>>932 パラノ。さらにツオイのがスキゾ。スキゾマンセー
神経症的自我とは、もともと統一のない自我であり、統一という問題がそこから
排除されるような自我である。たしかに正常な人格においても、自我と他者との
弁証法は、自我の無意識的動機と自我の意識的動作とのたえざる葛藤であり、し
かもこの葛藤は、自己の統一をたえず危機にさらす他者との間で、さらにその緊
張の度を増し加えている。けれども正常な自我は、そうした危険と不安定に耐え、
彼が現にある状態とあるべき状態とに一致して、己の人物と役割とを選ぶのであ
り、かかる両義性から出発して、己の理想である存在を自分に提示するのである。
ところが神経症者の自我は、自己自身の統一と理想にむけて、自己と他者の弁証
法がはらむこのような両義性と不安定とを克服することができないために、自己
であると同時に他者であることをみずから自己に許してしまうのである。
そしてまさしくここに、神経症的自我の演劇的本質がある。
神経症者の実存の演ずる詭計はかれ自身の存在のこの二重性に対応し、神経症
者の弄する詐術はかれ自身の自我のかかる二重登録(ふたごころ)に呼応してい
る。神経症とは、己の不真実性(自己の二重性)を空想的な演劇性(遊戯性)の
うちで一挙に真実性(自己との一致)に転換しようとする無意識の詐術である。
神経症者の実存は一つの舞台の絶対の演劇性に捧げられており、その舞台では実
存の種々の悲喜劇が演じられている。(略)神経症者の症候論のすべては、彼ら
の実体のない見せかけ、突飛さと過激、その戯画的な反応と恐喝に還元される。
言いかえるならば、かれらの自我がその不誠実さとともに自己自身にたいしてと
るところの、その危うげで芝居じみた態度に還元されるのである。神経症的行動
の錯綜、防衛の戦略と権謀術数は、自我がそこで姿を消す迷宮である。(略)
神経症者の自我は、自己との一致(誠実)を誰よりも深く求めているのに、
己の深みから真実の願い(不安・恐怖)が立ち現れようとすると、己の自己性
を脅かす異形のものと見て、ただちにこれを自分の外に締め出してしまう。神
経症者の自我のふところで生まれながらも彼自身の存在の一部として承認され
ることのないこの異形のものは、あたかも見捨てられた私生児のように、己の
存在の承認を求めて神経症者の自我にとりつき、すがりつく。自我の歴史性か
ら締め出されたこの異物は、哀れにも他者性の仮面の下で演じられるその偽り
の物語りを通じて、自己の存在を空しく誇示する。(略)このように、神経症
とはもともと自己の隠れた願望を否認しようとする力とこれを承認させようと
する力の戦いであるが、神経症的自我は己の願望と不安をすべて己の偽りの他
者のうえに押しつけているため、その戦いは、自我の歴史と「他者」の物語と
の間の葛藤という形をとるのである。
(山口 泰「心の探求」文化書房博文社1990 p168-70 ルビ等省略)
http://note2.nifty.com/cgi-bin/note.cgi?u=ICF13700&n=5&p=1
山口 泰 ×
山口 泰司 ○
937 :
考える名無しさん:03/05/14 21:54
カフェ・藤田が大変だぞ
永久に進行を止めたウェブ日記「八本脚の蝶」という神経症の物語は、
自己の存在を空しく誇示するいくつかの眼差しとともに、
いまやリアルタイムで生成され続ける、「カフェフジタ」という
神経症の物語へと引き継がれたのである。
939 :
考える名無しさん:03/05/15 07:06
>>937 またかい。
自殺した人に関する議論で混乱・閉鎖になった
掲示板のひとたちを自分の掲示板に誘導して、
手がつけられなくなってる。
あげくの果てに自分のセミナーに勧誘して、
ひとの死を集客に利用する卑劣漢よばわり
されている。
騒ぎを起こしてひとを引っ張るのは彼の
常套手段だけど、今回はどうもね。
940 :
zion-ad:03/05/15 11:05
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
944 :
考える名無しさん:03/06/06 01:43
山ア渉をラカン的に分析せよ。
945 :
考える名無しさん:03/06/09 23:03
マスコミの盗聴、盗撮は許されるのか?
http://natto.2ch.net/mass/kako/974/974478132.html 489 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/04/11(水) 17:25
一般人なのに盗聴される、じゃなくて、「一般人だから盗聴される」んじゃないのかな?
