1 :
考える名無しさん:
ゲオルゲ・シォーレム
ヴァルター・ベンヤミン
フランツ・カフカ
の三人をまとめて論じよう。シォーレムなんかは単品じゃレスがつ
かない可能性大なので。カフカは文学版にあるがあえていれた。
この辺りはおもしろいので気長にいきましょ
2 :
考える名無しさん:02/06/25 15:13
4 :
考える名無しさん:02/06/25 15:25
2Chってへんなとこ
5 :
考える名無しさん:02/06/25 16:04
ゲオルゲ・シォーレムってだれや。
ゲアハルト(ゲルハルト)・ショーレムもしくはゲルショム・ショーレムならわかるが。
シュテファン・ゲオルゲと合体?
カバラとユダヤ神秘主義のショーレムのことだろ。カバラってのは大衆化したユダヤ神秘主義救済運動ってことでいいの?
ああもう気をつかうな。大衆化→大衆に向かって自分を除く大衆全体が共有している
欠陥があるために危機があると恫喝することによって扇動する政治手法に利用されるの意
8 :
考える名無しさん:02/06/25 16:26
いやそれならゲルショム・ショーレムだろ。
しかし関係ないが最近この辺の名前は良く出てくるが
マルティンブーバーとかルカーチは閑却されてるような気がするな。
過去の遺恨とかかなんかしらんが。まったく不当きわまりないと思う次第だな。
9 :
考える名無しさん:02/06/25 16:29
>>5の書き方まずかった。
ショーレムの名前なんて聞いたこともない人のために念のため書いておくけど
ゲアハルト・ショーレムとゲルショム・ショーレムは同一人物な。名前の読み方の問題ね
10 :
考える名無しさん:02/06/25 16:36
トーラーとタルムードの教典そのものを神聖視する神秘主義じゃなかったか。
大衆化ということで言えばカバラの流れを汲むハシディズムと混同しているのではないか。
そりゃ神秘主義を神秘化しすぎてるって。「神との一体化」ってのは「即答」という程度の意味でしかない。
大衆運動化したのがハシディズムで、カバラというのはチャート式ユダヤ教暗記術のようなものでした。
google検索の結果、マルティンフーバーの本を過去に読んでいたので混同していた恐れがあります。ご迷惑をおかけしております。
13 :
考える名無しさん:02/06/25 18:56
ユングもショーレムらとはゆかりが深いぞ。
14 :
考える名無しさん:02/06/25 19:55
「複製技術時代の芸術作品」読みますた
15 :
考える名無しさん:02/06/26 08:46
タルムードの邦訳はないんでしょか
16 :
考える名無しさん:02/06/26 08:49
7の大衆化の定義はいいね、
17 :
考える名無しさん:02/06/26 10:46
>15あるよ。市販されているかどうか知らんけど
18 :
考える名無しさん:02/06/28 14:19
1はどこいったんだ。ネタフリぐらいしろよ
ツォーレムの邦訳よみたいです。ベソヤミソやアドノレノとの絡みで。
20 :
考える名無しさん:02/06/28 21:31
zzzzzzzzzzzzz。。。。。
21 :
考える名無しさん:02/08/02 16:10
過負荷は論外
22 :
考える名無しさん:02/08/23 08:01
ベソヤミソ
23 :
考える名無しさん:02/08/23 14:37
>>19 結構出てるよ。
誰かStephane Mosesの"L'ange de l'histoire"読んだ強者はおらんか?
副題が「Rosenzweig, Benjamin, Scholem」と、このスレタイとも
ちょっと似てるんで訊ねてみる。
24 :
考える名無しさん:02/08/23 14:50
読んだ事無いな。難しそうだからってそこまで警戒する必要も無いと思うけど。光の粒子と虚構世界の本でしたっけ?
カフカを買ふか。
カフカ『掟の門』解釈で面白いのはありますか?
解釈しようとすると面白みがなくなるのかもしれないけれど。
27 :
考える名無しさん:02/08/23 16:41
デリダ
28 :
考える名無しさん:02/08/23 16:41
>>26 デリダの『法の力』って門前解釈じゃなかったっけ。
知らないけど。
29 :
考える名無しさん:02/08/23 16:44
デリダのカフカ論がある。絶版だけど
法力じゃないのか。ごめんね。
愚愚ったら初出雑誌とか出てきた。
>>28-30 有難う御座います。
ベンヤミンのカフカ論は昔読んだ記憶があるのですけれど。
ちょっと図書館で探して見ますね。
32 :
考える名無しさん:02/08/23 17:00
デリタ゚のカフカ論についての概略は、
講談社の現代思想の冒険者たちシリーズのカフカの巻にでてる。
あとはしらない。
33 :
考える名無しさん:02/08/24 02:52
哲学におけるドイツの衰退、、、、
というのが、「冒険者」シリーズにカフカが入っているのを見たときの
偽らざる感想でした。
34 :
考える名無しさん:02/08/26 11:20
ベニヤミソ全然分かりません。
ショーレムもっと分かりません。
た ・ し ・ け ・ て
35 :
考える名無しさん:02/08/28 06:00
36 :
考える名無しさん:02/08/28 06:09
37 :
考える名無しさん:02/08/28 10:40
カフカには全てがあるぜ
38 :
考える名無しさん:02/08/28 10:52
>>33 どうして?
