亀レスだけど
この人ひょっとしたら元は左利きかも。
私の昭和史の中に
「右手を出せと言われて左手を出すようなぼんやりした子供で
両親を心配させた」
と書いてある。
左利きを矯正すると脳が左右を区別しづらくなるというから
ひょっとしたらね。
165 :
考える名無しさん:02/12/30 16:46
「この人を見よ」はマイスター西尾の名訳!
ニーチェらしさがよく出てる。
166 :
考える名無しさん:02/12/30 19:38
私は七十年代の著作が主に好きです.ニーチェとの対話は面白かった.レスにあるように、なぜ歴史教育に足を突っ込んだのかは疑問.
右翼なのは別にかまわんけど妄想がひどすぎ。電気通信大の教授はやっぱこの程度か。
東京電機大学の講師はもっと酷いよ。こんなもんじゃない
鳩山さん
169 :
考える名無しさん:03/01/01 16:51
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.imperialcasino.com/~1kl5/japanese/
朝生、チラッと見たけど、相変わらず西尾がウザかった。
人の話を遮って喋り続けるところが特に。
小田晋に精神分析してほしいな。。。似たもの同士。
172 :
考える名無しさん :03/01/03 18:33
西尾幹二はテレビ向きじゃないし、論理にも飛躍があるがあまり馬鹿にしないほうがいい。
イラク問題と北朝鮮問題の連関関係は批判されていたけど、個人的には西尾氏に同意で連関していると思う。
アメリカが射程圏内に収めている「敵」は今のところイラクと北朝鮮なわけだが、
イラクでもし失敗すれば、イスラム諸国や中国・ロシアはアメリカへの批判を強める、
世界的にも反米感情が強くなり、アメリカの圧力を恐れて拉致を認めた北朝鮮も当然ながら強気になる。
そうなると拉致問題についてもほとんど進展がなくなる。
だからイラク攻撃の成功が日本の対北朝鮮政策の進展につながるのは間違いないと思う。
ただ、アメリカ頼みは現実的な選択ではある。
これを捉えてカン氏は「あなたのほうこそ自虐的」だ言っていたが見当違いも甚だしい。
西尾氏は「アメリカに従属しているという現実から目を背けて自立を説く愚」を訴えているだけである。
しかし、これだとイラク攻撃に全面的に賛成しなきゃいけないのがネック。
批判者の立場に徹していれば良かったんだよね・・・。
174 :
考える名無しさん:03/01/03 18:50
..........................................o.
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/ このスレは無様に /
/ 終了いたしました /・
/ ありがとうございました /
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/ モララーより /
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∧_∧ / /∧_∧
( ・∀・) / /(・∀・ )
( )つ ⊂( )
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(__)_) (_(__)
175 :
考える名無しさん:03/01/03 19:01
西尾が元文芸評論家だということすら知らん香具師がおおいな
176 :
考える名無しさん:03/01/03 23:06
「ニーチェ」と「日本主義」ってどういう関係なん?
177 :
考える名無しさん:03/01/03 23:30
西尾の主張は正しいが
挑発に乗ってすぐ逆上してしまう
結果的に左翼に有利な印象を与えてしまう
それが朝生のテレ朝の狙いだろう
178 :
考える名無しさん:03/01/03 23:43
戦後民主主義の偽善性を批判するあまり、ウルトラナショナリズムの方に
足をつっこんでしまった、ということだろうか?
しかし、それとニイチェとどう関係する?
だから、本人が自伝でポスト・モダンの空虚に
耐えられなかったって自白してるよ。母親の死が
どうしたって話だったが。永劫回帰のニヒリズム
を放棄してニーチェみたいに発狂しないで済んだ
が、代わりに恥をかいたな(藁
自伝じゃない、新潮選書の人間論みたいなエッセイ集。
特に悪人てほどでもなくて、俺もショーペンハウアー
の翻訳で言ってた知的公平さっていうようなことを良い
なぁと思ったりもしてたんだが、一見、良識人に見えて
も日本人は主体として立ち上がるとああなっちまうって
典型みたいな話だったな。コヴェもそうだし。批判者の立場
でいるうちは良いんだが、理念がいい加減だから、責任
のある立場に立とうとすると、途端にボロが出るのさ。
182 :
考える名無しさん:03/01/05 16:21
新春の朝まで
西尾を笑う側の面々とその思想をよく見るべきだし、
そもそも、人選的にも西尾を叩くための舞台装置だったような気がしてならない。
そこに田原の深い意図があるのか?
また、西尾もどのような構成で人選がなされているかについて全く知らないで出演しているのか?
せっかくの西尾の勇気ある発言も正確な分析が笑いものになって終わっているのが惜しい。
183 :
考える名無しさん:03/01/12 06:24
早朝に浮上
西尾は前の朝生で切り上げときゃ良かったんだよなあ
相手の目を見てしゃべらない時点で討論番組向きじゃない
家に篭って文章かいてなさい。
185 :
考える名無しさん:03/01/12 11:16
昔、文芸誌で柄谷と対談したことあるなんて今では嘘のようだなあ。
186 :
考える名無しさん:03/01/12 12:37
だからただのハゲだ。
(^^)
西尾幹二は徳川家康の生まれ変わり(タヌキおやじ)
189 :
考える名無しさん:03/01/23 03:00
>188
おまい相変わらずつまらんな。
190 :
考える名無しさん:03/01/23 03:36
西尾さんて本質的にはニヒリストなんじゃない?
