柄谷善男

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1こころ
言わずもがな柄谷行人の本名。
批評家としての彼以外(EX:阪神ファンとしての彼など)の
魅力、すなわち「柄谷善男」のみについて考えるスレッド。
2考える名無しさん:01/12/22 17:09
まじで「よしお」っていう名前なの?
とりあえずヨッシー柄谷慢性!!!
3ブッダブタンド:01/12/22 19:35
●煙草をポイ捨てする癖に「倫理」とかぬかしやがる。

●酔って酒場で金井美恵子に「女の癖に!」とか放言したくせにNAMの関心系に
■ジェンダー/セクシュアリティ、なんてものを作ってやがる。
4考える名無しさん:01/12/22 23:02
そのとき金井サンはどーしたの?
5考える名無しさん:01/12/23 21:35
善男、善なる男か…(w
批評家になる前に「これじゃイカン」とか思ったのかもね。
6考える名無しさん:01/12/23 23:09
善男をテレビで見たことあるけど、なんかオタクっぽかったなぁ。
7考える名無しさん:01/12/23 23:11
上の名前は「柄谷」だったっけ?
8女子高生:01/12/23 23:23
善男という名をつけた親のセンスがキモイ。
善男本人も勿論、キモイ。
9考える名無しさん:01/12/24 02:10
柄谷組の者ですが。
10考える名無しさん:01/12/24 23:50
生のヨシオってどうなの?
声のトーンとかファッションセンスとか佇まいとか。
前に村上龍が「文学者らしくない」とか言ってたんだけど
どう「らしくない」のかわかんねーよ。
11考える名無しさん:01/12/24 23:54
電車の中で一人でブツブツ呟くオヤジを思い浮かべてもらえば。。
12考える名無しさん:01/12/24 23:58
>>11
ぜんぜん駄目じゃん(w
13父は善之助:01/12/25 00:12
法政の教員一覧では「善男」だったが、
近大では「行人」でやってるようですね。
14考える名無しさん:01/12/25 00:15
>>13
>父は善之助
何かスゴイ親子だね。
NHKに出てるのを見たことあるけど、聞き取りにくい喋り方で
ブツブツブツブツ言ってるオヤジだったよ。
書いてる内容から、もっと元気に攻撃的に喋る人だと思ってたんだ
が違ってた。
ニヤニヤ笑いながら喋ってた。ちょっと不気味。
16母は?善子ではないよね(藁:01/12/25 00:30
批評空間なんかでブツブツ・ヨッシーの喋りの後に
(笑)ってよく書いてるけど、どんな(笑)なんだろ。
何だかすごそーだな。その空間。
17考える名無しさん:01/12/25 00:31
善男さんは甘い+ちょっとHっぽいマスク
18クリトリスッツァ:01/12/25 00:32
その空間は、危機的な空間です。クリティカルスペイス。
19クリトリスッツァ:01/12/25 00:34
若いコロは、割とハンサムだった。
今は、ゆで卵に目鼻口を書き込んだような顔。
20考える名無しさん:01/12/25 00:36
このスレ、ちょとオモロイね。
あたりまえのよーに「ヨシオ、ヨシオ」って(藁
21考える名無しさん:01/12/25 00:37
>>18
「危機的な空間」ってどんな?
22考える名無しさん:01/12/25 01:47
(エピソード)
「なんだかんだいって、日本人はハンバーガーが好きだ」
23NAM会員:01/12/26 21:47
いい人だと思うよ。
24考える名無しさん:01/12/31 04:06
柄谷行人の(確か母方の)祖父がドイツ人だよ。
25考える名無しさん:01/12/31 11:26
角川春樹似じゃなかったっけ?
26考える名無しさん:01/12/31 14:45
某週刊誌では父親が外人みたいな顔だって
言ってたけどな・・・
27考える名無しさん:01/12/31 16:24
混血と言うのを隠したがってるんだよ。
東大時代はよくアメリカッ子(米兵とパンパンの混血児)と間違えられたらしくて、
その度に激怒してたって聞いた。
伊良部・草刈正雄・羽賀研二とかも米兵との混血だけど、
何か皆顔立ちがどことなく似てるなぁ。
28考える名無しさん:01/12/31 17:55
>その度に激怒してた
ヤクザか何か?
29考える名無しさん:01/12/31 19:20
戦争直後に米兵とパンパンとの間に多くの混血児が私生児として生まれていて、
KK氏が東大生だった1960年代には高校生ぐらいの混血児が東京や神奈川の米軍基地付近にかなりいたらしい。
当時のアメリカッ子と言うのは今で言う在日朝鮮人や不法滞在のイラン人のような扱いで、
尚且つアメリカ人には精神的に完全屈服している反動で、
風貌がアメリカ人そっくりの混血児に矛先が向いてたと言う事もある。
KK氏が激怒したっていうのは多分それが理由だと思う。
30比ヤング:01/12/31 19:51
阪神ファンだからヨシダヨシオのヨシオなのか?
31考える名無しさん:01/12/31 20:08
>ひやんぐ
しかし義は重んじず善を仮に隠したヨシオちゃんなのでは?
例えが古いな、おいおい。
32考える名無しさん:02/01/01 07:26
>>31
ぺヤングの間違いでは?
ぺヤングソース焼きソバ。
よしおも食べてます。
33考える名無しさん:02/01/01 17:13
大した喧嘩じゃねえな、と思っていたがそうでもないな。
まーたしかに15は言い過ぎたと思うよ。無視できる範囲だし。
ただな、あんたおかしいよやっぱり。