基本的にネタ集めのためにやってんなら、有名人のネタを盗むと、有名人は告発できるし、
そんなことされても当たり前だと思われるので告発しても信じてもらえる。
そうでない人は、ここの途中の書き込みにもあったように「電波」扱いされるだけ。
ただで、ネタを仕入れるんなら、一般人に限るでしょう。
マスコミは自分らの無能さを恥じてほしいです。
ちなみに私が盗聴されはじめたのは、芸能人にストーカーされ始めてからでした。
そこからマスコミに広がって行った。
だから余計「妄想」とか思われそう。
友人に話したら完全に病気扱いされた。ストーカーって言葉がない時代だったしね。
書いておいておいた小説のネタが、他人の原作でドラマ化されたときにはきれまくっ
たなあ。(一度や二度のことじゃないけど)
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947 :
考える名無しさん:03/06/28 12:12
ぬりかべくん こんにちは
948 :
考える名無しさん:03/06/29 16:47
>>417 関係ないが、「<わたし>の機能を形成するものとしての鏡像段階」のせいで、
チンパンジーが自己鏡映像による自己認知ができないと思ってる人、多そうだな……
テナガザルを除く類人猿ならできるみたい。
サルにはちょっと無理(というか行動の解釈が難しい)。
鏡像段階と自己鏡映像認知とは、まったく無関係だから別にいいけど。
>>527 現代思想の冒険者たちシリーズの福原泰平『ラカン』、
シニフィアン/シニフィエの誤りは、第4刷では直ってました。
>鏡像段階と自己鏡映像認知とは、まったく無関係だから別にいいけど。
「まったく」は言いすぎだった。
950 :
考える名無しさん:03/06/29 16:52
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
953 :
zion-ad:03/07/17 00:02
954 :
zion-ad:03/07/17 01:54
「幻想が表層的」に「なる」のは
主体の問題であって、文化一般には当てはまらない。
てゆーか文化にとって最初から表層は幻想(「である」)だったりする。
例えば日本だと吉本の『共同幻想論』以降
こんな話は色々な議論になってる筈なんだけど。
要するに元々面の議論を点で捉えていることがおかしいと思われ。
ラカン云々以前の問題です。
想像界、象徴界についてもやっぱり間違ってる?
958 :
考える名無しさん:03/08/13 14:30
ラカンの理論はフロイトのテクストを正しく再解釈したものであるなら
正確にはラカンの理論なるものは存在しないのでは?
959 :
お気に入り集 ☆http://beauty.h.fc2.com/:03/08/13 16:50
960 :
考える名無しさん:03/08/18 05:40
900過ぎたあたりからまったりなわけだが。
そろそろ次スレの頃合いかな。
961 :
zion-ad:03/08/18 21:50
962 :
考える名無しさん:03/08/30 22:26
呆れ臼と亀と依存症
例えば、ラカンの「哲学的」特徴は
(1)カントの「物自体」にこだわっていた
(2)言語自体の不透明性を強調していた
(3)広がっていく無限と収束する無限の差異を主張していた
にあるでしょう。
少なくともこの3点は、
ポスト構造主義とラカンの比較のポイントに
なっています。
見てくれたかな?>シャープの人
ここじゃ小此木啓吾が死んでも反応なしだよな、普通
968 :
考える名無しさん:03/09/23 00:49
俺はショック受けたぞ。
どうでもいい
970 :
考える名無しさん:03/09/24 03:37
ラカン派の分析は分析家の殺人を止める事はできない。
971 :
考える名無しさん:03/10/03 01:13
ラカンに限らず、自殺もとめられませんね。
分析を理論として「もつ」のでなく、「分析しつつ生きる」という方にもっていくのは難しいのでせう。
972 :
考える名無しさん:03/10/03 01:23
ラカン狂信者は氏ね
973 :
考える名無しさん:03/10/04 21:02
せっかく2chなんだから「恋愛誤診」の事件、分析してよ。
既出?
974 :
考える名無しさん:03/10/09 21:28
なに?恋愛誤診って?
975 :
考える名無しさん:03/10/09 21:35
治療者が患者に愛されていると不可疑的に妄信すること。
976 :
考える名無しさん:03/10/09 21:57
逆転移ってやつの事か?
『ジャック・ラカンの書―その説明のひとつの試み』の小笠原晋也氏のことだよん。
大学時代や、ラカン派のもとでの留学生活時代の苦労をともにしながら、二人の子供
をつくった最愛の初めの奥さんがガンで死んだあと、再婚、離婚。
その後、クリニックにやってきた若く「美しい」患者と、恋愛関係になり、3度目の
婚約。しかし、その患者のさまざまな妄想を、一緒になって信じ込み、子供や父親などの
家族との関係が破綻していき、最期、その患者の「出ていく」という一言に思わず
絞殺。。。
ちなみに浅田彰は、その小笠原氏の行動はさておき、冒頭に挙げた本は、独自の訳語が
やはり無理があるといいつつも、かなり評価してた。
いま「ラカン」と「小笠原」でググッてみたら、
一番目にこんなのでてきた。
http://member.nifty.ne.jp/windyfield/diary0212a.html ライターが詳しく取材して書いてたのは『新潮45』だっけな、今年の9月号だよ。
「恋愛誤診」はその記事のタイトル。
さあ、分析してください!
>>971 で、どうや;れば「分析」できるのかききたいなあw
979 :
考える名無しさん:03/10/11 22:09
「分析」じゃなくても、
あの事件について、小笠原氏ら各登場人物の心理から詳しく説明してください。
やっぱりあんまり「理論」とは関係ない話でしたかな?
980 :
考える名無しさん:03/10/11 22:36
分析も何も、「バカだから」だろう。
>>979 その登場人物ひとりひとりの深層心理を探るのが「分析」でしょう。
それは「手段」として、長い時間をかけ、自由連想法やら夢やらを用いるのだと思われます。
というわけで、あなたの問いのたてかたが誤りだと思います。
982 :
考える名無しさん:
「新潮45」を読んだだけだがかなりの虚言癖のある女性にホレてしまい
振り回されたようだ。
「人格障害は存在しない」が持論の分析家が人格障害の女性によって
破滅させられたという事だろう。