カント 純粋理性批判論

このエントリーをはてなブックマークに追加
1考える名無しさん
私は馬鹿なので、どうしても良く分かりません。
誰か分かりやすい言葉でなにが書かれているのか
簡単に説明して下さい。よろしくお願いします。
2考える名無しさん:01/12/08 09:54
_____
 /......  .. .../
 ||:::   ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | ̄\ ( ゚Д゚)<  簡単に説明できないから本書いたんじゃねーの〜
 |   |: ̄U U ̄:|\_____________
3:01/12/08 09:58
こんなの分かる人間いない。

時間の無駄だから止めとき。
4:01/12/08 09:59
そうかもしれないけど、頭の良い人なら簡単に噛み砕いて説明できるかな
とおもったんだけど
5:01/12/08 10:01
ここじゃ簡単に説明してくれる人間なんていないよ。
こねくりまわされるだけ。
専門家じゃないなら止めといたほうがいい。
6考える名無しさん:01/12/08 10:12
_____
 /......  .. .../
 ||:::   ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | ̄\ ( ゚Д゚)<  形のない物を、数学とか他の「確かであろう物」で証明しようとした。
 |   |: ̄U U ̄:|\_____________
7考える名無しさん:01/12/08 10:13
_____
 /......  .. .../
 ||:::   ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | ̄\ ( ゚Д゚)<  一行で逝ったぞゴルァ
 |   |: ̄U U ̄:|\_____________
8:01/12/08 10:22
確かであろう物ってどう言う意味ですか?
9:01/12/08 10:23
結果が必ず出るものって事?
10:01/12/08 10:23
矛盾してません?
11考える名無しさん:01/12/08 10:24
_____
 /......  .. .../
 ||:::   ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | ̄\ ( ゚Д゚)<  モチベーションを与えてやったから、あとはお前が読め!
 |   |: ̄U U ̄:|\_____________
12:01/12/08 10:25
それは彼が行おうとした事の説明ですよね?
純粋理性批判論について聞きたいんだけど?
13考える名無しさん:01/12/08 10:26
>>11
ずいぶん偉そうに言うけど、全然答えになってないじゃん!
解らないなら、解らないって言えば。俺はわからない。
14考える名無しさん:01/12/08 10:29
_____
 /......  .. .../
 ||::: ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | ̄\ ( ゚Д゚)<   偉そうにするな!
 |   |: ̄U U ̄:|\_____________
15考える名無しさん:01/12/08 10:32
_____
 /......  .. .../
 ||:::   ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | ̄\ ( ゚Д゚)<  お前が知りたいのは確かな答えじゃねーのか?だから2で逝ってるだろ。
 |   |: ̄U U ̄:|\_____________
16>>10:01/12/08 11:03
_____
 /......  .. .../
 ||:::   ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | ̄\ ( ゚Д゚)<  それは、カントに逝ってやれ!
 |   |: ̄U U ̄:|\_____________
17ひゅーむ:01/12/09 01:18
理解できん。

理性では全てがわからん。合理論批判。
白紙状態ではないだろ。経験論批判。

では何か。先天的なカテゴリーがあるのではないか。

こういった感じではないか?
18ひゅーむ:01/12/09 01:20
>>17訂正。
L.3  正:理性だけでは、全てはわからん。

    
19考える名無しさん:01/12/09 05:32
17,もうそこで普通の人には、難解なこと言ってるって!それじゃ解らないから
聞いてるんだよ。難しい言葉なんて誰でも使えるんだから、問題は万人に理解
できる言葉で説明できるかだよ。頼むよ。
2017じゃないよ:01/12/09 05:46
>>19
カントが『プロレゴメナ』の中で言っている。

「ところで私ははっきり言うが、高く賞讃をうけ、また人間にとって欠くべからざる認識の
存在自体が問題となっているときに、通俗さ、楽しさ、快適さに欠けるからといって、
哲学者から苦情を聞くのは私には意外なことである。」