多分あんたの言いたいことは、スレは不特定多数の人間が
見る訳で、否定的なレスがつくことも覚悟しとけって
ことなんだろうけどさ、それはすべてに対して
言える訳じゃないんだよ。

このスレをたてた1の発言全部読んでみてくれ。
どんな思いで立てたか解るだろう?
だったらここが柄谷の文章力について議論するスレじゃない
事だって気づくはずだ。ここは柄谷の書いた文章に感動した
人が集まるスレなんだよ。だからあんたのレスが野暮で
空気が読めないって言われるのも当然なんだよ。

少し小さな正義にとらわれて視野が狭くなってるようだな。
気を付けような。長文になった。申し訳ない。
34@:02/01/01 18:13
善男先生が混血だと言う情報のソースを、良かったら教えてくれませんか?
>24,26,27
35考える名無しさん:02/01/01 18:44
え?
彼の実家が私のご近所さんなのですが、
そんな話はナイですよ?
兵庫県尼崎市の工務店だよ?
36来人:02/01/02 03:01
柄谷工務店は親戚らしいね。昔は柄谷組とか言ってたらしいけど。元やくざとか言ううわさも。
誰か知らない?

混血っていうのはどっかで聞いた。たしか母方でしょ。白人の血が入ってるらしいけど。
同盟国だけどアメリカ人と見分けがつかないから戦争中は大変だったとか。

ところで三男の情報しらない?うわさではハーフだとか、外国籍だとか聞いたけど。
ひそかにデビューするらしい。もうしたのかな?だれかペンネームしらない?
37nanashi:02/01/02 03:30
前にテレビCM見てったら、ハウジング?関係のものかな、
モニターの老年女性の名前が、柄谷なんとかさんだったけれども、
尼崎在住の女性だった。親戚かな?。笑ったよ。
38こころ=1:02/01/02 03:57
>>33
いいこと言いますね。
元旦からホロッときましたよ。
39LORCA:02/01/02 14:05
お父さんは善之助、ロシア語でゼンノスキーになるが自分
の名前はどうにも読めんので改名したと言っていた(笑)。
ペンネームの「行人」は学生時代、アパートのトイレで思いついた。
漱石から来たペンネームだというのはデマ。
国文学者は「ゆきと」が正しいと主張してうるさいが、
やっぱり「こうじん」が正解。韓国ではなんでこんな通行人みたいな
名前なのかと聞かれて辟易したという。
40LORCA:02/01/02 14:10
若かりし頃は非常にハンサムだった。
中上健次との対談(「小林秀雄を越えて」)の写真を
見ると正に弁慶と牛若丸のコンビという感じである。
弁慶の死んだ後の牛若丸はますます老いて過激である。
41丸楠:02/01/02 15:06
三男は確か東大の後に英国留学したと聞いた。
NAMの集会で見た限りでは、確かハーフっぽかった。
今はNAMのロンドン支局にいるはず。
42考える名無しさん:02/01/02 23:04
> 批評空間なんかでブツブツ・ヨッシーの喋りの後に
> (笑)ってよく書いてるけど、どんな(笑)なんだろ。

