>>562 スレ違いです。板違いでもあります。社会学板の方がいいよ。
565 :
考える名無しさん 。:04/02/15 23:27
>>562 構造主義の創始者です。
哲学者と言うよりは、文化人類学者としてのほうが有名かもね。
567 :
考える名無しさん 。:04/02/17 01:40
>>566 直接の論争は無かった様に思われます。
もっとも、サルトルとレヴィストロースは対照的に扱われ論じられることがあるのは確かですね。
個人的には、サルトルの論考の方が好きなのですが、
彼の共産思想的エッセンスはどうも納得できません。
かといって、レヴィストロースが嫌いなわけでなく、
彼の文化人類学的功績は比類の無いものであると思います。
こう捉えていいのか解かりませんが、
簡単に捉えると、彼の方は資本主義に目を向けていたと言えるかもしれないですね。
568 :
Albert CAMUS:04/02/17 05:31
Pour vous tous, il me faut dire deux mots.
Vous ne me comprenez jamais.
学校でサルトルについて発表しなきゃいけなくなったのですが、
サルトルを語るには「実存は本質に先立つ」というのと「アンガージュマン」
だけで大丈夫でしょうか?
>>569 高校の倫理ならそれで充分
大学生以上なら足りん
571 :
考える名無しさん:04/02/18 23:35
>>570 大学生だったら他に何が必要でしょうか?
自分は高校生なのですが、気になるので。
572 :
考える名無しさん 。:04/02/19 02:32
>>571 実際にサルトルの著作に触れてみることが何よりも大事です。
まず、絶対に壁にぶち当たる。
「存在と無」なんかは絶対に安易に読み解けるものではない。
でも、だからこそ様々な参考資料を使って読み解く楽しさがある。
それが大学在学中に出来ること。
573 :
考える名無しさん:04/02/19 03:22
>>572 発表までもう時間がないので、読んでる時間がないのですw
もっと早くやっとけばよかった…
>>572 賛成。
でも、「存在と無」はいうほど、むちゃくちゃ難解なわけでもない。訳(松浪新三郎)はかなり
こなれているので、純粋理性批判とかと比べれば読みやすい。
その気があって1年かければ、他の勉学に支障なく読めると思う。
ただ、刺激は強いので大学に入ってから読むのが吉。はまる人ははまる。
特に参考資料がなくてもいいとは思うけど、哲学史の知識は多分あった方がいい。
翻訳でも読む人は少なそうなので、読めたら読んで欲しいけど、ちょっと読んで自分に合わないとか
飲み込まれそうと思ったら無理して読まなくていいような気はする。。。
以上、教養レベル、ということで。
>>573 「実存主義とは何か」を読みたまえ。短い。
576 :
考える名無しさん 。:04/02/19 09:32
>>573 発表までの時間がどのくらいか知りませんし、
どの程度の理解が求められている発表なのか解かりませんが、
ここでも、他所のサルトルスレでもいいので、
解かりにくいところを色々質問してみるといいと思います。
でも本当は、やっぱり実際に本をじっくり読むのが一番いいんだけどね。
>>574 >参考資料がなくてもいいとは思うけど、哲学史の知識は多分あった方がいい。
う〜ん、
カントが簡単に読み解けるあなたのレベルならそうかもしれませんが、
大学入ってないか入ったばかりくらいなら、
やはり、参考文献として哲学辞典くらいは最低でも必要だと思いますけどね。
哲学史もそうだけども、
それ以上に各哲学者の思想のさわりに軽く触れた程度でもいいので、
平易な哲学思想史本が一冊あればさらに読みやすくなる。
特に、現象学的な考え方には軽く触れておかないと、
言ってる事が解かりにくいと思いますよ。
いえ、老婆心かもしれませんが・・・
>>575 確かに、「実存主義とは何か」は良書だね。漏れもオススメです。
577 :
考える名無しさん:04/02/19 16:49
>>575 >>576 発表は明日です。もう時間がない…
質問なんですけど実存主義って一言で言うと何ですか?
>>577 発表はサルトル個人についてなのか、
それとも実存主義全般についてなのか、
原稿用紙何枚分程度とか制限はあるのか、
それくらいはっきりさせとくれ。
>>578 すいません。特に指定はないですけど、20分くらい発表をしなくてはいけません。
発表はサルトル個人についてです。
>>579 よしおじさんが手助けしてやる。少し待ちなー。
>>580 ありがとうございます。
そろそろ出かけなくてはならないのでレス遅くなります。
多分九時ぐらいには帰ってくると思うので、よろしくお願いします。
それとレヴィストロースが野生の思考の最終章でサルトル批判をしましたよね?