戦後の独逸はともかく、フッサールにジンメル、
ハイデガーにヴィトゲンシュタイン、ガーダマー
にアドルノというラインナップは、そこそこ
豪華な感じだと思うけど。
それとも文人が2人もこんなところに入ってる
のが気に入らないの?
39 :
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つーかあのシリーズドイツに偏りすぎだとおもうべ
41 :
考える名無しさん:02/08/28 11:11
それはあるかも、ジンメルやフッサールが
入るなら、ベルクソンも、とかね。
でもたった30巻しかないのだから、
仕方ないかもね。
42 :
考える名無しさん:02/08/28 11:13
ベルクソンがないのはイタイな
中村光雄とかに書いてほしかつた
43 :
考える名無しさん:02/08/28 13:57
>>38 >>40 ドイツはあれでオールスターでしょ。もう控えの選手がいない。
フランスの方はまだベンチにベルクソン、ブランショ、
ブローデルあたりが控えてる。
デュルケムではなくジンメル、ゴダールではなくカフカ、
という選択は、どちらでもいい二者択一を国籍条項で処理した、
と邪推してしまう。
44 :
考える名無しさん:02/08/28 13:59
あぁ、なるほど ゴダールだったら買ったかもしれん
45 :
考える名無しさん:02/08/28 14:03
ブランショは、ほしい
カフカに対抗するならゴダールよりはプル
ースト。
デュルケームはジンメルの代わりになるか
どうか?
ブローデルを入れるなら、ドイツからは
オットー・ブルンナーをという声も出る
かもね。
ブランショはよくは知らない。ベンヤミン
の代打といったところ?
ドイツ系では、ユングやポパーやアレント
やハーバーマスなんか、他に替えろという
意見が出るかもね。
ドイツ偏重だとは思うがオールスターってこたないだろ。
つーか個人的にはカフカだのユングだのが入って
ウェーバーが入ってないってのが納得いかんな。
ドイツ社会学からはアドルノってことなんだろうが
ハバーマスが入ってるならなぁ・・・とか思う。
31冊じゃ足りなかったという罠
まあ近年出た中ではかなりいい線行ってるシリーズと思うけど。
51 :
考える名無しさん:02/08/29 01:58
既にしっかりした入門書や研究蓄積がある人たち、
例えばウェーバーなんかは出す意味があんまり無いでしょうね。
やたら流通してるけど、この人何言った人?
という疑問に答えるシリーズってとこでしょうから。
このスレ的には3人中2人当選ということで、
地滑り的勝利といって過言ではないでしょう。
ショーレムを一冊で、ていうならどの本?
53 :
考える名無しさん:02/08/29 07:27
ベンヤミン研究やってる香具師いる?
>>52 『カバラーと反轢死』という伝記スタイルの本
を図書館で借りたけどまだ読んでない。
55 :
考える名無しさん:02/09/10 06:02
保全age
56 :
考える名無しさん:02/09/10 06:27
カフカ全集の新訳版が今出てるじゃん。
旧訳版と比べてどうなの?
57 :
考える名無しさん:02/09/20 04:47
シォーレムはベンヤミンへの影響力に比すると
日本じゃちと不遇な気がしますね。
(訳書はかなりありますが。)
ヘブライ語できる人間がそうそういないってことから、
研究対象に成りにくいんでしょうか。
58 :
考える名無しさん:02/10/01 02:46
どなたかヘブライ語やってるやつ名乗り出ろ
はい
60 :
考える名無しさん:02/10/14 02:47
文学板から質問にきました。
大江健三郎『憂い顔の童子』(p374)に、
ストアの倫理のなかにも、・・・たとえばマルクス・アウレリウス
によれば人生の倫理的生き方として「あたかも最後の日に臨んでいるかのように」
日々生きなくてはならない。臨終の人は、自分が生きてきたすべての経験を一挙に
一瞬のうちにもれなく現前させ、それぞれ事件と経験に意味を与え、あるいは理解し、
そのようにしていっさいと和解する。これもまた最後においてすべての自己の経験の
「引用」であり「使いこなし」である。
という文章がベンヤミンから引かれているのですが、
これはいったいどの文献からの引用なのでしょうか?
ご教示よろしくお願いします。
61 :
考える名無しさん:02/10/14 09:47
ベンヤミンについては野村修の『ベンヤミンの生涯』,ハンス・マイヤーの
『同時代人ベンヤミン』それと批判もあるけど
アドルノの『ヴァルター・ベンヤミン』がいいのでは。
あとは『ベンヤミン/アドルノ往復書簡 1928-1940』も参考になる。
62 :
考える名無しさん:02/10/15 09:56
あと、アドルノと同世代のアーレントのエッセー(『暗い時代の人々』所収)
ハイデガーやブレヒトとの親近性を強調するとともに、ユダヤ問題についても独特の理解がユニーク
ブロッホ、シュミット、ユンガー辺りと絡めてるのない?
64 :
考える名無しさん:02/10/17 22:45
>>26 文芸誌の群像の松浦寿輝、大澤真幸の対談にカフカ『掟の門』解釈があったよ。
一番強力な法は、守るべき内実が無である、という解釈。
65 :
考える名無しさん:
アレントのが一番いいよ