カミュとサルトル―不条理と実存―

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613考える名無しさん:04/05/21 05:16
むう
614考える名無しさん:04/06/09 22:49
先日本屋に寄ったら、サルトル解説本のようなものが出ていた。
立ち読みしたら、小さいころにはうそつきだったとか、
若い頃に日本の語学学校に就職しようと応募したが選に漏れたとか、
面白かった。
615考える名無しさん:04/06/12 04:09
w
616考える名無しさん:04/06/17 01:10
>>288
なぜ改行しないの?どぉして?(´∀` )
617考える名無しさん:04/06/17 02:01
改行してるじゃん
618じゆん ◆bYRNL78mlE :04/06/29 01:22
このスレの最初に行われていた弥勒氏の言葉は美しいと思いました。
弥勒氏の復活を私は希望します。
619考える名無しさん:04/07/01 17:01
サルトルはハイデッガーのどういう思想に影響を受けたんですか?
教えてエロい人
620考える名無しさん:04/07/02 18:11
基本的な状況設定は、あらゆる理念、価値に幻滅しきったニヒルな近代末期。古き
良きキリスト教的世界観は既に崩壊して久しく、自由主義もマルクス主義もファシ
ズムも失敗して、世界的な大惨事をもたらした。そんな世の中で、人生を生きるの
は何故か、という問題が出てくる。人生の目的の全てが価値を失った今、生きる意
味は無い。それが現代の不条理な状況。

世に何も意味が無いなら、生きようが自殺しようが、どうでも良いとなる。それで
まず選択肢として自殺がある。そして、まだ懲りずに新たな価値を、人生の目的を
見つけようという選択がある。カミュは後者を哲学的自殺と呼ぶ。どっちも不条理
から逃げているだけなことに変わりは無いと彼は言う。あともう一つ、生に価値が
無いなら、殺人も良しとなる。これは別の論考でカミュは考察している。

カミュ自身の出した答えは、ぶっちゃけ、不条理から逃げるのは卑怯だから生きろ、
「より多く」生きろ(「より良く」ではなく)、ってなもの。これはまぁ一種の開
き直った逆切れ。「逃げるのは卑怯だ」ってのは、自体がある種の価値観と言えな
くもない。が、そうハッキリ言うと言ってることが矛盾することになる。じゃあ深
い意味も無く、単に逆切れするのは偉いことなのか、という疑問も残るのである。
良く言えばハードボイルドな生き方とも言える。
621考える名無しさん:04/07/09 18:04
マルキシズムと実存主義って相反するものっていう理解は正しい?
622考える名無しさん:04/07/09 21:46
サルトルは共産主義に接近し、最後には毛沢東一派の理解者
となった。まさしく反吐(嘔吐)が出るような哲学者だ。
623考える名無しさん:04/07/09 23:44
>>622
サルトルが生きてたらお前に対して吐き気をもよおしてただろうよ。
624考える名無しさん:04/07/15 14:32
このスレおもしろいな

時々、頭のわるそうなのも入ってきてる
みたいだけど
625考える名無しさん:04/07/16 01:54
>>624
自己紹介どうも。
626考える名無しさん:04/08/10 23:34
ヘーゲルもマルクスも(自覚してなかったが)実存主義者だった!
627考える名無しさん:04/08/10 23:39
はいはい
628考える名無しさん:04/08/11 14:05
後年サルトルはソ連だか中国だかの共産主義を褒め称えた!
62936:04/08/11 19:50
不条理って何のことですか

認識できないということ?

ハイデガー厨ですが
630考える名無しさん:04/08/12 08:45
自分で調べろ
631考える名無しさん:04/08/12 09:11
不条理というのはつまりヒゲが剃れないということ。
632考える名無しさん:04/08/12 10:30
>>628
晩年のサルトルはユダヤ教徒になったぞ。知ってるか。
633考える名無しさん:04/08/12 10:46
サルトルも前期、後期、末期で随分違うな。
634考える名無しさん:04/08/12 11:10
実存は本質に先立つの姿勢は変わらないよ
635考える名無しさん:04/08/14 16:42
あの御大はサルトルをしてスターリン主義だったか、ロシア・マルクス主義
だったかの最後のチャンピオンって名づけてたな。
636考える名無しさん:04/08/14 22:21
「実存が本質に先立つ」はハイデガーが「ヒューマニズムについて」で完全否定していますね。

サルトルも実存主義も哲学史においては一時の流行思想扱いにされつつありますね。

多分それで正しいでしょう。
637考える名無しさん:04/08/14 22:32
それは、存在論の立場から実存主義を見ればそういうことになるだろ。
でも、ハデッガーの存在論も今や一時の流行思想扱いされつつあるわけだが・・・

と言うか、彼自身が自ら存在論から離れたわけなんだが
638考える名無しさん:04/08/14 22:52
ハイデガーは存在論からは離れていないと思う
636殿はおそらく後期は技術論中心だろう、と言うのでしょうが並行して存在論をやっている
「存在と時間」においてのような主体的な投企ではなく、語源などを遡って辿り着けるような存在了解として