それについて調べたのですが、いまいち何を言っているのかがわかりませんでした。
歴史の見方の違いを論争してるのだと思うのですが…
9時だな。帰ってきてたらレスしてくれ。
>>584 うおーすごいですね!
じっくり読んで理解に努めます。
本当にありがとうございます。
>>584 あぁ…なんかロード中に消えてしまったみたいです…
>>587 同一人物です。わかりにくくてすいません。
どうもありがとうございます。お手数かけてすいません。
>>587 こんばんは。おかげでうまく行きました。感謝します。
これから色々サルトルの本も読んでみたいと思います。
どうもありがとうございました。
590 :
考える名無しさん:04/02/23 00:28
実存主義者にはなぜ高貴さがないのか?
なんかここ最近のやりとりっていいな。
592 :
考える名無しさん:04/02/23 00:38
>>590 そりゃ自分より上位の価値というものがないんだから、
謙譲、向上心等の世間的な美徳がなくなるのも当然と言えば当然だ。
旧制高校のカントに没頭した世代は実存主義を忌み嫌う人が多いね。
593 :
考える名無しさん:04/02/23 00:52
この板つまんね
594 :
栄光の巨人軍:04/02/26 19:02
カミュ?サルトル?笑えるねw どうせお前等は異邦人の意味なんか解かってないんだろ
自分を知的に見せたいだけだろwそれよりも最高なのは読売巨人軍さ!
そしてそこにはカミュじゃ足元にも及ばない偉人がいる
それは読売巨人軍の4番でありながら日本スポーツ界で実力 人気 知名度ダントツNo1なのは
高 橋 由 伸
もちろん哲学徒諸君も知ってるよな? 彼に実力、人気、知名度で敵う哲学者などいないだろう
もしいると思っている愚か者がいたらここへ来なさい! 2ちゃんで最高の極上スレッド
高橋由伸のスレへ!!言っとくけど荒らしたり悪口書いたりしたらこの僕が許さないぞ!!
http://sports5.2ch.net/test/read.cgi/base/1076837652/l50
「方法の問題」おすすめ。
596 :
THE グル:04/03/27 21:15
いいですか、
定説とはイコール病気。
定説とはイコールTHE グル。
どうかしましたか?
597 :
THE グル:04/03/27 21:21
いいですか、
どおでもいい事ですが、
実はここに書き込んでいた、
考える名無しさん。(丸が付いているもの)
ってグルだったんですよ。
これが定説です。
どうかしましたか?
598 :
考える名無しさん:04/04/03 00:31
このように、お前らみたいなクズどもが、
オナニーして死んでいくんだな。そう考えると
人生とはなんと哀れで無意味なんだ。
599 :
考える名無しさん:04/04/03 00:34
セイン・カミュ?
600 :
考える名無しさん:04/04/03 00:52
神ーユ?
601 :
THE グル:04/04/03 01:05
いいですか、
チンチンシュッシュッ チンシュッシュッ
これが断言できます。
定説なんです。
>>599 それはカミュの孫です。
でも、セイン・カミュは異邦人書いたカミュの息子
って初めて知ったときは衝撃だったな。
>>602 息子→孫
じゃなくて甥っ子なのかな・・?
>>602 孫ですといった直後に息子です?
ちなみに本当は大叔父。
605 :
考える名無しさん:04/04/03 02:51
ほおお。
>>604 603は僕です。息子→孫って訂正したけど
前のレスに甥っ子ってあったもんで。
608 :
考える名無しさん:04/04/27 06:41
久しぶりに「嘔吐」読んでるけど(・∀・)イイ!!ね 結構
流し読みで十分楽しめる
ついでに鬱解消 てか、人生どうでもいいって気になれる 死んだら終りだしね
609 :
考える名無しさん:04/04/27 06:46
ようは結局「生きている」そのことのみが人を人たらしめているわけであって、
歴史がどうだ、死んだ人物があーだった、とか語ることに意味はない
木の葉の揺れ方は何億通り、その時の揺れ方しかないわけで
繰り返しというものは人間が便宜上作ろうとしてるだけで一日、一日に同じ日は無い
その動性といったものを嘔吐感で表現したんでしょうかね
不条理なんて単純に捉えられると思うけどね 難しく考えなくても
610 :
考える名無しさん:04/05/02 00:42
あげとく
実存は本質に先立つ。←コレ、
人間にあっては、そして人間にあってのみ、実存は本質に先立つ。
と言わないと、誤解を招く場合があるようです。ご注意。
結局サルトルは全体主義にアンガージュしたわけで、初期マルクスの疎外論は実存的なんだが
後期はそういうニュアンスは薄れたわけでカミュはファシズム、マルキシズム共に反抗したわけですよ。
で今の時代はゲゼルシャフト化が進行してるわけだ。
613 :
考える名無しさん:04/05/21 05:16
むう
614 :
考える名無しさん:04/06/09 22:49
先日本屋に寄ったら、サルトル解説本のようなものが出ていた。
立ち読みしたら、小さいころにはうそつきだったとか、
若い頃に日本の語学学校に就職しようと応募したが選に漏れたとか、
面白かった。
w
616 :
考える名無しさん:04/06/17 01:10
>>288 なぜ改行しないの?どぉして?(´∀` )
改行してるじゃん
このスレの最初に行われていた弥勒氏の言葉は美しいと思いました。
弥勒氏の復活を私は希望します。
サルトルはハイデッガーのどういう思想に影響を受けたんですか?
