1 :
考える名無しさん:
詳しい方語って下さい
歴史、現状、可能性
2 :
考える名無しさん:02/06/12 16:26
最近これよんだけど、おもしろかったよ。
「ロボットの心」 柴田正良 講談社現代新書680円
isbn4-06-149582-8 c0210
さらっと読めないかもしれないけど、ためになります。
可能という立場から ミンスキーの本「心の社会」白揚社
可能かも知んないけど
今のパラダイムじゃ無理つう立場なら、 ペンローズの本「皇帝の新しい心」みすず
などを読めばよかれかと。
NTT出版から日本の現状の研究のA.I研究に根ざした本がいくつか出てて、
私のような門外漢にはGOODだ。
「A.I奇想曲」、「コミュニケーションを科学する」なんど。
4 :
考える名無しさん:02/06/12 16:51
5 :
考える名無しさん:02/06/13 00:50
だけどなんで人工知能への欲望は尽きる事がないのか?
なくたっていいじゃん
詳しい事はぜんぜん知らないけど。
「人工生命」(AL)ってのもありますよね。
進化をシミュレートするヤツ。
あれと同じように、人工知能の研究が、
最終的に人間の思考のシミュレートとか、
思考そのものが何なのかと言う問題に繋がっていくから、
人々の関心を集めるんじゃないかなあ。
あと、SF的ロマンもありますし。
面白いからに決まってるだろ
8 :
考える名無しさん:02/06/13 22:05
同意あげ
9 :
考える名無しさん:02/06/13 22:42
人工知能の初期研究者のひとり、T.ウィノグラードとオートポイエーシス
の創始者のひとり、マトゥラナの共著による人工知能批判の本があったな、、、
書名も出版社もわすれたが。
思想の背景にハイデッガーを措いていたような、、、
>>9 ハイデガーに関連するところ、なんかおぼえてたら
その話もうチョット詳しくおしえて。
11 :
考える名無しさん:02/06/13 23:19
問題認識の契機として世界内存在の中断をとりあげていたような、、、
うろおぼえスマソ
それから、マトゥラナではなくてフローレスだったかも、、、
>>10
13 :
考える名無しさん:02/06/16 03:27
対偶関係により
人工知能 ⇔ 天然ボケ
心の社会は白揚社じゃなくて産業図書だった。すまそ。
15 :
stoner ◆r4fKZlYs :02/06/23 02:08
名前にsage…
鬱だ氏のう
漏れは『ロボットにつけるクスリ』(アスキー出版)がお勧めす。
教授と元学生との対話形式になってて読みやすいす。
あと人工知能批判だとヒューバート=ドレイファスが有名す。
数理物理で有名なロジャー=ペンローズ(AI批判側)の『皇帝の新しい心』なんかも定番す。
あとダグラス=ホフスタッターの『ゲーデル、エッシャー、バッハ あるいは不思議の環』なんかも読み応えがあるす。
19 :
考える名無しさん:02/06/23 08:45
人間はいずれ自分達が創りだしたロボットに制覇されてしまう・・・
20 :
考える名無しさん:02/06/23 08:53
そのときはそのとき。
AIもAライフも、知性や生命を作ることができてはじめて
人間はそれらを十全に知ることができる、という帰納的な自己
理解の方法として重要なんだと思います。
ミンスキーは心なんて複雑な機械にすぎないという立場、
ペンローズは心のメカニズムに内在する不確定性を盾に
還元論を批判する立場だったと記憶してますが、
実際に心を設計して作ろうと試みることで、彼らの議論にも
決着をつけようというわけです。
>>21 訂正
×「心のメカニズム」
○「脳のメカニズム」
23 :
考える名無しさん:02/06/27 00:32
関連図書紹介はありがたいがそれを読んでの感想というか考えなんかも書いてもらえると
24 :
考える名無しさん:02/06/27 02:38
便利だからだよ
25 :
考える名無しさん:02/06/27 03:01
パトナムは?
26 :
考える名無しさん:02/06/27 08:18
ある機械があったとして、
その機械は知能を持っている。という人と、
その機械は知能を持っているように見えるに過ぎない。という人
が、いたとしよう。
彼らの論争に決着をつける方法があるだろうか?
あるとすれば、それは、独我論に決着をつけるような議論があるというようなものではないだろうか?
28 :
考える名無しさん:02/06/29 09:17
>>27 それ以前に、決着をつけられる論争というものがあるのか。
論争に決着がつくとは、どのような事態か。
29 :
考える名無しさん:02/06/29 12:45
>>27 同じメカニズムで動いているか調べればいいだけ。
何と同じ?
人間と同じという意味ならば、
人間の知能のメカニズムが、解明尽くされた後にしか、
真の人工知能は実現しないという意味だろうか。
31 :
考える名無しさん:02/07/06 01:56
>>29 サールの中国人の部屋については、どう思う?
32 :
考える名無しさん:02/07/07 05:17
形式論理による方法はフレーム問題以降あきらめモード。
現在は身体性に注目が集まってきている。
ギブソンのアフォーダンス理論や、MITのブルックスのサブサンプションアーキテクチャーなど。
身体性という観点からいくと、「人工知能」を人間と同じ知能という意味で使うのなら、
機械的な人工知能は不可能でしょう。なぜなら機械では人間と同じレベルの身体性を
作ることができないから。人間と同じレベルの身体性を作るのは、人工知能の分野ではなく、
バイオの分野。
人工知能を人間と同様レベルに求めないのなら、すでに人工知能は実現されている。
ライト兄弟以前、飛行の研究者で、鳥の飛行メカニズムの詳細を研究し、人間が飛行する
ための機械は不可能だという結論に達した。しかし飛行機は鳥の飛行メカニズムとは別の
方法で実現された。しかし、その研究者は、ライト兄弟以降も飛行機は不可能だと主張し
続けた。彼にとって飛行とは、鳥などの生物(と同じメカニズムによる)の飛行のことだ
った。その意味では21世紀の現在でも飛行機は作られていない。もし飛行機が現在作られ
ているというのなら、同様に人工知能も作成させられているといえる。
34 :
34=32=33:02/07/07 05:26
:(
群れを成して果実をむさぼる…、飛行機(w
人工知能よりも、無能の方が有りがたい。
人より賢い知能なんてどう扱うのか。
人より劣る人工知能がなんの役に立とうか。
人と同等の人工知能とは
38 :
考える名無しさん:02/07/20 22:51
39 :
考える名無しさん:02/07/20 22:56
人工知能って言っても、今のところ目指しているのは、
2速歩行ロボットが、人程度に動けて、自然言語で命令できて、
普通の人間と同じ程度に物見ることが出来るような機械。
だね。
人の代わりに物考えるような高度な人工知能開発はやってないんじゃない。
40 :
「哲学的」者:
まぁた、言葉の定義の周りでグルグルが始まった。
この辺で「人工知能」という言葉の定義をしたら?
「当たり前」では答えにならない。後の「猖獗を極める」状態を
憂慮致します。
まず「言葉の定義」。哲学はその為に99%の言葉を使うガクモン
です。
「曖昧さは必然的に増幅する」というのはヘーゲルの「弁証法」についての言説。