つまり、難しいことを言ってんだから難しくて当然ってことね。
真摯に哲学する気なら、そんなことに文句を言うなと。

また、「この仕事は困難なものであり、自分で徐々に体系に深く入って考える
決心強い読者が必要である。」とも。

そもそも解りにくい概念を、何とか解りやすく説明するために術語を使ってるんだよ。
カントの言ったことを自分で考えて体系に入っていこうとする気がないんだったら、
読むのやめちまいなよ。
本当に知りたいんだったら、甘えなさんな。
21666:01/12/09 07:19
不安定なものを事実で安定させる

これのことだ
22ひゅーむ:01/12/09 14:39
では、>>17,18の文章に、辞書の定義を当てはめてみる。

A.理性(理解する能力、知的関係を把握する能力)だけでは、全てはわからん。

これは、
理性(理解する能力、知的関係を把握する能力)を重んじ、個別的、偶発的なものを排して、
一切が普遍的法則の論理的必然性によって考えるという、
合理論を批判したものである。

B.白紙(人間は経験のみによって、観念{精神のうちに存在するもの}を得る)ではないだろ。

これは、
知識の源泉は、理性(理解する能力、知的関係を把握する能力)によってではなく、観察によって得られるのであるとする、
経験論を批判したものである。

じゃあ、何やねん。
先天的な、同じ性質を持つ対象の分類形式(カテゴリー)があるのではないか。

>>19
>>20のおっしゃる通り、術語でなければ厳密さに欠けてしまう。
上記の文章は術語を用いていない。
故に上記の文章は厳密さに欠ける。
231:01/12/10 00:43
>>22
うわー凄い!!ありがとうございました。完全とまではいきませんが、
解りました。凄い凄い!
24考える名無しさん:01/12/10 00:51
じゃあ、ここでも質問してみようかな・・・↓

感性のアプリオリな形式としての空間時間ってのは分かるんですが、
悟性の純粋カテゴリー(分量・性質・関係・様態)ってのは本当なの?
アリストテレスのカテゴリーをカントは批判しているけど、このカントの
カテゴリーを批判している人はいるの?

↑コレに対して、ヘーゲルがカントのカテゴリーを批判し、
キルケゴールがヘーゲルのカテゴリーを批判したそうなんだけど、
それぞれ、内容と出典を知ってたら教えてもらえませんか。
「カントだよ全員集合」スレ参照。
25考える名無しさん:01/12/10 01:02
>>23
嘘くさ。
26考える名無しさん:01/12/10 01:38
>24
あんたがなぜ「感性のアプリオリな形式としての空間時間
ってのは分かる」のかが分からん。
それに、「カテゴリー」をあんたがどう定義しているかを
知らない限り、あんたがいう「本当」か否かってのが
どういう観点から発せられた疑問なのか理解しようが無い。
その質問を目にするのは都合三回目だが、それだけしつこく訊く
気力があるならなぜ資料にあたって自分で調べようとしないのか?
「本で読んでもわからんから」っていう人間なら「感性のアプリオリ
な形式としての空間時間ってのは分かる」などとは言わないだろうしな。
27ぼん:01/12/10 01:42
無知をさらして質問します。哲学で語られる「徳」ってのは
論じる人によって様々な意見に分かれているけども
誰か、そのいろいろな意見から共通点を抜き出して
「徳」の普遍性について語っている人っているのかな?
それと、「徳」に対する研究って今でも研究している学会ってあるの?
28考える名無しさん:01/12/10 01:43
>>26
アホかおまえ。なんで俺がカテゴリーを定義するんだよ。
カントのカテゴリー定義は本当に正しいのかと質問しているのだが。
日本語通じる? ていうかカント読んだことある?(w
感性の形式がわかるのは、単にそう言われて納得するから。
疑問をもってるなら悟性のカテゴリーと同様、哲学者による反論
があるのかどうか質問してるっての。とにかく、答えられないなら
消えて。うざい。
29考える名無しさん:01/12/10 01:46
>>26
あームカツクこのバカ。資料で調べろ?
俺がなにで調べようと俺の勝手なんだよボケ。
大きなお世話。屁こいて寝ろ。カス。
3026じゃないよ:01/12/10 01:48
>>28
どうやったら「カントのカテゴリー定義は本当に正しいのか」どうかが
判断できるの? 今まさに解らないのに、何と比べて「正しい」と思うの?
31考える名無しさん:01/12/10 01:54
>>30
ハァ・・・まず純粋理性批判読んできてからおいで。
カントのカテゴリーだってカントが恣意的に並べたわけでは
ないんすよ。カントは論理学の基本的な命題を下敷きにして
四つのカテゴリーを純粋悟性概念として挙げたわけだけど、
当然、それに対する批判もあるわけ。俺が知りたいのは
ヘーゲルやキルケゴールがその批判の作業を行ったそうだから、
それがどんな内容なのか知りたいだけ。「正しい」かどうかは、
それらを読んで最終的には自分で判断するしかないんじゃないの?
3230:01/12/10 01:57
>>31
でもあんた28に