教えてエロい人
基本的な状況設定は、あらゆる理念、価値に幻滅しきったニヒルな近代末期。古き
良きキリスト教的世界観は既に崩壊して久しく、自由主義もマルクス主義もファシ
ズムも失敗して、世界的な大惨事をもたらした。そんな世の中で、人生を生きるの
は何故か、という問題が出てくる。人生の目的の全てが価値を失った今、生きる意
味は無い。それが現代の不条理な状況。
世に何も意味が無いなら、生きようが自殺しようが、どうでも良いとなる。それで
まず選択肢として自殺がある。そして、まだ懲りずに新たな価値を、人生の目的を
見つけようという選択がある。カミュは後者を哲学的自殺と呼ぶ。どっちも不条理
から逃げているだけなことに変わりは無いと彼は言う。あともう一つ、生に価値が
無いなら、殺人も良しとなる。これは別の論考でカミュは考察している。
カミュ自身の出した答えは、ぶっちゃけ、不条理から逃げるのは卑怯だから生きろ、
「より多く」生きろ(「より良く」ではなく)、ってなもの。これはまぁ一種の開
き直った逆切れ。「逃げるのは卑怯だ」ってのは、自体がある種の価値観と言えな
くもない。が、そうハッキリ言うと言ってることが矛盾することになる。じゃあ深
い意味も無く、単に逆切れするのは偉いことなのか、という疑問も残るのである。
良く言えばハードボイルドな生き方とも言える。
621 :
考える名無しさん:04/07/09 18:04
マルキシズムと実存主義って相反するものっていう理解は正しい?
622 :
考える名無しさん:04/07/09 21:46
サルトルは共産主義に接近し、最後には毛沢東一派の理解者
となった。まさしく反吐(嘔吐)が出るような哲学者だ。
>>622 サルトルが生きてたらお前に対して吐き気をもよおしてただろうよ。
このスレおもしろいな
時々、頭のわるそうなのも入ってきてる
みたいだけど
626 :
考える名無しさん:04/08/10 23:34
ヘーゲルもマルクスも(自覚してなかったが)実存主義者だった!
はいはい
628 :
考える名無しさん:04/08/11 14:05
後年サルトルはソ連だか中国だかの共産主義を褒め称えた!
不条理って何のことですか
認識できないということ?
ハイデガー厨ですが
自分で調べろ
631 :
考える名無しさん:04/08/12 09:11
不条理というのはつまりヒゲが剃れないということ。
632 :
考える名無しさん:04/08/12 10:30
>>628 晩年のサルトルはユダヤ教徒になったぞ。知ってるか。
633 :
考える名無しさん:04/08/12 10:46
サルトルも前期、後期、末期で随分違うな。
634 :
考える名無しさん:04/08/12 11:10
実存は本質に先立つの姿勢は変わらないよ
635 :
考える名無しさん:04/08/14 16:42
あの御大はサルトルをしてスターリン主義だったか、ロシア・マルクス主義
だったかの最後のチャンピオンって名づけてたな。
636 :
考える名無しさん:04/08/14 22:21
「実存が本質に先立つ」はハイデガーが「ヒューマニズムについて」で完全否定していますね。
サルトルも実存主義も哲学史においては一時の流行思想扱いにされつつありますね。
多分それで正しいでしょう。
637 :
考える名無しさん:04/08/14 22:32
それは、存在論の立場から実存主義を見ればそういうことになるだろ。
でも、ハデッガーの存在論も今や一時の流行思想扱いされつつあるわけだが・・・
と言うか、彼自身が自ら存在論から離れたわけなんだが
638 :
考える名無しさん:04/08/14 22:52
ハイデガーは存在論からは離れていないと思う
636殿はおそらく後期は技術論中心だろう、と言うのでしょうが並行して存在論をやっている
「存在と時間」においてのような主体的な投企ではなく、語源などを遡って辿り着けるような存在了解として
だからハイデガーの仕事は射程も長いし多義的だと思う。
存在について、だから真に普遍的な思索だと思うし
また、現代思想はほとんどハイデガーの影響抜きには語れないと思いますよ
特にフランス現代思想の一連の人々については
ま、哲学史に残るからエライというわけではないけどね
いずれにしてもサルトルは哲学者というより劇作家や文学者としての方がINじゃないですか
639 :
考える名無しさん:04/08/15 12:43
サルトルで一番評価できるのは女あさり。
640 :
考える名無しさん:04/08/15 14:43
641 :
考える名無しさん:04/08/16 20:31
裏山椎名。で、料理は当然アルジェリア名物のフフフフ,クスクスor
ケタケタ?