10年ぐらい前に大学の学園祭で見た時は、
「フフフ」という(笑)でした。
ヨブの話、してた。
43考える名無しさん:02/01/02 23:13
脳梗塞で半ばリタイア状態の栗本慎一郎(親父は元最高裁判事)が明治大学教授で
絶好調?だった時代、柄谷と高校時代の短距離走の記録で言い争ったらしい。
栗本が100メートルを11秒9で、柄谷はノースパイクで12秒5だったとか…
ついでに栗本のCM出演がらみの話におよび、栗源のそれが『パンツをはいたサル』
がらみのそれだが、柄谷はかつて院生時代に牛乳のCM出演依頼の話があったとか…
そしてもちろん院生時代の柄谷はまだ無名の存在ゆえに、そのCM出演依頼は純粋に
若き柄谷の美貌がらみ云々とか…(栗本・著『東京の血はどーんと騒ぐ』より)
44考える名無しさん:02/01/02 23:40
NAMロンドン支局・・・(プ
45考える名無しさん:02/01/02 23:41
子供って何人ぐらいいるの?
46考える名無しさん:02/01/02 23:45
「日本近代文学の起源」の著者近影の写真を、妻に見せて
「若い時の柄谷は、東より格好いいだろ!」と言ったら、
ちょっと見て、
「東浩紀の勝ち」と言った。
47考える名無しさん:02/01/02 23:50
栗本は中大で講義してるよね
48考える名無しさん:02/01/03 00:27
昔、週刊誌で柄谷の倅が小学校?の卒業式のときに
渡された卒業証書を衆目でビリビリ!
それを見ていた母親が「ヤッタネ!」と狂喜した
との掲載を記憶してるのだが…
後で倅は「ホントはボクこんなことしたくなかった…
(ママがヤレと言うから)」と泣きじゃくっていたとも…

真相はいかに?
49考える名無しさん:02/01/03 00:33
破った事は事実なわけね。
矢沢や尾崎なみのパフォーマンスは格好悪い。
50がらたにぎんこうじん:02/01/03 01:27
オバQフェイス
51考える名無しさん:02/01/03 02:06
昔は太洋ホエールズファンだった柄谷。

かつては一緒にデモに参加した同志だった
西部邁の転向は許せても、阪神ファンから
巨人ファンに転向したことは今でも許せない
柄谷ウォー、ウォー、ウォー、阪神タイガース
フレー、フレー、フレー
52考える名無しさん:02/01/03 02:29
高橋源一郎 この前、知り合いの編集者が柄谷さんを神宮球場で見かけたという…

柄谷 ああ、行ったよ。ヤクルト・阪神戦。

高橋 割と静かなネット裏で一人だけ騒いでいる人間がいて、うるせえ野郎だなって
ふり向いたら柄谷さんだった(笑い)。巻き添えになるのが嫌で顔隠したと彼は
言ってましたが、興奮すると柄谷さんは批評的に叫ぶだそうです。
「川藤を代打に使ってはいけない!」って(笑い)。

(中略)

柄谷 うちの息子も今年急に阪神ファンになったんだよ。僕は昔から「おまえ、そんな
ひどい態度では将来巨人ファンになるぞ」って毎日いってたんだけどね(笑い)。
で、その神宮の周りの集会を見てると、年寄りなんかいないんだよ。もう完全に全共闘
なんですよ。壇上に上ってる連中は、もう何ていうか、日大全共闘って感じね。
ああいうのを見ているのが好きなんだよ(笑い)。

(今は亡き『朝日ジャーナル ’85・10.18号 「阪神優勝を哲学する」』より)
53つづき:02/01/03 03:06
柄谷  蓮實重彦とか草野進なんかの野球評論なんて、やっぱり巨人的言説なんだよね。蓮實のいってるのは、
巨人が勝つという前提があるんだよ。そういう物語があるから勝ち負けはどうでもいい。しかし阪神が勝つと
いう前提はない(笑い)。そいういう公理を立てることができないわけ。それで必ず勝ち負けが存在している。
「想像力の優位」っていうけど、やはり負けるという現実を持っていないと転倒の快楽はないよ。手っ取り早く
いえば負け惜しみ。負け惜しみは非常に論理を飛躍させるんだよね(笑い)。

(中略)

柄谷  テレビといっても普通に見られると思っちゃだめなんだよ、巨人戦以外は。僕のところは去年までは、
風によって電波が毎日違うから(?!)、UHFのアンテナを千葉か神奈川か埼玉かに向けるために屋根に上る
んだよ。それで下に、「映ってるかあ」ってどなって聞くわけだ。「屋上の狂人」だよ(笑い)。そりゃもう
危ないし、滑ったら怖いしねえ。

高橋  悲惨だ(笑い)。

柄谷  命かけてテレビを見てるんですよ。広島ファンていうのはどうやって見てるんだろう。

(中略)

柄谷  おれが阪神の応援がおもしろいなあ、と思うんだよね。さっき全共闘の話をしたけど、絶対に統合できない
からね。おれは、にわか阪神はいい、これが本当の阪神だといっているんだけど、昔からの阪神ファンの人たちは
ダラ幹になってるわけよ。もう巨人みたいなことをいってんのね。

高橋  紳士たれっという。阪神ファンだって紳士的だったんだていうんです!

