頭が良い

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52考える名無しさん:02/05/05 03:43
無頓着に良く考える事だと思う。
53考える名無しさん:02/05/05 03:48
「頭が良い、悪い」の議論と「近代という時代性」は密接に関わっている
と思うがどうか?
偏差値その他英才教育はもともと優秀な軍人、技術者、官僚を
効率的に育成するために考案されたものだろう。
となると、「近代という時代性」という縛りを取り除けば
今、優秀とされている者も「無用の長物」となりかねないわけで。
54考える名無しさん:02/05/05 03:50
倫理的な価値観ってこと?
55考える名無しさん:02/05/05 03:54
俺は、100mを12秒で走る奴と1秒で走る奴
みたいに身体的に脳の思考力がずば抜けてるのが頭いいだとおもう。
機械も頭がいい人間がつくれば、そこまでの頭の機械ができるとおもうけど、
人間の脳が100%使われてないのを考えると、まだ人間以上の機械を作れないとおもう

56考える名無しさん:02/05/05 03:56
>>54
そうではなくて、「頭が良い、悪い」を議論する前提には、
ある特定の基準で優秀であることが強く奨励されるという時代背景が
暗黙のうちに存在している、ということが言いたいのだ。
たとえば、戦前では東大卒よりも軍人の方が尊敬された。
平安時代だと働きもせずに和歌を詠んだりする貴族が尊敬されたりした。
このように「頭が良い」の議論は時代性に強く影響を受ける。
5737:02/05/05 03:56
>>47
「頭がいい」は「記憶力がいい」だと思うのは、
学校のテスト評価を中心とした課題が既存の知識を覚える事を要求するものだから

そして「記憶力のよさ」というのもあいまいな代物で、
学校の勉強については覚えきれないのにスポーツのルールはすんなり頭に入ったりする事がある。
58考える名無しさん:02/05/05 04:03
>>55
室伏が人類最強の天才だと筋肉番付で証明されたと?
59考える名無しさん:02/05/05 04:06
端的に言うと「頭が良い」という言葉には「〜に分野を限定すると」という意味が
含まれているんじゃないか?
60考える名無しさん:02/05/05 04:16
まあ、ここは哲学板だし、哲学がわかるやつが
「頭がいい」ということにすれば?
61考える名無しさん:02/05/05 04:19
その時その時代にって事でしょ。
>>53の言ってる事が近い様に思う。
ただ、昔も今も通じるような時代に左右されない
モノを作り出した人は頭がいい人なのかもしれない。
6237:02/05/05 05:23
>>55
脳という機関の発見やコンピューターの発明によって、
また、一元的な学校でのテスト競争によって、
機械的一元的な思考能力の高さというものがあるような気にみんながなっていて、
それで「頭がいい」という言葉が濫用されている。
しかし実際にどのような事が肉体的な思考能力の高さなのか?
そんなものがあるのか?それはわからない。

>>59
ある分野の能力の高さを見て、
「その能力の根底には頭脳一般の基礎能力の高さがあるに違いない」と空想して
「頭がいい」と言うのだから、それは違う。
63考える名無しさん:02/05/05 05:27
頭がいいというのは霊感があるということだよ。
霊感があるというのは、ええい、めんどくさい。
6437:02/05/05 05:30

上の>>62の書き込み、あわてていたので断定口調になってごめんなさい。

>>56の方
軍人が尊敬された時代でも軍人さんの事を「頭がいい」と言って尊敬する事はないと思います。
「勇敢」とか「強い」と言って尊敬するはずでは?
しかし時代によってどのような事を達成した者を「頭がいい」と評価するかが変わるというのはそのとおりだと思います。
6559:02/05/05 05:39
>>62
>「その能力の根底には頭脳一般の基礎能力の高さがあるに違いない」と空想して
>「頭がいい」と言うのだから、それは違う。
私は一部でもずば抜けて出来る事があるなら頭いいと思いますが?
アインシュタインが他の文学者より優れた文学者には努力してもなれないと思いますが・・・。
6659:02/05/05 05:42
>>65
ちょっと間違った。
私は一部でもずば抜けて出来る事があるなら頭いいと思う
と同時に他の事は何も出来ないと思う事も出来る。
6737:02/05/05 06:01
>>65
「物理学において優れている」も「文学において優れている」も
「頭がいい」と言いかえるというのはどういう事になるのでしょう?