>アホかおまえ。なんで俺がカテゴリーを定義するんだよ。
>カントのカテゴリー定義は本当に正しいのかと質問しているのだが。
って書いてるよ。ここに関して訊いてるのだが。
33自爆してると思われ:01/12/10 01:58
>>31
>ハァ・・・まず純粋理性批判読んできてからおいで。

あなたもヘーゲルやキルケゴールを読んでから質問すればよろしい。
34考える名無しさん:01/12/10 02:00
お前の質問の仕方が悪いからそれに突っ込んでるだけだろうがボケ
35考える名無しさん:01/12/10 02:02
イライラするなーバカの相手は。

>>32
だから!!!俺はカントのカテゴリーは正しいのかどうか、
それで完全なのか怪しいと思うわけ。だから、それに対して
他の哲学者がどのような批判しているのかが知りたいの。
って、おんなじこと言ってるな、俺。なにが分からんのか?
「ここに関して」じゃ分からん。ちゃんと説明しろボケ。

>>33
死ね。だからヘーゲルやキルケゴールのどこを読めば
いいのかと訊いてるんだろ? 話にならん。雑魚が。
3630:01/12/10 02:02
>>34
33は俺じゃないぞ。
37考える名無しさん:01/12/10 02:02
>>34
誰だおまえ?(w
38考える名無しさん:01/12/10 02:03
>>36
どうでもいいっつうの(藁 寝る。やってられん。
3926=34:01/12/10 02:04
34はこの既知外に対するレスね。
40 雑魚:01/12/10 02:06
実はオレもそれがどこか知りたい...
『小論理学』読んだら、批判というより評価してた...

全国の教えて君立ち上がれ!
41考える名無しさん:01/12/10 02:06
>>39
ああ、荒れてきた。厨房を煽るとこうなるから嫌なんだ。
ハイハイ、既知外ですよー。うざいから寝てくだちゃいねー
42考える名無しさん:01/12/10 02:07
>>40
おお、いいねー。マトモじゃん。雑魚っつってゴメン♪
いっしょに考えよう! 本スレのほうがまともな人がいそうだが・・・
4330:01/12/10 02:07
>>35
28での君の質問内容は「カントのカテゴリー定義は本当に正しいのか」
でしょう。
なのに31では「俺が知りたいのはヘーゲルやキルケゴールがその批判の作業を行ったそうだから、
それがどんな内容なのか知りたいだけ」と言ってる。
質問内容が変わってるね。
俺は28のことに関して30の質問をしたの。
だけどあんたは28で書いたことを忘れてるから、
31でのこちらの質問が的外れだと思って罵倒したわけよ。
その勘違いは35にも持ち越してる。
28での自分の発言を見直してみなさい。自分の訊きたいことじゃないこと言ってるんじゃないの?
4426:01/12/10 02:09
>43
もうあいてにしないほうがいいよ。
4530=43:01/12/10 02:10
>>44
忠告ありがと。
長文打って損したよ。
46考える名無しさん:01/12/10 02:12
>>43
・カントのカテゴリー定義は本当に正しいのか
・ヘーゲルやキルケゴールがその批判の作業を行ったそうだから、
 それがどんな内容なのか知りたい