渡部直己  ええっ! 本当かよ。

柄谷  甲子園なんかだと従来の応援団が統制してんだよ。つまりあの連中は非常に反動的に働いているわけね。
だからおれ、阪神ファンの北杜夫とかあの手の連中は粛清すべきだと思っている(笑い)。
「私は戦前からの非転向の共産党員だった」ってやつ、ああいうタイプね。
54考える名無しさん:02/01/03 03:12
根っからの反体制なんだね。
55つづき:02/01/03 03:28
高橋  ずっと左翼が消滅してきて、全く表舞台から消えようとしているけど、阪神は位置としては
左翼なんですね。左翼というのはおかしいけれども、その手のメンタリティーを受け入れる素地は
どっかにある (略) 柄谷さんが阪神ファンの集団は全共闘だっていったけど、あそこだけが今、
左翼なんだね、見てると。

柄谷  神戸では右翼が宣伝カーで「六甲おろし」やってるらしい(笑い)。

高橋  (中略) 何といったって関西は関西ブントがあり、赤軍がいて…。

柄谷  関西ブントは全然負けてないわけだよ。これがまあアラブまで行っちゃったわけ。

高橋  北朝鮮とか。

柄谷  うん、これはもう全部阪神思想なんだ、中上健次の言葉でいえばね。世界を動かす阪神思想(笑い)。
そこまで想像力の勝利が貫徹されてる。昔のブントの連中はみんな阪神だったんだけど、西部邁は巨人に
転向したって、おれはいうんだ(笑い)。彼は「ひどい、ひどい」と怒ってたけど、あいつのいってるのは
巨人的言説なんだよ。「V9も伝統である」とか「それを重んじなくちゃいけない」とか何とか、ああいう
ふうになっちゃった。僕自身はだんだん純粋に阪神になってきたな。阪神は「半ば神」だからね。
56名無し:02/01/03 03:29
>>52,53に感謝する。でもねえ。
聞くところによれば、阪神って、もともとパリーグにいくはずだったん
でしょ。それを巨人戦がなくなるとやばいということで、セリーグに
とどまったんじゃないの。その意味では、巨人依存のチームなんで、これは
阪神ファンにもいえるよなあ。反動的だよ。巨人とちがうゲームはできない
ということで、独立する気持ちがない。
5756:02/01/03 03:35
>>55
かぶって、わるかった。つづきがあるんならば、どうぞ。
58つづき:02/01/03 03:54
柄谷  ハンシンハンギ(阪神半疑)っていうでしょ(笑い)。僕が尊敬しているのは上岡龍太郎なんだよ。
しかし上岡でも今年は「阪神が優勝する」とは予想できなかった。でもあいつは阪神をけなさない、絶対に。
「自分が悪い」っていう(笑い)。

高橋  それはすごい。そこまでいくとね。

柄谷  上岡は自分が試合を見に行き負けると「私のような不純な者が来たんで負けてまことに申しわけない」(笑い)。
行かないで負けると「ああ、」やっぱり私が行かなかったんで負けて申しわけない」すべて「私の責任」(笑い)。
それはもう神の証明みたいなもんだ。

渡部  タイガースと西武の日本シリーズを予想しようよ。

高橋  四勝一敗で阪神だな。

渡部  うん、一試合ぐらいは西武が勝つかな。

柄谷  そりゃ阪神が勝つに決まってる(笑い)。想像力で勝ってるから、そんなのもう予想に値しないよ。 (中略)
勝つでしょう(笑いああ9.したがって、非常に危機感を感じてるわけ。勝ったら非常に困るわけね。

高橋  普通、勝ち組が勝つと直ちに粛清が始まるんだ。

柄谷  うん、だから阪神ファンであろうとしたら、「阪神は今年優勝しなかった」って信念をずっと持ち続けるとか…。
まあ、おれは情熱を持たないんではないかという予感があるね。来年からね。全部やめる。野球はやめる。昔、西部邁が
電話かけてきて「阪神ファンをやめたいと思うんだ」っていうわけ(笑い)。それで何をいうかなと思ったら、「巨人
ファンになる」ていうから「冗談じゃない。やめたかったら全部やめればいい」。おれは全部やめる。プロ野球なんぞおれは
なんにも関係ないんだから、全部やめていいわけだ。

高橋  狂うか、やめるしかない。ほとんど文学ですね、阪神は(笑い)。
59つづき:02/01/03 04:06
上記「阪神優勝を哲学する」掲載の『朝日ジャーナル 85・10・18号』
の編集後記…

  案の定である。天下無敵の柄谷行人氏に「阪神優勝」というオンブお化けが
  とりつけばどういうことになるか。だれもがオソれていたことが、やっぱり
  起こってしまった。阪神優勝の座談会に臨んだ柄谷氏、文芸評論での「内省」
  はどこへやら、じつに圧倒的積極的メチャクチャな明快さ。渡部直己、高橋
  源一郎という二俊秀も圧倒されっ放しでした。日本の文化のために、願わくば
  この "躁" の反動の軽からんことを。