やはり「頭のよさ」という一元的な尺度で計れる根本があると仮定してる事になりませんか。

いや、「なんらかの頭を使うジャンルで優れている」=「頭がいい」という事になるでしょうか?
なるほど。…。(まだ考え中)
6837:02/05/05 06:11
えーとですね、テストで点がとれなかった私に対して、たぶん悪意無く
「37くん頭いいのにね。」とか無邪気に言う人がいたりするわけですよ。
それは何か発言が求められた時の私の発言に基づいて言っているらしいのですが、
少なくともその人は言葉で理屈をこねる能力とテストの能力に共通する根本の因子があると思っている。
そして多くの人はテストができる人が万能の基礎能力の高さを持っていると思っているのでは?

しかし>>59さんのように、あるいは私自身のように例外的な考えを持っている人も
当然いるって事ですかね。
6959:02/05/05 06:26
>>68
そもそも言葉というのは完全に哲学的に作られたものではないので
哲学ではありえない言葉があることもあるし云々、ってことでしょうね。
それに国語辞書が複数あることを考えると、
人それぞれ言葉の持つ意味は違うだろうから仕方が無いですね。
70考える名無しさん:02/05/05 07:09
『「頭がいい」とはどういう事か』
という問い自体がすでに多義的なものになってる。
7122:02/05/05 08:38
>>46
>何度も何度も言ってるけど頭がよいの意味を決めずに
>動物と人間の頭の良さなんて比較してもしょーがないですよ。
漏れの主張は「頭が良い」の定義を一意に定めなくても、
一般的に「頭がよいから」とされる能力の発言を列挙して、
相関のないものを取り出して変数とした関数として定義すれば良いということ。

関数化とは?
【頭のよさ】=F(a,b,c,....)a,b,c...は互いに相関のない能力指数。

で、パラメーターの候補について話し合えばよいという提案のつもりだったが
その点は(人も増えてるようだし)受け入れてもらえるかな?
7222:02/05/05 09:03
>>71事故レス
×能力の発言
○能力の発現

関数化によるメリットは【頭のよさ】と負の相関がある事象も
変数化できる点だ。

たとえば、「背筋力が高いと知能が低い」が事実だとして、
何故かを問わずに議論することが出来る。
7337:02/05/05 09:40
>>71
とにかく、どんな時に「頭がいい」と言われるのかを列挙してみようという事ですか?
7422:02/05/05 10:04
>>73
そうそう。逆に頭が悪いといわれることも。
そのあと、候補から相関がないように変数を選び出せばいい。
7537:02/05/05 11:02
頭がいいと言われるシチュエーション
・ペーパーテストで高得点
・誰かor誰か達が突き当たった問題で悩んでいる時に
 優れた解決法を提案したとき。しかも、「知っていただけ」と思われなかった場合
7622:02/05/05 11:06
>>75
あ、ごめん。
時(シチュエーション)じゃなくて
能力(何らかの形で数値化可能な観測結果)だ。
>>75の場合は状況整理能力とか、管理能力、アイディア力とかになる。
77考える名無しさん:02/05/05 12:32
>>76
君の発想が頭悪い
78 :02/05/05 12:55
逆に「頭悪い」ってどんなのよ?
ヤンキー・珍走・暴力団とかは頭悪い?
東大卒の暴力団員がいたら、それはどうなの?
7937:02/05/05 20:40
>>78
暴力団員だから頭が悪いとは言えない。
仮に「頭の良さ」を生き方の選択の評価として見た場合、
暴力団の構成員として生きる事は
リスクが高い事だと思われるが、適正が高い人間にとっては賢い生き方だろう。
さらにあれこれ計算をめぐらせた挙句勝算バッチリで暴力団員になって
実際に機転を利かせて大成功したら
そいつは「頭がいい」と評価されるだろう。