642 :
考える名無しさん:04/08/25 02:37
ハイデガーはなぜか意識や身体、間主観性などを積極的には取り上げなかった。
サルトルでは逆にそれらが大きなテーマになっている。
643 :
考える名無しさん:04/08/25 02:53
「存在と無」ではハイデガーの「存在」が厳しく批判されてるしな。
644 :
考える名無しさん:04/09/03 20:13
我々はサルトルの如く自由であるが、カミュのように傷ついてもいるのだ。
645 :
考える名無しさん:04/09/03 20:31
カミュは何を言ったのですか?
全的破壊という脅威・・従って未来の欠如・・を感ずるとき、ただ現在に
生きるだけでも、どのようなモラルによってそれが可能になるのか?
名誉と自由。
647 :
考える名無しさん:04/09/03 21:35
カミュは孫がセイン・カミュなので、それだけでダメダメ
いや、2チャン的には正解
あほらし
651 :
考える名無しさん:04/09/21 22:11:06
価値の絶対を志向せねばならない
サルトルの「自己欺瞞」の考えについて詳しく知りたいのですが、
おすすめの書籍はありますか?
653 :
考える名無しさん:04/09/26 11:17:11
サルトルはノーベル賞を断ったのかな。本当ならその点だけは評価する。
カミュが遥かに早く取っちゃってたからねえ。。。
656 :
考える名無しさん:04/10/23 23:39:10
あげ
>>652 自己欺瞞 mauvaise foi (直訳すると 悪しき信仰とのこと)
自己に対する不誠実。意識がその否定を外に向けるのではなく、
自己自身に向けるような或る態度。
自己欺瞞のさいには、「私は真実をいっそう注意深く私に隠すために、
この真実をきわめて正確に知っている」という矛盾が、同一の意識の
統一においておこなわれる。 −訳者の用語解説から−
コテハンが占有する状態になると削除されるし、あんたらの書き込みだけでは
マジモードが煩わしくてよもやま話に終始するだけだし。
読むに足らんだろ。
じゃあ来るな。
660 :
考える名無しさん:04/11/04 14:33:47
足るよ
661 :
考える名無しさん:04/11/07 08:31:05
慶応大名誉教授でフランス文学者の白井浩司さん死去
http://www.asahi.com/obituaries/update/1106/003.html 白井 浩司さん(しらい・こうじ=フランス文学者、慶応大名誉教授)が1日、
肺炎で死去、87歳。葬儀は近親者ですませた。喪主は妻万里子(まりこ)さん。
12月7日午後1時から東京都港区六本木5の11の16の国際文化会館で
「しのぶ会」を開く。自宅は公表していない。
現代フランス作家の研究者。戦中から翻訳していたサルトルの「嘔吐」を
47年に刊行し、戦後の実存主義ブームのきっかけを作った。京都外大教授、
日本ペンクラブ理事を歴任。 (11/06 20:42)
ご冥福をお祈り致します。
こんなの発見。この人やばいね。
統一協会に賛成する方々(信者のホームページより)
http://www.chojin.com/main.html http://www.chojin.com/person/jp.htm > 大学紛争の盛んな頃、紛争に批判的であるばかりか、ベトナム戦争の本質をはっきりと見抜いている塾生がいた。
> それが原理研究会の学生で、彼に会えたことはまさに干天の慈雨のごときものだった。
> 出席する学生が数人なので、がらんとした教室でお互いに悲憤慷慨した。
> その結果生まれたのが『慶應キャンパス』という学内新聞だった。(中略)
> 原理研究会の塾生が左翼学生の騒動を未然に防止しているのは力強い限りである。
> ●白井浩司(慶大名誉教授、フランス文学専攻)