ちなみに当時の『朝ジャ』の編集長は筑紫哲也でした。
60宮地真緒:02/01/03 04:17
くだらねぇ
61考える名無しさん:02/01/03 04:34
タイガース優勝の明くる86年、ファンV2への期待も、夏の死の
ロードにおいて、ご臨終…

この時に発売されたスポーツ雑誌『Number 155号』の特集
「がんばれ阪神タイガース!それでも阪神が好きやねん」誌上での
柄谷のコメント…

  阪神?…話したくない…。いま俺は自分の中からプロ野球を消す
  のに苦労しているところだから。あまり思い出したくない。
  今年は阪神の試合を見ていても、去年のような興奮や緊張感は
  何もないね。何か新しい体験をしているんじゃなくて、去年の
  追想している感じだな。去年はこうだった…みたいな。どうして
  も去年と比較してしまうから、見ててあまりいい気持ちになれない。
  まあ、このままずっと悪くなって、ずるずるといっちゃえばいい
  んじゃないの。いっそ最下位にでもなっちゃって(笑)。
  とにかく野球は意識の中に存在しない。だからそういう話はしたく
  ない。(ガチャ)

ところで阪神優勝の1985年といえば柄谷が『探求』の連載を始めた年で
あり、単行本化されたのが明くる1986年末でしたね。
62名無しさん@お腹いっぱい:02/01/03 05:39
いづれにせよ、この記事を読んでなかったもんで、ありがとう。
御苦労さんです。
63考える名無しさん:02/01/03 13:09
阪神ネタ、読めて良かった。ありがとう!
しかし、野蛮だなぁ、柄谷義男。
64考える名無しさん:02/01/03 16:46
こんなのもありました。

六月の末から七月にかけて四日間、京都大学の経済学部の集中講義に
出かけた。… 私は「講義」は好きではない。しかし連日睡眠三、四
時間という(私はふだん十時間位寝ている)苛酷な日々にもかかわらず、
ほとんど疲れも感じなかったし楽しかった(一つには、ちょうどそのころ
阪神タイガースが奇蹟的な十一連勝を続けていたということもあるが)…

柄谷『批評とポスト・モダン』(福武文庫)1989年 収録「断章 京都で
考えたこと」(初出 雑誌『文藝』1982年9月号)より
65考える名無しさん:02/01/03 17:33
>(私はふだん十時間位寝ている)
マジ?!
66考える名無しさん:02/01/03 17:49
「新庄なんか知るか」は狭量なタイガースファンの心情からなのか・・・
67考える名無しさん:02/01/03 19:06
なんか偉そうなこと言ってるそこらのおっさんとかわんねーじゃんーw
68考える名無しさん:02/01/03 20:30
10時間睡眠の柄谷。
1982年ってことは、柄谷は40歳を過ぎてますよね?
歳を取ると睡眠時間って短くなるんじゃないの?
あの浅田彰も8時間睡眠の男だったらしいが、
40過ぎてさすがに睡眠時間が短くなって言ってたよ。
69考える名無しさん:02/01/03 20:37
・・・ということは若いときはもっと眠っていた、と?!
70考える名無しさん:02/01/03 23:33
起きてる時の脳みその稼働率が高すぎる故の爆睡か?
しかし80年代前半に鬱病になっていたハズなんだけど
その時も10時間寝てたのか? 普通は眠れなくなるようだけど・・・。
71考える名無しさん:02/01/03 23:50
語学(外国語)を勉強して克服したとか
72考える名無しさん:02/01/03 23:56
坂口安吾に倣って
73考える名無しさん:02/01/03 23:59
外国語という他者に頭の中をサディスティックに蹂躙されることに
よって病んだ矮小な自我を滅却することができるとか
74考える名無しさん:02/01/04 01:03
10時間睡眠ということは、
ナイター終了後、大急ぎで11時に寝ても
朝9時ぐらいまで寝ているわけですね。
最近の小学生だってこんなに寝てないよ。
75クレタ島の住人:02/01/04 02:28
私は常に嘘しかつきません。ホントです。
76こころ:02/01/04 22:54
age
77考える名無しさん:02/01/04 23:22
既出だが、柄谷は元々は太洋(現・横浜)ファン。
しかしアンチ巨人ゆえに、かつて太洋、そして現・阪神ファンなのではない。
阪神ファンゆえに巨人が嫌いなのである。
かつてある書籍でそういう趣旨の文を書いていた。
以上。
78考える名無しさん:02/01/04 23:24
NY留学中の四方田犬彦の家のホームパーティに招かれた義男は
四方田が苦心して作った「ちらし寿司」を
この「炒飯」はうまい!とおかわりをしたそうだけど、
義男は食べ物に興味がないんでしょうか?
79考える名無しさん:02/01/04 23:29
野蛮人ですから
80考える名無しさん:02/01/04 23:36
どうってことのない生姜焼き定食を
一心不乱に食べていたという目撃談もありますが・・・。
81考える名無しさん:02/01/04 23:37
>>71
それは東大の学生だった頃の話だね。
82考える名無しさん:02/01/04 23:40
東大入試のガイダンス本?に寄稿してたよね。
83OFW:02/01/04 23:45
私は柄谷君とは同級生なのだよ、実は。
84考える名無しさん:02/01/05 00:04
小学校で?
中学校で?
高校で?
大学で?
院で?
85考える名無しさん:02/01/05 00:09
中学か高校の時か忘れたが、当然、生意気な柄谷少年がなぜ
級友からイジメやリンチ!に会うことがなかったかというと
某ヤ−系の級友が何故か「柄谷だけには手を出すな」と
命令していたからである。
86考える名無しさん:02/01/05 03:25
西部邁とのエピソードは他にないかのう?
87考える名無しさん:02/01/05 15:22
…ぼくもやはり、全共闘に "熱狂" していたんですよ。口を開ければ批判しかしませんが。
だけどぼくは、西部邁と二人で、デモがあるとみんな見にいった(笑)。どうしてオレは、
こんなに野次馬なんだと思ったけどね。「行こう行こう」と言って、行った。その頃、昔の
ブントのやつらも来てるわけよ。そして、革マルがいいとか、そういうこと言うと、「おまえ
は除名」とか言って(笑)、かってに除名したりしていたけどさ。うむを言わさず、おもし
ろいということがありましたよね。自分が存在論的に広がる感じなんです。それが終わると、
ひゅうとしぼむ感じでね。

