17 :
考える名無しさん:02/07/20 16:45
>>16 哲学的に言われるとちょっと頭がパンクしそうです・・・
では「役に立つ」とはどのようなことなんでしょうか?
結局、哲学は学問なんかじゃなくて、その、哲学者のお遊びに
なるんですか?
>>17 マルクスっていうと・・・確か、
「人口論」を発表して社会に衝撃を与えたひとでしたよね。
その人口論と哲学にどんな関係が?
20 :
考える名無しさん:02/07/20 16:48
>>18 それは貴方が「役に立つ」や「学問」という言葉を
どう考えているかにもよります。
21 :
Kurihara:02/07/20 16:52
結局、僕の
>>4の意見が一番わかりやすい
のではないでしょうか?
>>20 確かにそうですね、学問というのは
必ずしもひとの役に立つとは限りませんからね・・・
ええと、現在も哲学というものは発展してるんですか?
昔は混沌といていた時代ですし、必要だったのかも知れませんが、
今の時代、あまりクローズアップされませんよね、哲学って。
23 :
考える名無しさん:02/07/20 16:53
簡単にまとめると、
・「哲学」を勉強すると個人の心の安定が得られる。もとは弁論術ですので、
人と話し合っても自分の血圧が上がらない程度の効用が基本です。
・「哲学」が権力と結びつくと影響力が強い。アリストテレスと
アレクサンダー大王、ヘーゲルとプロイセンなど。
・「哲学」の効能が余りに多きので、偽の「哲学」を哲学と称して
売る輩も輩出しています。中国の偽漢方薬と同じですね。
・個々人にとっての自己満足と、人類の平和があるていど共存するのに
哲学は役に立っています。現在「経済学」と呼ばれているものは、
「道徳哲学」を教えていた人が祖とされています。つまり経済の話題を
議論しても個々人の血圧が(余り!本物の哲学にも限界も副作用も
ないわけではありません。)上がらない、経済哲学が経済学です。
上で誰かが言っていましたが、学問の祖形が哲学なんでしょうね。
>>19 あ、これは違うマルサスだ・・・
マルクスは社会主義の創設者でした、すいません・・・
25 :
考える名無しさん:02/07/20 16:57
>>20 とりあえず、学問、宗教、哲学。という言葉を貴方が
どんな定義で考えていてるかが解らないので
それを述べてもらえると明瞭でありがたいです。
必要か否かは常に個人の主観が強いため、判断しかねます。
26 :
「哲学的」者:02/07/20 16:57
>>17 >>19 マルクスっていうと・・・確か、
「人口論」を発表して社会に衝撃を与えたひとでしたよね。
その人口論と哲学にどんな関係が?
おいおい。何か悪い冗談ですか?マルサスとマルクスをまさか混同?
あり得ないとは思うけど。
27 :
「哲学的」者:02/07/20 17:02
あ、すいません。訂正入ってましたね。
私見では「真実」を目指すのが哲学で、「信仰」を目指すのが宗教です。
哲学にとって「信仰」は真実より遙かに劣る価値であり、
宗教にとっては「真実」は信仰より遙かに劣る価値です。
>>23 ええと、経済学と哲学って密接な関係があるんですね。
少し意外でした・・・心理学とも似てるのかな?
>>25 そうですね・・・あたし文系じゃないのであまり突っ込まないでくださいね・・・
学問・その分野を深く追求し、解明していくことかな?
宗教・あくまでも人心のよりどころ?人々の心の疲れを癒すためにある?
哲学・事象の新リ
どこが同じなんですか?
30 :
考える名無しさん:02/07/20 17:23
ど・・どこが「似ている」??
こ・・心の疲れぇ??????
31 :
考える名無しさん:02/07/20 17:23
>>29 目的です。違うのは対象で、宗教は集団化した大衆(キリストが
「悪霊(ダイモーン)が憑いている」と称した)を対象としています。
32 :
考える名無しさん:02/07/20 17:24
何だこのスレ。
33 :
考える名無しさん:02/07/20 17:26
>>31 巧妙な新興宗教の勧誘ですよ。「君子危うきに近寄らず」
途中で・・・すいません・・
哲学は真理の追究のためにある?
だけど、真理なんてあるんですか?
真理なんてひとによって考え方が違うんだし・・・
>>27 真実なんて存在するんですか?
>>30 あまりつっこまないでください・・・
>>31 そうなんですか?個人と大衆の違いなんですか?
35 :
考える名無しさん:02/07/20 17:32
>>28 哲学が事象の真理であり
宗教が心の疲れを癒すための物であったとしても
どこが同じに見えたのか解りません、目的かな?
でも事象その物を探求し法則を見出す科学も哲学という事になりますね。
貴方の定義だと多分現象学が貴方の考える哲学に大きく類似すると思います
(実際哲学の分野だからいいです)
フッサールの概論書とかパラパラ捲ってみるといいと思います、以上。
>>35 ありがとうございました!哲学屋のひとたちの会話ってなんか
面白そうなので今日ここでお話したかったんですよ〜
あたし化学屋だから、周りにそういう話ししてもみんな
興味なさげなんで・・・フッサールですね、図書館で探してきます!
あ、あと、「真理」って存在するんですか?
解明したひとはいるんですか?
37 :
考える名無しさん:02/07/20 17:37
>>34 それも真理という言葉をどういう風に考えて居るかによります
とりあえず、一般的な辞書で引けばだれも否定することのできない
普遍的で妥当性のある法則や事実を指していると思います。
そうなると、基本的に貴方という所の学問は哲学になるし
哲学も学問であり続けますよね。
38 :
考える名無しさん:02/07/20 17:38
>あ、あと、「真理」って存在するんですか?
はい、します。
タルスキーと言う人について調べてみてクラはい。
>>38 ですが、真理の探求ってすごく難しくないですか?
例えば・・・宇宙はどうやってできたか、とかできる前
には何が存在してたのか、無から有はうまれるのかとか・・・
>>39 あ、はい、調べてみますね!
>ですが、真理の探求ってすごく難しくないですか?
そう言うことも有りますが、「39のレスの内容は
>>39である」も真なんです。
>>41 ええ、それは確かにそうですけど・・・
それは真理といわずもはっきりしていることですし・・・
43 :
考える名無しさん:02/07/20 18:17
推論が「正しい」のと、真理がなにか物のようにあると考えるのとは
大違いです。様々な状況に対して、「正しい行動」があるだけで、
「正しい物」があるわけではないです。
45 :
考える名無しさん:02/07/20 18:20
>>44 「正しい行動」だよ。どういう状況でかを示さなければ
対話にならないと思われるよ。
>>45 君に聞いたんじゃないんだけれども…。
でも、「正しい行動」ってのも、良く解らない
事態Aが成り立っているとき、「A」を主張するって事?
47 :
考える名無しさん:02/07/20 18:26
>>46 それは論理。哲学は論理じゃなくて、対話が主体。
話をずらしてしまったようで失礼。
宗教と言うカテゴリイは、人工的なものである、という見方も最近強いようです。
>>47 正当化ってこと?
50 :
考える名無しさん:02/07/20 18:46
事態Aが成り立っているとおもわれるときに「A」を主張するって事。
51 :
考える名無しさん:02/07/20 18:49
>>49 ちゃうちゃう。論理は話者が誰でも成り立つような命題を扱うが、
哲学は弁論術が内的対話で怒りを静める方法(スコラ哲学など)へ
発達していったもので、間違った(矛盾を含む)命題を扱うのが主。
「宗教」という語の現語自体の意味は、現在でいう「観察」程度の
意味だそうだよ。
>「宗教」という語の現語自体の意味は、現在でいう「観察」程度の意味だそうだよ。
そうだっけ?違ったんじゃないかな。歴史の間違いじゃないですよね?
ふたたびむすびつける」というのが後世の宗教勢力による無理からの
字義解釈なんだそうだ。まあ字義解釈があるという時点で意味のすり替えが
あったのは明らかなんだが、当時は厨房だった。
>>53 ありがとうございます。
一応自分でも調べてみます。
55 :
考える通行人:02/07/28 22:47
対話のこつってあるんですか?
例えば本を読むとか?
とにかく相手見つけて対話するとか?
とにかく考えるとか?
56 :
考える名無しさん:02/07/28 23:15
1はいいね。素直な疑問をぶつけてて。
もう見てないかもしれないが、書いておきませう。
疑問に対して徹底的に人間の頭を使って格闘している間はその知的活動は哲学。
疑問の解決に人間以上の存在を観念することを許したらその知的活動はもはや
宗教。
哲学も宗教になりえるし(EX.共産主義)、宗教も哲学になりえる
(アウグスチヌス、パスカル他)。だからスタティックにこれは宗教、これは
哲学って決められない。それが両者を混同する主な理由。OK?
57 :
考える名無しさん:02/07/30 13:03
>56
1さんではないのですが、とても解り易いので助かりました。
58 :
考える名無しさん:02/07/30 13:04
>>55 対話の術を見たいならソクラテスの弁明とか読もう
59 :
考える通行人:02/07/30 21:34
>58
ありがとうございます。ただ、少しもやもやが残ってるので書きますと
英会話の本を読んでも、なかなか英会話ができるようにならない
ような難しさを感じてしまうんです。もちろん「ソクラテスの弁明」
を読むのは有益なのを認めるのはやぶさかではないのですが、
「自転車のこぎ方」を読んでも、自転車が自分の身体でこげる
ようになるのはまた別の話というような感じなのではないか
とも思うのです。言っているのは伝わってますか?
1が哲学してるってことかな
61 :
考える名無しさん:02/07/31 06:08
西洋と東洋の宗教の違いってなんだと思います??
63 :
考える名無しさん:02/07/31 06:29
欧米の発展に貢献した哲学者のアイデアをいくつか教えてください。
くだーさい。
ずーっと前に、ラジオのこども電話相談室で、同様の質問がありました。
その時、無着成恭氏が
「疑うことから始まるのが哲学。信じることから始まるのが宗教」って
言ってました。
う〜ん、蓋し正鵠を射たりという感がします。
哲学のほうが性格悪そうですね
ソクラテスも性格悪いし(w
66 :
考える名無しさん:
>>65 それはある(w。大概哲学者は少数派になる。
>>64 哲学は考え抜くこと。宗教は信じ抜くこと。これで十分。