司馬遼太郎なんかと一緒で。
191 :
初めてこのスレを覗いたが:03/01/23 03:59
西尾幹二?ヴァカですね。何ヶ月か前の諸君を読んでよくわかったよ。
>191
いや、お前よりは頭いいと思うぞ。
194 :
考える名無しさん:03/01/23 07:53
ドイツ語がかなりできるしなあ。
195 :
考える名無しさん:03/01/23 16:20
セサミストリートにこういう人形が出てくるよね
197 :
考える名無しさん:03/02/04 11:08
198 :
考える名無しさん:03/02/04 11:28
私は西尾幹二を崇拝しています。今「全体主義の呪い」を読んでます。
マンセー!!
思想家というには政治的な、あまりに政治的な
200 :
考える名無しさん:03/02/04 19:43
>>185 いつ頃のことですか?どの文芸誌?
『倫理21』でも『トラクリ』でもヤスパースの贖罪論が出てくるが、
あれは西尾の影響でしょう。
201 :
考える名無しさん:03/02/09 03:00
朝生は西尾幹二が出てないとつまんなくて途中で寝ちゃう。
このひと、興奮すると幼稚な蔑視発言をする。がんとして非を認めず、低レベルな反論をするの。
いじめられっこタイプだよ(w
203 :
考える名無しさん:03/02/09 06:09
マスコミ板が西尾幹二シンパで占められているのはかなわんな。
創る会の戦略でしょ?
205 :
邯鄲 ◆.EDMOUBKE2 :03/02/09 07:09
西尾なんて、俺が中味のない、いい加減な政治性を皮肉って
「日本型民主主義」ってやったら、大喜びで飛びついて来た
りしてさ、何か立派なものみたいに振り回してw
誰も彼もが統治者の視線を持たなければならないのか? ・・・とか、
やってたが、本当に民主政治を考えるなら、そうすべきなんだけどな。
>>1
不細工。それにつきる
208 :
考える名無しさん:03/02/09 14:29
>>207 西尾は何と高校生の時に彼女がいた。
男女が3m以内に接近したりするだけで良からぬ噂を立てられ
一言口をきくだけでも大騒ぎになった時代での話、
これは結構すごいことである。
童貞のお前と比べれば西尾の方が遥かに女にもてる。
それだけは間違いのない事実。
209 :
考える名無しさん:03/02/09 17:19
>>208 誰から聞いたんだよ。高校生のときに彼女いたなんて
西尾本人が言っているなら事実かどうか疑わしいな
210 :
考える名無しさん:03/02/10 10:56
以前吉祥寺の本屋で『国民の歴史』を買っている本人をみかけた。
東京中の書店で本人自ら買いまくったのだろうか。
214 :
考える名無しさん:03/02/12 15:31
>>213 「国民の歴史」かあ。たしか発掘捏造事件の上高森遺跡を取り上げていたよね。
まあ、みんな騙されたから、仕方ないといえば仕方ないが、なんだかねえ。
『国民の歴史』って、と或る団体が大量に買い上げて
各方面に無料で配布した、って経緯があると聞いたことがあるんだけど…。
しかし、歴史というものは「国民」という価値基準によって
選択されうるものなのだろうか?
少なくとも日本に国民が誕生したのは明治以降なのではないのだろうか。
216 :
考える名無しさん:03/02/12 16:20
国民、民族、あるいは地方ひいては日本列島など、様々な観点から歴史は語れるのだろう。
だが私達が日本国民であるいじょう国民的視点から歴史を視ることもあってよいと思う。
>>214 歴史的なつながりがないから
いくら旧石器時代の遺跡が発見されても関係ないと書いてたね。
国民の歴史に対抗した講談社の『日本の歴史』が
捏造騒ぎで回収されたのと対照的だね。
>>216 >だが私達が日本国民であるいじょう国民的視点から歴史を視ることもあってよいと思う。
いや、あの本、どうもS・ハンティントンに影響されて、
必死になって書いちゃったんじゃないのかぁ、って思うのよね(w
何かに必死になることがおかしいことだと思うヤツは死んでください。
220 :
考える名無しさん:03/02/12 17:04
>>218『文明の衝突』ですか?
西尾さんって悲壮感漂う必死さですよね。
ブックオフの100円棚にあった罠。
もちろん買わないが。
222 :
考える名無しさん:03/02/12 18:04
今後公民の教科書、西部さんはたずさわるの?