 『現在との対話シリーズ1 柄谷行人VS笠井潔 ポスト・モダニズム批判 拠点から虚点へ』
 (作品社)1985年 より
88考える名無しさん:02/01/05 15:31
>>85とか、前のレスを読むに
柄谷って、ヤクザ系の土建屋の息子ってことか?
89考える名無しさん:02/01/05 16:05
>>87
>だけどぼくは、西部邁と二人で、デモがあるとみんな見にいった(笑)。

この二人の関係って本当に不思議だな。
この二人は同年齢?
90考える名無しさん:02/01/05 16:39
西部が1939年生まれ
柄谷は1941年生まれ
91考える名無しさん:02/01/05 16:54
>>89
今や左右の巨マラだものな。
92考える名無しさん:02/01/05 17:01
柄谷は…その魅力の源泉は…第一にその少年っぽいパーソナリティ、
…ロマン主義の権化と批判せねばならないほどの自己へのこだわり
偏重主義、そして極めつけは、浅田彰の冷たい目から見れば、あの
西部邁ではなく、柄谷こそがル・サンチマン(怨念)で思考する男
の典型と批判せねばならないほどのセンチメンタリズム…柄谷が近代
における家族を問題にするのは、自分の父とのかかわりが色濃く反映
したものであることはまちがいないのだ。それがル・サンチマンなの
である。彼の『隠喩としての建築』(講談社)に納められた父親の
回顧エッセイを読むとそれは明白…西部は、生まれ育ったのが北海道
という辺境であること、あるいは六〇年代安保で大衆が運動を捨てて
去っていったという不信をル・サンチマンとして、大衆論をする…
それは…柄谷とは…違うようだが、思想家の姿勢としてはまったく
同質である。ところが、その柄谷が、浅田とともに西部を激しく批判
する。そのわけは、ル・サンチマンを全面的に押し出した観のある
西部の仕事を読むと、自分の弱いところが拡大して投影されている
かのように柄谷が感じるにちがいない。つまり、自己嫌悪の変型…
もともと西部と柄谷は、学生時代ほぼ親友といってもよい仲であった。
だからというわけではないが柄谷の西部批判は、けっこう本気である。
しかし、絶対に近親憎悪である。

   栗本慎一郎『鉄の処女』(光文社カッパサイエンス)1985年
93考える名無しさん:02/01/05 17:09
袂を分かったというか、から谷からすれば西部はたんに寝返ったと
みているのだから、その時点で近親憎悪とはよべなくなってる気が。
94考える名無しさん:02/01/05 17:17
>>93
薄いレスだこと。
95考える名無しさん:02/01/05 17:37
柄谷行人  本名 善男。一九四一年兵庫県生まれ。神戸の名門、灘中・高から東大経済学部卒。
      同大学院英文科修士過程修了。文芸評論家、法政大学第一教養部教授。
      大学では英語の先生である。中沢新一によると「柄谷さんの英語ってヒドイでしょ」
      ということだが、たしかに講義中に辞書は何度もひくし、わりといいかげんにやって
      る印象を受ける。外国語を学ぶことの意味を「反動的」なまでに強調してきた人に
      してはどうなんだろうな。二枚目であり、女子学生にも人気がある。本人もわりと
      その気なのか、便所で頭をけんめいに直している姿が見られたりしている。マユツバ
      な話であるがアメリカに男の恋人がいりともいう。内向的で自閉症的な性格とちょっと
      酷薄な政治的な性格が共存していてつきあいにくそうな人だと思う。

西部邁   一九三九年北海道生まれ。東大経済学部卒。在学中、安保闘争に参加する。東大助教授。
      家が極貧の農家で弁当を持っていけず、兄と二人で鉄棒をして昼休みを過ごしたとか。
      村人の寄付金を集めて東京へ進学したとか、学生運動の運動資金で食いつないだとか、
      逸話にはことかかない。苦労に苦労を重ねて今の地位を得たせいか、医者のムスコとして
      何不自由なく育ち、一夜にしてスターになってしまった浅田彰を目のカタキにしてるとか、
      そういう話もあるんだけど、ホントかねえ。

                          (上記、栗本著書の月本裕の人名注釈より)
96考える名無しさん:02/01/05 18:05
柄谷氏は灘じゃなくて甲陽の出身だったと思うんだけど
97考える名無しさん:02/01/05 19:35
ヨシオたんは神戸事件についてなんか書いてんのかな
98 :02/01/05 19:47
341 :考える名無しさん :01/10/13 21:43
浅田
 西部さんの場合は、ご自身も認めておられるように、北海道という伝統が
まったくないところから出発し、逆に伝統をあえて虚構として立て、それを
統制的理念として言説の基準にしていこうとされるわけでしょう。ただ、
近代化によって伝統が失われたがゆえに伝統を虚構として立てるという
ジェスチュアは、それこそいままで何度となく繰り返されてきたし、それが
場合によって反動的な帰結をもたらすこともわかっている。そのへんは
どうなのかしら、という気はします。
 他方で柄谷行人さんは、カント的な意味での近代の理念を統制的理念として
立て、それによってリベラリズムを支えようとされる。それには共感するところ
もあるのですが、ある意味で西部さんがいわれていることの鏡像になってもいる
わけです。
 この伝統の側と近代の側から出されている二つの一見対極的な言説が同じ構造
をしているということは、それらの限界を示してもいると思います。
99考える名無しさん:02/01/05 19:57
>>96
マジ?甲陽の友人がいるよオレ。うらやましー
100考える名無しさん:02/01/05 20:08
>>99
その程度のことで
羨ましがることもないだろう?
101考える名無しさん:02/01/05 20:30
>97
>ヨシォたんは神戸事件についてなんか書いてんのかな。

「親に責任はあるか 神戸小学生殺人事件にふれて」(『中央公論』1997年11月号)
102考える名無しさん:02/01/05 20:33
『倫理21』(平凡社)でもより詳しく述べている。
103考える名無しさん:02/01/06 20:18
>>101-102
さんくす
グーグル掛けてみるわ。
104考える名無しさん:02/01/06 23:34
アホカ
105考える名無しさん:02/01/07 00:20
>>104
どなた?
106 :02/01/07 21:38
>>96
四方田が「犬も歩けば」で書いていたが、村上春樹の父親が甲陽で
教えていたというのだが(四方田は数学教師としていたが、国語教師
じゃなかったか)、柄谷は教えて貰っていたという。本当だろうか。
107考える名無しさん:02/01/07 23:38
>>106
春樹の父が高校生の義男に教える・・・。
春樹父にとってはかなりの災難だったのでは・・・。
いまだにあんなに大人なげない義男が高校生だった頃なんて
想像するのもコワイよ。
108考える名無しさん:02/01/08 18:37
中上健次もビビルほど、車の運転が荒いらしい。
なんでそんなにスピードを出すかととわれて「早く着きたいから」と一言。
109考える名無しさん:02/01/08 19:33
柄谷は信号が赤の方が進みたくなる・・・と言っていたんだっけ?
110考える名無しさん:02/01/08 22:57
柄谷の車の助手席には、命知らずの浅田彰しか乗らない・・・・。
111考える名無しさん:02/01/08 22:59
それで、浅田は中上に尊敬されたらしいが
中上も中上だけど。
112考える名無しさん:02/01/08 23:18
柄谷の乗っていた車種はなんだろうか。
113考える名無しさん:02/01/08 23:19
霊柩車
114考える名無しさん:02/01/09 00:34
「早く着きたいから」という素朴な一言にまで
多くを読み取ってはいけない。大阪で言う、ただの「イラチ(せっかち)」だ。
赤で進みたくなるのは当然だ。
115考える名無しさん:02/01/09 01:24
運転がうまけりゃ荒っぽくとも構わんよ。
116考える名無しさん:02/01/15 01:47
ってか、昔からよしおは赤信号を余裕で無視します。
周りの人間が立ち止まると一言。
「いいんですか、君たち渡らなくて」
117考える名無しさん:02/01/15 01:56
「赤信号ではとまれ、なんていうのは教習所で教えられた「制度」を
内面化したものに過ぎないのであり・・・」
118考える名無しさん:02/01/15 02:08
善男は「交通」の「事故」を望んでいるからね。
119考える名無しさん:02/01/15 02:10
>>117
ほんとに言ってそう(わら
やっぱ吉雄は愛すべき存在だな。
120考える名無しさん:02/01/28 20:31
コロンビアでなに教えてるの?
121ななし:02/01/28 20:49
>>120
東アジア文化
122考える名無しさん:02/01/28 21:40
あれ そうだっけ。比較文学だと思うけど。
123旅行者:02/01/28 21:42
去年の4月、コロンビア大学に行ったけど、
大学のブックストアに柄谷の本は売ってなかった。
124考える名無しさん:02/01/28 21:47
それ、大学生協みたいなとこ?
イギリスはロンドンのblackwell?とかいう、
学術書専門の本屋には「隠喩としての建築」が売ってた。
125123:02/01/28 21:52
>>124
そう。教科書やら大学のグッズが売ってた。
クリステヴァがコロンビア大学出版の本が多いらしく
大量に売ってた。サイードも。
126考える名無しさん:02/01/28 22:02
その大学出版のが多く売ってるわけか。
じゃあ柄谷もMITにいけば、何冊かは置いてあるのかな。
でもMITは文系弱いよね。
127考える名無しさん:02/01/28 22:07
全然話逸れるが、『トラ栗』読んでてちょっと気になったんだけど
日・英の文献はページ指定してないのに、仏・独の文献はページ指定あり
なんだよ。まさか誰かに書いてもらってたり・・・。
仏は知らんが、独はあまりできないらしいから、「めんどい」
とかいって浅田君あたりに頼んでたりして。