似たようなもんじゃん。揚げ足鳥はやめてくんない?眠いし。
ハイハイ、ボクが本当に訊きたいのは二番目の質問ですよー。
紛らわしいこといってゴメンネー。これで満足? じゃ、消えて♪
47考える名無しさん:01/12/10 02:20
>>46
・・・というか、このスレ主は君ではないだろう?
48考える名無しさん:01/12/10 02:22
つうか、俺、

>「正しい」かどうかは、それら(ヘーゲルやキルケゴール)を読んで
>最終的には自分で判断するしかないんじゃないの?

って31でちゃんと書いてんじゃん。読めよ。
これじゃダメなの? まいいや。疲れた。寝る。
49考える名無しさん:01/12/10 02:23
カントスレで殺伐としてるのをみると、
なんかうれしいね。(ワラ
50考える名無しさん:01/12/10 02:23
>>47
スレ主だったら消えろっていう権利あんの?知らんかった。
俺はとにかく、俺の質問に対するカンチガイ煽りがうざいだけ♪

じゃね。
51考える名無しさん:01/12/10 02:24
カントスレっていつもこんななの?
52考える名無しさん:01/12/10 02:25
>>48
じゃぁ、それを実行すればいいじゃん?

おやちゅみ。
53考える名無しさん:01/12/10 02:25
>>51
それはカント先生に申し訳ないな。
元凶が寝に入ったみたいだから、あれが起きなきゃ平気じゃない?
54考える名無しさん:01/12/10 02:27
本当にラスト☆

>>52
だから、ヘーゲルとキルケゴールがどこで何を言っているのか
教えて欲しいと、頭を下げてお願いしているんです。わかった?
言われなくても実行するっての。バーカ。おやちゅみ。
55考える名無しさん:01/12/10 02:31
>>54
・・・・だそうです、みなさん。

真似しないでくれる?
おやちゅみ。
56考える名無しさん:01/12/10 02:34
終わり?わりと面白かったのに・・・。
54はいいキャラしてるからコテハンきぼん!煽りまくれ〜
571:01/12/10 09:09
また難しくなってきたよ!
58考える名無しさん:01/12/10 09:12
カント先生は肉が嫌いで、チーズ愛好家だったんだってさ。
59考える名無しさん:01/12/10 10:39
>>22
おまえさあ、辞書の同義反復って知ってる?
結局、なんにも説明されてないのによろこぶ1の哀れさが目にしみる。
60考える名無しさん:01/12/10 10:46

渡部昇一の痴的生活の方法に書いてたね。
朝は紅茶とタバコを一服ってのがカコイイ。>>カント
6158:01/12/10 11:05
>>60
そうそう、朝ごはんには紅茶のみで、
一日のうちの一回きりの食事が昼食だ、とか。
私は昨日あたりの日経新聞のコラムでみたのだけど、
その元ネタ、きっとその本だね。
62考える名無しさん:01/12/10 13:54
>>59
だからどうした。
承知の上だっての。敢えて断ってまでやったのに、わざわざつっこむな。
63考える名無しさん:01/12/10 18:18
>>1
純粋理性批判に至るまでのカントの経緯やバックグラウンド
(ヒュームなどに影響を受けたことや、ドイツ啓蒙主義、
 ピエチシズムの母から受け継いだ形而上的なものへの信仰)を
ちょっと勉強すると、純粋理性批判も読みやすくなると思いますよ。
初めてカントを倫理の授業で知ったとき、
どの本を読んでも分かりにくかったんですが、カントのバックグラウンドを
知るにつれてよりカントが理解しやすくなったので。