ドイツ語よみの界隈にはずいぶん前から相手にされていません。出版社から振られたら、来年あたりは「いいとも」レギュラーにでもなって、サッチーやハマコーの路線を継ぐのではないか。
224 :
考える名無しさん:03/02/16 10:19
西尾さんの国際情勢分析は、とても適切だと思う。
でも、現代社会論は、何か観念的過ぎるような気がする。賛同できない。
「西尾幹二の思想と行動3」の「自由の砂漠」とかさ。
人は自由になりすぎて真面目さが失われ、情熱が失われ、
物事を嘲るだけになった。自由の先には、明るいが何もない未来があるだけだ。
とまあ、乱暴に要約すると上記のようになるけど、「哲学者の
仕事がなくなって困る」という結論にしか解せない。
だって、実際の人生では、進路実現や職業や趣味や家族生活などに生き甲斐を見いだすわけで、
西尾さんが言うほど自由でも、ニヒリズムでもないじゃん。
西尾幹二に対する評価
マス板・ニュース極東→西尾マンセー
哲板→ニーチェを理解できないヴァカ
ageとくわ
227 :
考える名無しさん:03/02/24 15:09
>>224 今の日本には生きがいを見出せない人は、ほとんどいないよね。
229 :
考える名無しさん:03/02/24 16:38
>>224 >「哲学者の仕事がなくなって困る」
まあ、ヤツ自身は哲学者ではないけどな。
それとも「哲学者の仕事がなくなってしまうと、
それを研究する立場にある私の仕事もなくなってしまうから困る」
と言ってるのかな?
230 :
考える名無しさん:03/02/26 14:22
西尾氏はテレビに出るといつもイジメられている幹二が
昨日の朝生は若手論客だたので個性が薄かった
やっぱこの人とかが左翼とやりあってこそエンタメ!
233 :
考える名無しさん:03/03/01 23:44
>>215 つくる会系の本は基本的にダンピングが絡んでるっていうのはいちおう常識です
佐伯ケーシもしぶしぶ認めてた(『大航海』での編集長との対談)
>歴史というものは「国民」という価値基準によって選択されうるものなのだろうか?
>少なくとも日本に国民が誕生したのは明治以降なのではないのだろうか
明治以降になって成立した国民が、遡及的にその国民の伝統を過去に投影(ないし、錯視)してしまう、というのはナショナリズムの基本的思考法です。
だいたい全国規模のメディアもねえのに日本人としての一体性なんて民衆が感じられたはずがあろうか
>>233 アンダーソンみたいなこと言わないように。
235 :
考える名無しさん:03/03/03 01:01
インターネット日録で
>戦前の日本に似ているのは決して北朝鮮ではない。むしろ今のアメリカである。
>必ずしも対イラク戦争の近づくアメリカのことではない。ジェンキンスさんの留守家族が身内に失踪兵を持って社会的差別を受け、辱めを味わってきた過去24年間のごく普通のアメリカ社会
>――それにずっと近いのである。
>もしこれが正常な社会なら、戦後の日本が異常なのである。そう考えるほかない。
と言ってた。なかなか面白い。どう思う。
「つくる会」への関与だけど、そのきっかけとなった論文は今読んでもとても面白い。
当時の教科書を批判して言うには、
「小さなものが善で、大きなものが悪である。これが大原則である。民衆、弱者、少数民族、朝鮮人は善で、日本政府はいつの時代にも例外なく悪である」
「日本は成功したけども過去にこのような矛盾があったし、今もなおある、と書くならまだ分かる。が、矛盾だけを書いている」
「残酷で悪い人間がたくさんいたから戦争が起こったのだ、というくらいにしか読めない……しかし昔の人間の苦しい制約や宿命が分からなかったら、
現代の自分を取り巻く制約や宿命も見えず、そうなれば本当に「残酷で悪い人間」が誰であるかも分からないではないだろうか」
しかし今の西尾氏というか「つくる会」はこのロジックに足を若干ながら突っ込んでいるような気がする。つまり、
・日本はアメリカに抑圧されていた「弱者」であり「善」である
・「矛盾」をあえて捨象して「成功」しか書こうとしない
・日本をなき者にしようとする「悪い国」がたくさんいたから戦争が起こった、としか読めない
もちろんこんな単純な考えの人は一部だが、確かにいる。西尾氏はそれについて批判もしたことない。
それどころかこの完全なロジックである『戦争論』を持ち上げてさえいた。
ということは事実上の是認と考えてもいいし、このごろ西尾氏自身かなりナショナリスティックになっているし。
236 :
考える名無しさん:03/03/05 10:02
文章しか書かなくていいよ、テレビ出るなよ、
テレビに出る奴は例外なくバカ
そういえばテレビに出ていながら良い本出している奴っていないのでは?
テレビに出ていると馬鹿になるようだけど。
239 :
考える名無しさん:03/03/07 10:04
日垣隆なんかもそうやな
240 :
考える名無しさん:03/03/07 16:12
じゃあ宮哲は馬鹿でよろしいか
ハゲに同情、でもsage
242 :
考える名無しさん:03/03/07 20:33
最近は音沙汰きかんな
244 :
考える名無しさん:03/03/12 03:24
よしりんの漫画ではポチの姿でレギュラーです
メガネやハゲだけで西尾さんと分かってしまう罠
俺のことコヴァはどう描いてんの?
西尾幹二は死にました。御冥福を御祈りいたします。
ご愁傷様でした チーン(_ _)