また愛らしいところを発見しました。
128考える名無しさん:02/01/28 22:21
>>127
!!!俺も思った!
吉雄ならやりかねない。

ただ、英語版は、さすがにアメリカの大学出版は厳しいらしくて、
ちゃんとした注をつけてるみたい。
129Comporative Literature and Society:02/01/28 23:40
130考える名無しさん:02/01/28 23:47
>126
DQN
131考える名無しさん:02/01/29 13:26
なぜ?
132こころ:02/01/29 16:53
善男あげ
133考える名無しさん:02/01/30 10:34
柄谷氏はカラオケで歌うらしいです
134考える名無しさん:02/02/08 16:30
135考える名無しさん:02/02/10 17:37
>>133
ヨシオは何を歌うの?
136辺見秀逸(辺見庸):02/02/10 17:40
本名がいやなんだろうね〜。俺みたいに。。。
137考える名無しさん:02/02/18 20:15
>>136
そんな本名だったのか。
つうかオマエ何でそんなに偉そうなんだよ、ヘンミヨー。
138考える名無しさん:02/02/19 08:30
>135
60年代アメリカンポップスのヒット曲は大概歌えるらしい。
139顔が異常に赤いけど:02/02/20 19:32
最近。なんで?
140考える名無しさん:02/02/21 01:14
本人曰く若い頃から赤面恐怖症なんだとさ。
141考える名無しさん:02/02/21 01:15
義男、正直な人間に育つんやでえ
142考える名無しさん:02/02/21 12:14
善男は厨房のころ漫才の台本をシコシコ書いていました。
143考える名無しさん:02/02/21 18:58
そういえばこだま・ひびきスレ消えたな
144考える名無しさん:02/03/05 18:13
星野監督には・・・
145139:02/03/08 01:03
昔、「身も心も」という日本映画をWOWOWで見てたら、
コロンビア大学で大江、中上を講義している日本人教授が
主人公、という内容で、柄谷がモデルだ!と思った。
主演の名前を忘れたが、他に柄本明、かたせ梨乃が出てた。
146晴彦:02/03/08 22:53
>>145
監督は、映画芸術の晴彦さんだね。眼鏡かけた早稲田出身の人。
147考える名無しさん:02/03/09 08:16
今年の柄谷氏関連のシンポジウム情報きぼーん。
148145:02/03/09 12:02
主演は奥田瑛二だった。
R指定だったので録画し、ビデオを早送りしながら見ていたが、
「コロンビア大学の〜」というセリフを聞いたのは偶然だった。
中上や村上龍の映画は面白いのだろうか?

中上といえば、中上の葬式で柄谷と梅原猛が
ニアミスしたのではないのか?と思う。
149考える名無しさん:02/03/26 18:36
age
150考える名無しさん:02/03/26 20:44
>>126
実際、ボストンのMITにMIT出版があってその本屋にANYシリーズとかアーキテクチャーアズアメタファーが置いてあるんだな。
151考える名無しさん
age