日経新聞、私も読みました。
カントって、朝だけしか煙草を吸わなかったそうで、
ヘビースモーカーだったヘーゲルとはうってかわって、
なんというか、禁欲的ですよね。
64正助 jtws003.zaq.ne.jp:01/12/10 18:46
高峯愚一って先生の、「カント純粋理性批判入門」。
わりと古い本だけど、読んだ人の感想を聞かせて欲しいです。
65考える名無しさん:01/12/10 19:22
>>64
高峯一愚ですよ。
丁寧でいいと思います。僕が初めて読んだ時は、
高峯さんの『入門』と照らし合わせながら読みました。
訳本も、「世界の大思想」に収録されていますが、
『純理』は高峯さんの訳本がいいといろいろな人から言われます。
66正助 jtws003.zaq.ne.jp:01/12/11 00:14
>>65
訂正どうもすいません。
では読んでみようと思います。
石川先生の入門書だけでは、ちょっと理解出来なかった部分が多数ありましたので・・・・
照らし合わせる、ってのも良い方法ですね。

しかし、皆はもっとスムーズに読めているのだろうか。純粋理性批判・・・
67考える名無しさん:01/12/11 00:38
>>66
不安になる気持ちはわかる
しかし、カントもそう簡単には理解できない。
俺もまだ分かってない。だから面白いのさ。
まあ、がんばろうや
681:01/12/11 08:45
>>63
ありがとうございます。
>>59
うるさいよ、自分の事よっぽど頭が良いと思ってるお前が痛いよ。
69考える名無しさん :01/12/12 02:42
>1
 山形浩生が『純粋理性批判』を訳すだけ訳して放置しているらしいけど山形訳を読
んでみたいと思わない?
70考える名無しさん:01/12/12 03:03
書籍デジタル化委員会にうpキボンヌ。
711:01/12/12 04:59
>>69
嬉しいんですが、普通の物も読めてないんで。
7269:01/12/13 01:59
>1
 俺も今、『純粋理性批判』を読んでいるんだけど四十年前に翻訳されたものである
が故に、哲学用語以外の部分で最近余り使わない言葉を見る事が多いんだ。きちんと
読みたいから辞書を見ながら読んでいるんだけど、山形浩生訳ならもっと、文章が
平易になっているような気がするんだ。
731:01/12/13 07:50
そう言う事か!納得しました。
74考える名無しさん:01/12/13 16:27
純粋理性批判を学部で勉強した時に
教授がつくったテキストに
「のめり込むタイプの人は要注意。
精神的に弱い人はやめたほうがいい」
みたいなことが書いてあった。
試験前カントが夢にでてきて
「どうして私の言ってることが
理解できないんだ!!」と言って
追い掛け回された
75考える名無しさん:01/12/13 16:37
>>74

カント……
76考える名無しさん:01/12/13 16:40
>>74
カントこわいねぇ
77考える名無しさん:01/12/13 16:55
>>74

フーコーとかアルテュセールじゃなくてよかったね。
7874:01/12/13 17:00
なんで?
フーコー楽しかったよ
79考える名無しさん:01/12/13 17:35
>>78

夢に出てくると怖いかなぁって。
80考える名無しさん:01/12/13 20:03
ヘーゲルの方が怖いよ。
自分は追いかけまわされた夢は見ませんでしたが、
なぜかヘーゲルに追試受けてる夢見たことあります
81考える名無しさん:01/12/13 21:02
俺は高校生の身でこの世界に入りましたが何か?
ちなみに今も…。
皆からは狂気的だね、とまで言われる始末…
82考える名無しさん:01/12/13 21:59
>>81
嬉しいでしょ?
アイデンティティを獲得できてよかったでちゅね〜
83考える名無しさん:01/12/14 02:38
哲学やるなら一度は通っておくべき名著。
どっち方面から来ても面白い。
84考える名無しさん:01/12/14 02:40
この板じゃあ時々簡単に読めるって奴が出てくるけど、
やっぱ俺には難しいわ。
85考える名無しさん:01/12/14 06:07
森 禎徳著 「理性をめぐる思惟」もヨロシク
86考える名無しさん:01/12/14 07:51
>>84
この本は、読み進めればどこまでも難しくなり得る本。
簡単に読めた、ってやつは、大天才かただのバカ。
871:01/12/14 10:11
>>86
岡本太郎はフランス語だと解り易いって言ってましたけどね。
あの人はヘーゲルも良くわかったらしいですよ。天才だね。
88考える名無しさん:01/12/14 23:37
>>87
そーゆー意味ではないんでは
8984:01/12/14 23:46
俺も工房の時『プロレゴメナ』読破して理解した気になってたんだけどね。
哲学史の知識が増すにつれて伝統的な形而上学ならびに論理学の知識が
ないと論証構造を普通に把握するのも難しいと思うようになったよ。
90考える名無しさん :01/12/15 01:23
みんなバカだなぁ。僕なんて今現在公房ですよ。『純粋理性批判』、パンチ一発。
『精神現象学』、かかって来い。『存在と時間』、1ラウンドK・O。
『純理』でわからないことは、何でも僕に聴いてね。
91はと麦茶:01/12/15 01:28
>>90痛いよな。こういうやついるよなってかおれがそうだった。
部分的な知識でいくら優れても総合で負けては意味がない。
おれ18だが年上は馬鹿にせんほうがいいと最近思った。
本で得た知識はホンマ知れてるよ。
92考える名無しさん:01/12/15 01:30
>>91
つうか工房ってウソ臭くない?(プ
93はと麦茶:01/12/15 01:33
>>92いやこのレスからするとマジっぽい。
94考える名無しさん:01/12/15 01:35
そーかなー・・・
9584:01/12/15 01:42
>91
わかる。俺もそうだった。
今より頭の回転が速いから万事テキパキと読めた気になってしまう。
96考える名無しさん:01/12/15 01:43
で、このスレのどこが「純粋理性批判論」なのだ……。
97考える名無しさん:01/12/15 01:45
つうか、寒い。
98考える名無しさん:01/12/15 01:48
「純粋理性批判を読むのがいかに辛いか」スレです。
99考える名無しさん:01/12/15 01:51
90は公房ではなく30代後半と思われ
哲学に興味は持ったが、ただの一冊もものにしていない人
100はと麦茶:01/12/15 01:53
>>99はっはっは
101考える名無しさん:01/12/15 01:58
公房ならまだ救われるのだが…
10290-白痴どもへ。:01/12/15 02:29
私が工房であるか、どうかは、あなたたちの判断に任せます。『純理』は中学生で読みました。
私はあなたたちのように入門書など読まない。しかし、『純理』のしばらく後に、
最近出た柄谷行人『トランスクリティーク』を読んだ。はっきりいえば、
日本で柄谷以外に『純理』を「読めた」人などいない。
篠田英雄はダメ、山形造成は論外、波多野精一は惜しいけどダメ、
高峯愚一はつまんない、坂部恵は模写してるだけ。
やっぱり、「探究U」の柄谷ぐらい徹底的にやらねば。
君たちは、白痴なんだから、焦らないでよ。不安にならないで。冷静になって。
あなたたちの人生を否定しているわけではないから。
それにいったじゃないか、「何でも僕に聴いてください」、と。
103はと麦茶:01/12/15 03:13
>>102痛!!!!!痛すぎ!!!!イテー。
難しい数学の本でも読んでせいぜい自分の無知無能ぶり
を堪能してください。
柄谷の「探求U」なんて根拠なしの憶見の言葉こねくり回してる
だけじゃん。
104考える名無しさん:01/12/15 03:34
>103
まあ、工房だから大目に見ましょう。
105考える名無しさん:01/12/15 10:46
>>101
高峯一愚だってば。こりