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考える名無しさん:
こないだのntticcシンポジウムではすみがアガンベン(転じて哲学)はおそく
ゴダール(転じて映画)は認識的発見や進歩が早い、という指摘をしていた。
それはアウシュビッツの残りのものに関してです。
アガンベンはこの本の中でゴダールの名前は出さずに
アウシュビッツではユダヤ人のあいだで回教徒と自分たちの中のあるもののことを
読む慣わしがあったことを論じている。
ゴダールはすでに映画こことよその中でこのことを問題にしていた…と。
アガンベンはゴダール映画を見てきたことが周知の事実なので
ゴダールがこのことをすでに自分より早く問題化していたことを知っていた可能性がある。
にもかかわらず名前を出さなかったのはどういう理屈かという話で。
読者はまず、今年日本で上映される、こことよそ、ヒアアンドゼアを
みてほしいということでした。