逆にどー考えても向いていなくて、ほかのリスクの低い生き方もできたのに
暴力団員になってひどい目にあえば「頭が悪い」という事になる。

暴力団員になった方が向いているのにわざわざ無理して堅気の生き方をして
ひどい目に合うのも「頭が悪い」事になるが、こんなケースはまれだし、
頭が悪くても善良と言えるだろう。

以上の考えからすると東大を卒業して堅気として有利に生きられるのに
あえて暴力団を選ぶのは「ばかな生き方」だが、
結果としてうまくやれば「頭がいい」と言っていい。

他方、テストで高得点をとる能力に対する評価であるならば
暴力団に入る、入らないによらず
東大出は頭が良いと言える。
80考える名無しさん:02/05/05 22:35
頭が良いってのは馬鹿じゃないことだよ。
81考える名無しさん:02/05/05 22:37
>>76
「頭がいい」という語が使われるシチュエーションを集めてみれば
その語の用法についてわかり、どういう語なのかを表すことができると思うのですが、

「〜力」とかに置き換えようとすると、余計ごちゃごちゃなりませんか??
82考える名無しさん:02/05/05 22:39
>>81
同意。
別の分野の知見を援用して、置き換えてみたりすると・・
<やたらと手間隙を要するので、その辺は自己責任で(w
83Is there something I should know:02/05/06 02:03
物知り、問題に対する解答を求める、もしくは解答を持っている人。
難しいことが好きな人
84Iridium:02/05/06 02:12
頭良い人ってのは
本質を見失わない人。
あと総合的に物事を考えられる人かな。
85 ◆ANALLovE :02/05/06 02:48
会話の中で普通に冗談を言える人って
頭の良い人だな〜って思ってしまう。
86考える名無しさん:02/05/06 02:56
たとえば短距離走の選手を「体いい人だなー」とは言わないですよね?たぶん。
それに比して考えると「頭いい」というのはとてもおもしろい語だ。
それぞれの人が持っている知的能力の理想によって指示するモノが変わるって事?
8722:02/05/06 08:26
ちょっと最近2chの悪い風習に流されて、
言葉が乱暴になっている自分を自覚したので襟を正します。
当然、人が入れ替わったわけではありませんよ(藁
とくに>>37さん、今までの非礼、申し訳ありませんでした。

>>78
興味深い問題。
おそらくそういった人たちは周囲の環境の影響が大きいので
「周囲の状況に流されやすい」人格であることが推定できる。
これは、賢いとはいえない属性。
しかし、知能犯という言葉があるように、
社会に適応しているかどうかとは別に基準があると考えられる。
「時効まで逃亡しきった殺人犯」はやはり「頭が良かった」のでは?

以前、「頭のよさ」は直接観測不能とかきましたが、
もしかしたら、人間の一生を振り返り足跡を考慮すれば観測できるのでは?
と思い直しました。
アインシュタインやエジソンが「天才」と称されるのは、
死後、その足跡をたどったときに偉大な功績が目立つからなのでは?と。
交通事故、先天的な疾病など、運の要素を排除できない限り、
死で線を引くのは妥当ではないかな?

東大卒の組構成員、すでに実在してる可能性もゼロではないでしょう。
彼の選択が良い判断だったかは一生を振り返ったときに初めてわかります。
がむしゃらに生きてる間は、やはりただがむしゃらにしか、見えないと思います。

>>81,82
これは失礼。見切り発車だったようだ。
仰るとおリです。
確かに、「〜〜力」とか言い出すと
その定義、実在性、有効性の問題に終始してしまうのでやめましょう。

>>84
なんかその定義好きです。

>>86
それは、短距離走の選手と長距離走の選手の能力を一元的に比較できないことが
常識的であることを暗に示しているのではないでしょうか?
逆に、「頭がいい」ということに関してはなぜか一元的に比較できるものと
されているように感じます。

でもこれは何故でしょうね?
88あちょー:02/05/06 08:52
頭が良いとは、記憶力、思考能力が良いということ。
心が良いということは、それとは別に考えなければ
ならない。
89考える名無しさん:02/05/06 19:18
記憶力ってのは比較できそうな気がするけど、
興味があるもの、無いもので記憶の強さは変わるし、
記憶の方法、手続きも得手、不得手があって比較できないのではないか。

たとえばA君はC先生の教え方が合っていてC先生に教わったことをよく覚えるが、
B君はD先生の教え方が合っているとか。

記憶の前には認知があるから、僕たちが漢字を目にして記憶する能力と、
日本語や中国語を知らない人が漢字を目にして記憶する力には差が出る。

##########

他方、思考の力というのは比較可能なものか?

つーのは、いろんな考え方をする人がいるって事だけで、
単純に上下が決めれるもんじゃないって事はわかる気が。
90考える名無しさん:02/05/06 22:04
理想が関与するって事はプライドも関与するって事で。

たとえばタレントのビビアン・スーあたりは二ヶ国語操れるから
いろんな意味でオレより知的能力がすぐれていると思うのだが、
なんとなく「頭がいい」とは言いたくない気持ちが働く。
9122:02/05/07 18:38
哲学板って人少ないスレに冷たいですね。
もうこんな下がってんだ。
92考える名無しさん:02/05/07 18:47
他人の事もわかるヤツ。スケールのデカイ思考のヤツ。
そーゆーヤツはベンキョも出来る。
ベンキョだけのヤツはベンキョーだけ。
・・・だと思う。
93考える名無しさん:02/05/07 19:03
頭=脳?
94考える名無しさん:02/05/07 20:13
脳力活性化プリント, このプリントを取組むことで右脳の創造力,
計算力,記憶力 が使えるようになります。

価格: ¥26,000
95考える名無しさん:02/05/08 06:18
>>92
えーと、模範とされるような思考、行動をする人間は
規律に適応してうまく動けるって事で、
結果、ベンキョの結果なども出やすいのでしょう。
あと、ベンキョができるからひがみなどを持つ事が無く
少なくとも表面的には余裕を持って振舞えるという事もあるでしょう。
9647:02/05/09 01:57
やっぱり記憶力だけと思う

創造もきおくからでしょ?

記憶力と体力以外はもともと人間みんな一緒でしょ?
97考える名無しさん:02/05/09 01:59
最新の科学を用いて、天才を造り出すということは、
すでに研究室で行われていた。
精子バンクから体外受精を受けて誕生した人は2千人以上。
その中の1人、ドロン・ブレイクは、今のところのIQ最高記録、200を越える。
サヴァン症候群の徴候は見られない。
彼は

「一度学んだことは復習しなくても忘れないし、一度読んだ本も内容は全て覚えている。
人は僕を天才というけれど、でも僕には突拍子もない論文で世界を驚かせたり、
アイデアが浮かんだりはしないから、天才ではないと思う」

と言う。
造られた完璧な天才が世界中に存在する時が来るかもしれない・・・。   
98考える名無しさん:02/05/09 02:00
記憶力だけだったらコンピュータの方が上だね。
99考える名無しさん:02/05/09 02:09
室伏が人類最強の天才
100考える名無しさん:02/05/09 02:37
>>97

>造られた完璧な天才が世界中に存在する時が来るかもしれない・・・。   

↑このコメント痛すぎるんですけど。。
上の記事を見る限り天才は遺伝子工学で人工的には造れないと
結論づけるのが論理的だと思うんだが。
101考える名無しさん
>>47
たとえばチェスで人間のチャンピオンに勝ったコンピューターの場合、
膨大な記憶容量と計算能力によって一瞬で数億通り?とかの次の手を検索して
最良の手を選ぶとかそういう方法だった。
人間もやはり覚えている事を活用しているのはたしかだと思うけど、
もうちょっと効率的なやり方をしているという気がする。
単純に記憶力と言っても、何を記憶してほかのどんな記憶とどういう風に
結びつけて、どういう時にどういう風に思い出すかって事が
結果にからんでくるわけで。
単に大量に覚える事ができるのを記憶力と言うならば、
それだけが頭の良さではないだろう。
でも重要な要素だと思います。


体力ってのはこれまた「頭のよさ」同様にいろんな要素を含んでませんか?
筋力の事も持久力の事も体力って言うし。