だからハイデガーの仕事は射程も長いし多義的だと思う。
存在について、だから真に普遍的な思索だと思うし
また、現代思想はほとんどハイデガーの影響抜きには語れないと思いますよ
特にフランス現代思想の一連の人々については

ま、哲学史に残るからエライというわけではないけどね
いずれにしてもサルトルは哲学者というより劇作家や文学者としての方がINじゃないですか
639考える名無しさん:04/08/15 12:43
サルトルで一番評価できるのは女あさり。
640考える名無しさん:04/08/15 14:43

この前、カミュと飯食ったよ。
http://www011.upp.so-net.ne.jp/tekina/
641考える名無しさん:04/08/16 20:31
裏山椎名。で、料理は当然アルジェリア名物のフフフフ,クスクスor
ケタケタ?
642考える名無しさん:04/08/25 02:37
ハイデガーはなぜか意識や身体、間主観性などを積極的には取り上げなかった。
サルトルでは逆にそれらが大きなテーマになっている。
643考える名無しさん:04/08/25 02:53
「存在と無」ではハイデガーの「存在」が厳しく批判されてるしな。
644考える名無しさん:04/09/03 20:13
我々はサルトルの如く自由であるが、カミュのように傷ついてもいるのだ。
645考える名無しさん:04/09/03 20:31
カミュは何を言ったのですか?
646考える名無しさん:04/09/03 20:46
全的破壊という脅威・・従って未来の欠如・・を感ずるとき、ただ現在に
生きるだけでも、どのようなモラルによってそれが可能になるのか?
名誉と自由。
647考える名無しさん:04/09/03 21:35
カミュは孫がセイン・カミュなので、それだけでダメダメ
648考える名無しさん:04/09/03 23:09
>>647
事実関係がすでに全然違うわけだが。
649考える名無しさん:04/09/03 23:13
いや、2チャン的には正解
650考える名無しさん:04/09/04 00:02
あほらし
651考える名無しさん:04/09/21 22:11:06
価値の絶対を志向せねばならない
652考える名無しさん:04/09/23 12:49:24
サルトルの「自己欺瞞」の考えについて詳しく知りたいのですが、
おすすめの書籍はありますか?
653考える名無しさん:04/09/26 11:17:11
サルトルはノーベル賞を断ったのかな。本当ならその点だけは評価する。
654考える名無しさん:04/09/26 16:33:42
カミュが遥かに早く取っちゃってたからねえ。。。
655考える名無しさん:04/09/26 16:46:01
>>652 「存在と無」
656考える名無しさん:04/10/23 23:39:10
あげ
657考える名無しさん:04/10/23 23:59:59
>>652
自己欺瞞 mauvaise foi (直訳すると 悪しき信仰とのこと)

自己に対する不誠実。意識がその否定を外に向けるのではなく、
自己自身に向けるような或る態度。
自己欺瞞のさいには、「私は真実をいっそう注意深く私に隠すために、
この真実をきわめて正確に知っている」という矛盾が、同一の意識の
統一においておこなわれる。        −訳者の用語解説から−              
658弥勒 ◆LY666//S/s :04/10/28 20:23:04
コテハンが占有する状態になると削除されるし、あんたらの書き込みだけでは
マジモードが煩わしくてよもやま話に終始するだけだし。
読むに足らんだろ。
659考える名無しさん:04/10/29 10:04:30
じゃあ来るな。
660考える名無しさん:04/11/04 14:33:47
足るよ
661考える名無しさん:04/11/07 08:31:05
慶応大名誉教授でフランス文学者の白井浩司さん死去
http://www.asahi.com/obituaries/update/1106/003.html
 白井 浩司さん(しらい・こうじ=フランス文学者、慶応大名誉教授)が1日、
肺炎で死去、87歳。葬儀は近親者ですませた。喪主は妻万里子(まりこ)さん。
12月7日午後1時から東京都港区六本木5の11の16の国際文化会館で
「しのぶ会」を開く。自宅は公表していない。
 現代フランス作家の研究者。戦中から翻訳していたサルトルの「嘔吐」を
47年に刊行し、戦後の実存主義ブームのきっかけを作った。京都外大教授、
日本ペンクラブ理事を歴任。 (11/06 20:42)

ご冥福をお祈り致します。
662考える名無しさん
こんなの発見。この人やばいね。

統一協会に賛成する方々(信者のホームページより)
http://www.chojin.com/main.html
http://www.chojin.com/person/jp.htm

> 大学紛争の盛んな頃、紛争に批判的であるばかりか、ベトナム戦争の本質をはっきりと見抜いている塾生がいた。
> それが原理研究会の学生で、彼に会えたことはまさに干天の慈雨のごときものだった。
> 出席する学生が数人なので、がらんとした教室でお互いに悲憤慷慨した。
> その結果生まれたのが『慶應キャンパス』という学内新聞だった。(中略)
> 原理研究会の塾生が左翼学生の騒動を未然に防止しているのは力強い限りである。
> ●白井浩司(慶大名誉教授、フランス文学専攻)