哲学と思想の違い

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1考える名無しさん
他スレで話題になってたので立ててみたよ
たまにはこういう雑談ぽいので和もうぜ

んじゃ俺から
こういうのは定義しだいによるものっちゃあそれまでなんだけども
カント、ヘーゲル、ニーチェ?までが哲学
それを自分の色をつけて解釈していく世代が思想
てとりあえず簡単に分けてみたけどどうよ
21:02/06/26 17:30
あと関係ないけどさ
ここには哲学的な雑談をしたいだけの人も多いと思うので、
(書き込みたいスレがない、書き込むだけの知識が無いなど)
こういうスレ結構必要かな?て思った
3考える名無しさん:02/06/26 17:36
自分の色につけて解釈していくってのがむしろ哲学じゃないか?
それはカントだろうがヘーゲルだろうが読む人みんなが必然的にせないかんことやし。
どうも思想っつと大上段に構えたみたいな感じがするな。
政治的・社会的な香りもするし。哲学はどっちかというと個人的・形而上的なかんじするな。
印象だけだけど。
41:02/06/26 17:41
おーやっとレスついたー!
んでもこれから出かけなきゃいけないんだよな

>どうも思想っつと大上段に構えたみたいな感じがするな。
>政治的・社会的な香りもするし。哲学はどっちかというと個人的・形而上的なかんじするな。
>印象だけだけど。

こういうのは確かにあるね。
ところで大学でも「思想」と「哲学」を分けているところもあるけど
あれはどういう基準で分けているんだろう
5あちょー:02/06/26 18:07
思想と哲学は似ているけれど
思想は将来こうしたいという願望
哲学は自然法則をとらえたもの
ってかんじかなぁ
6考える名無しさん:02/06/26 18:23
考え続けることが哲学。
考えるのをやめた哲学が思想。
(「ウィトゲンシュタイン読本」前書きより)

ちなみに、この後、考えることを楽にするのが理論だと続くけど。
7考える名無しさん:02/06/26 18:27
思想とはそれを信じることによって元気になる
哲学とは、気になってしょうがないから考えるのであって
他人を説得したり論破するためが目的じゃない。
しかし、思想といわれるものをしょうがなく気になってかんがえるなら
その行為は哲学といっていい。だからマルクスの本を哲学として読むこと
可能。だけどマルクスの言ってることを信じることによって元気に
なるなら思想だね。
だから その人がなにをよんでいるか、何について考えるか
、によっては一義的にきまらないとおもう

いかが
8あのー:02/06/26 18:34

イデオロギー って、死語でしょうか。

                         コオロギー コロコロ
97:02/06/26 18:34
逆に(誰かによって)哲学的といわれていることを
その人が哲学といっているからといって
自分もその問題を哲学と考えるならそれは、思想
他人の哲学を自分の哲学として無条件に受け入れるのは思想

みなそれぞれ自分の問題なら哲学
10猫電波:02/06/26 18:37
思想=(特に体系的な)意見・考え。
哲学=大学の哲学科でやってる学問。

じゃだめですか?ここら辺が一番常識的なような
妄想も体系化するからねぇ。

思想が体系化する際の性質を調べる学問が哲学なんだとは思うんだが、
それでは哲学の性質を述べているだけで哲学を定義したことにはならん。

なんかこう、認識力の自然な限界とかがあるのかね。
一応定義の形で書き下してみると・・・

「哲学」とは、体系化した思想の持ち主が発狂してるかチェックすることである。


「体系化した思想」という名詞を挟むことで問題を先送りしているだけか。こりゃだめだな。
13考える名無しさん:02/06/26 19:23
>1
>カント、ヘーゲル、ニーチェ?までが哲学
>それを自分の色をつけて解釈していく世代が思想

揚げ足とりじゃないけど、カント、ヘーゲル、ニーチェだって
前世代の哲学との格闘なり解釈といえるんで、
ちょっと勇み足だね

それは、いつの時代もおんなじ
14考える名無しさん:02/06/26 19:33
6の意見をウィトヲタの友人から聞いて
そのままそっくり飲み込んでました‥

哲学って、考え続けることだけじゃなくて
考え続けることが好きじゃなきゃだめなんだろうな。
フィロソフィー、だもの。智の愛、だもの。
大学で哲学思想史をやったけど
ウィトヲタの友人は
「過ぎ去った思想を学ぶことに何の意味があるのだ」と
ぶつぶつ言ってましたな。
156:02/06/26 22:11
ウィト氏は、考えることが好きだったというよりは、考えることに対して強迫観念
があったという感じがします。もう常に考えていなければ生きた心地がしない、
みたいな。そこで有名な「哲学は病気である」という例えが生まれたんだろうけ
ど。

ただウィトゲンシュタイン読本のこのセリフは、日頃考えてたことを言い当てた
言葉だったので、これだ!と思わず手を叩いた記憶があります。
16考える名無しさん:02/06/26 22:19
哲学=病気
思想=元気
17考える名無しさん:02/06/26 22:23
「哲学の思想」
18考える名無しさん:02/06/26 23:36
それは思いつかなかったよ>17
19考える名無しさん:02/06/26 23:43

哲学=演繹
思想=直感
20考える名無しさん:02/06/26 23:45
哲学の特徴って何だろう?

・全体的な認識を求める
・対話や議論の上で交わされる「言葉」が問題となる
・「なぜ」を問う

他には…?
21考える名無しさん:02/06/27 00:00
哲学=木
思想=森
22考える名無しさん:02/06/27 00:06
みんな暗黙の内に
「思想より哲学のほうが価値が高いのよっ」
のように散見されますが、それは妥当それとも潜入件

さあっどっち?
23考える名無しさん:02/06/27 00:16
妥当であり先入見でもあり…
哲学とは灰色の思考なのだ
24悲しみ:02/06/27 00:23
くだらない言葉の分別よりもせめて
あなたたちの概念を整理してください。
25かずぅ:02/06/27 05:25
面白くなって来てる所 あれなんだけど。。

大した問題でもなさそうなので
まともに答えてしまいますれす。

哲学ていうのは 学問のことれしょ?

で 思想てのは… 考え方 自分なりの…。

なんで こんな事で 悩んでるのか 謎れすが。

やっぱ ネタ?
26考える名無しさん:02/06/27 09:18
ウィトの意見に賛成してたよ。
思想ってのは、もう一段落ついた哲学だと思ってたよ。
27考える名無しさん:02/06/27 14:03
>>25
このスレではネタは求めてないから

哲学とは学問である
思想とは自分なりの考え方である

これじゃあ定義どころの話じゃないってのはおそらく分かってるんだろうけど・・・
分かってるんだろうか・・・
28考える名無しさん:02/06/27 14:12
哲学は行為
思想はガイシュツ
30考える名無しさん:02/06/27 14:47
アホのスクツ
31考える名無しさん:02/06/27 15:01
ところどころ参考になる
そんなに悪いスレじゃない
32考える名無しさん:02/06/27 15:53
「過ぎ去った思想を学ぶことに何の意味があるのだ」
これをそのまま信じちゃうやつは相当な…でしょ
他の意見があーだこーだといってロクに知りもしないのに
読む価値はない、と決め付けるのはアフォすぎる。

過ぎ去った?何にとって過ぎ去ったのだ?
時代?お前は時代で自分の価値観を決めるのか?
という事になる。結果は過ぎ去っている思想だとしても
知らなければ「(自分にとって)『まだ』過ぎ去っていない」
諺にもあるじゃないか、古きをあたためて新しきを知ると。
33考える名無しさん:02/06/27 16:36
>>32
烈しく同意
だけどまさにそういう哲学厨房があまりにも闊歩しすぎ
どうすりゃいいのやら
34考える名無しさん:02/06/27 16:42
32見て思ったけど
「思想」の方が有用性が高いような感じがするな
その辺、「哲学」の劣等意識から芽生えたものかもしれない
35考える名無しさん:02/06/27 16:43
>>33
どうもしなくていいんだよ。
バカな思想は再発見されるけど、バカ自体は次の世代に再生されないからな。

こんな簡単なことに気づかないで失った時間は大きいよ。
ちなみに再生しない人が全員バカだとかそういう曲解はしないように。
37猫電波:02/06/27 17:25
>>27
ごめんなさい。わかりません。
哲学がどのような学問であるかを規定できていないってだけの話ですか?
それとも定義と言う言葉の定義の問題?

>>1
というか、使う状況に応じて違うと思われ(尚、日本語での用法を想定)。
「明日は明日の風が吹く、が俺の哲学」とは言っても、「明日は明日の風が吹く、が俺の思想」とは言わない。
これは「思想」という言葉に完成した「体系」ってニュアンスがある所為のような気もするけれど
38考える名無しさん:02/06/27 18:02
>>37
うん、分かんないか
要するに定義としては愚か過ぎるってことだよ
39考える名無しさん:02/06/27 18:06
>「明日は明日の風が吹く、が俺の哲学」とは言っても、「明日は明日の風が吹く、が俺の思想」とは言わない。
>これは「思想」という言葉に完成した「体系」ってニュアンスがある所為のような気もするけれど

このつながりがよく分からないのだけど
説明願いたい
40考える名無しさん:02/06/27 18:15
>>37

君は完全な勘違い。
「明日は明日の風が吹く、が俺の哲学」ってのは、いわゆる人生哲学
というやつで、「哲学」といっても、ここで議論されているような
「哲学」ってのとは、完全に別種の俗的な言葉の使い方。
そのことは、国語辞書でも明確に区分されてる。

哲学という語がどういう言葉の翻訳であるか知っていれば、こういう
勘違いはないはず。君は日本語でしか哲学を学んでないんじゃないか?
41猫電波:02/06/27 23:35
>>38
そう言われても、わからん奴にはわからんて。
>>39
「私の思想は左翼的だ」という(傾向や体系的なものを指す)言い方はしても、
「正論は常に陳腐だ、が私の哲学だ」と言うようなスローガン的な使用法は思想に関してはあまり行われないのではないか、と思ってそう書きました。
が、三人称で「彼は、正論は常に陳腐である、という思想の持ち主だ」では使われるかもしれない。
>>40
>ここで議論されているような「哲学」ってのとは、完全に別種の俗的な言葉の使い方。
だから、使われる状況によって意味が変わると書いてるんだが…。
哲学に対しては「公式」の指示対象があるけれど、思想にはないでしょう。
実際の使われ方を観察していくしかないと思うのですが?
>哲学という語がどういう言葉の翻訳であるか知っていれば
ごめん、これについてはわかりません。知者に対して知の愛好者として名づけられた程度の知識しかないので。
>こういう勘違いはないはず。
こういう座右の銘的な使い方は英語からの流入でしょう?
42考える名無しさん:02/06/28 11:04
つまらん ふつーにながしちゃえばいいじゃんこんなの

思索する対象に名前をつけないと「哲学」だとおもわれます

誰か「有名・無名・・・」(老子)か、「言語と言語でないものの境を私ほど・・・」(イブン・シーナ?)
を引用してくらはい
43は、「哲学はそれがなんであれ自分に対する心理的な技術である・技術を伴う」という事をいってるだけですね。

「思想」は思考や伝聞の内容なのだと思うのですが。どちらにしても「思想」の方が定義が容易である様です。
「哲学」とは、なんらかの話題になる対象があることだけを最初に示唆し、
後からこれこれの性質がある・・・と付け加えていく論法かもしれません。
オブジェクト志向プログラミングは哲学化したプログラミング
ドラエモンは哲学化したロボット

であるといえそうです。
目的語を使わない論法、説得方法というのは、目的をあいまいにする・・・という意味で言い逃れとして
ソフィストケイトされている様に思えます。

単に悪口を言うのに相手を特定しない・・・という日常的な使われ方もするようですが、
それはイヤミということザンス。シェー
誤ポスト

5 名前:日本仏教哲学100年の集大成 :02/06/28 12:50
すると、現代数学=哲学化した数学であるといえそうです。
数学=哲学化した計算術であるかは検討する必要がありんす
49考える名無しさん:02/06/28 14:21
無名天地之始、有名萬物之母
>>49
それそれ。本質=ESSENCEとはレッテルである!!!!

と喝破したのがこの尊大なハンドルネームの由来なのですが、
「名が標識なのは当然」と彼のお方が申しておりました。鬱。
51考える名無しさん:02/07/07 03:09
思想はいろいろな物事についての考え。
哲学は考えについての考え。
思想は無自覚に持ち得るが、哲学は自覚的にしか持ち得ない。
52考える名無しさん:02/07/08 02:42
俺は思想史のゼミにいるんだけどさ。
哲学と思想、思想史の違いはいつも考えるけどはっきりとはわからない。
自分自身としては、社会思想史にいながらも社会哲学に限りなく近いような気がするけど、両者って方法論的にぜんぜん違うものなんだよね。

思想史というのは、一言でいってしまえば、
歴史的コンテクストの分析から、著者の意図していたことを解釈し同定し再現する作業なんだよね。
著者の死後のコンテクストの分析によって、著者自身も考えていなかったかもしれないことを著者の意見として抽出することも論理的にありうる。
けど、どこまでも著者の存在は重石として消えることが無いな。
あくまでも歴史的に著者の意図を探ることが目的。
その辺が哲学との違いかなと思ったりする。
53考える名無しさん:02/07/08 04:05
age
54考える名無しさん:02/07/08 06:59
>>53
それあがってないって
55考える名無しさん:02/07/24 06:08
カント、ヘーゲル、西田幾太郎は哲学者、
マルクス、グラムシは思想家。
前者が抽象的な概念をもてあそぶイメージに対し、
後者は実践、運動する感じ。
56考える名無しさん:02/07/24 06:32
あと思想家って教育者のイメージわかないか。
哲学者って研究者みたいな。
57考える名無しさん:02/07/24 10:03
哲学ってのはある伝統を差すので、特定の師弟関係の連鎖に属しているという意外に
思想と内容の差はない。
58考える名無しさん:02/07/24 10:27
思想は他の学問からも生まれます。

哲学と思想を混乱させるのは、
原因と結果を取り違えている。
59考える名無しさん:02/07/24 10:31
>>58
アリストテレスだって目的因を置くことで因果律の適応対象に例外を置いてしまった。

思想の対象はhuman thoughtだが、哲学はcausarityを道具にした積み重ねが
ある点で特殊な思想であると言えるかも。英単語は間違ってるかも
60考える名無しさん:02/07/24 11:30
哲学=世界や人間のありかたを考えること
思想=とどのつまり宗教と変わらん
61考える名無しさん:02/07/24 11:31
哲学=知的格闘
思想=知的怠惰
62考える名無しさん:02/07/24 11:39
哲学だって宗教と変わらん。武器が強烈なだけ。近代戦。
63考える名無しさん:02/07/24 19:08
変わるってのw
64考える名無しさん:02/07/24 19:15
哲学は宗教を語る。
宗教も哲学を語る。
事実を超えて思索する哲学。
事実を超えて思索する宗教。
証拠を出さない哲学。
証拠を出さない宗教。

信者のレベルは一緒。
65螺旋蒼月@ ◆CkPYJQLQ :02/07/27 14:23
難題にも渡り研究される物:哲学
特定個人が考察の末得た物:思想
66螺旋蒼月@ ◆CkPYJQLQ :02/07/27 14:23
一行目ミス。
難題⇒何代
67考える名無しさん
哲学=問い
思想=答え