1 :
考える名無しさん:
いきの構造で論文を書こうと思います。
九鬼周造に理解のあるかたがおりましたら
書き込みをお願いします。
2 :
びたみん ◆BWLMxAG. :02/01/23 02:07
田中久文の「九鬼周造」を立ち読みしたことあるよ。
「寂しさ」を内包した人間関係、出会いと別れみたいなのが「いき」と
繋がってくるのかな?これが「偶然性の問題」の「運命」とかとリンクする
のかなぁ。。。
「いき」は「媚態」と「諦め」、「意気地」に分けられるとかなんとか…。
3 :
考える名無しさん:02/01/23 02:16
田中の本はレヴェル低いと思う。
九鬼全集でいろいろ読む方が良い。
書き流した観のある坂部恵「不在の歌」の方が面白いし。
4 :
考える名無しさん:02/01/23 02:39
>>2,
>>3 ありがとうございます。
九鬼全集あたってみます。
5 :
考える名無しさん:02/01/23 02:59
3に禿同。
6 :
びたみん ◆BWLMxAG. :02/01/23 03:01
今、アマゾン見てみたけど、「不在の歌」在庫切れだね。残念。
7 :
mimesis:02/01/23 04:00
『不在の歌』もってるよ。
初夏のシャンゼリゼエは今もなほマロニエの花さかりなるべし
なんて周造の短歌がいぱ〜いのってる。
発表するつもりはなかった作品だろうから
天国の周造もさぞや恥ずかしい思いをしていることでせう。
8 :
考える名無しさん:02/01/23 12:46
九鬼は全体としてみるとあまり面白くないけど、
随所に面白い記述がある。
岩波文庫『九鬼周造随筆集』、あれを九鬼文体の入門として読むのがよろし。
ベルクソン・ハイデガーと九鬼のつながりとか、それも面白い。
>>8 対話のやつですね。
あれは、あとからかなり加筆したところが
多いと聞きましたがどうなんでしょう?
とりあえず、読んではみましたが。
10 :
考える名無しさん:02/01/23 23:13
>>8 ハァ?九鬼周造がおもしろくないって?
『偶然性の問題』とか今読んでも十分に面白いし、
彼の『西洋哲学史講義』も下手な最近の教科書よりも全然水準高いよ。
確かにもう少し長生きして欲しかったと思う。
少なくとも同時代なら三木清よりは、絶対に面白い。
11 :
考える名無しさん:02/01/24 01:03
しかし晩年の文芸論は勘違い多すぎ。
文章には香気があるのに。
これなら田邊のマラルメ論とかの方が読んでて楽しいよ。
写真を見る限り、
かなり背が高い気がします。
あの時代の人としては
高かった方なんでしょうか。
13 :
考える名無しさん:02/02/02 23:23
岡倉天心の科区史碁?なの?
15 :
考える名無しさん:
>>10 オラもそうおもうぞ。『西洋哲学史講義』は分かりやすかった。
歌論についてのものなんか、和辻の日本ものよりずっといいと思うぞ。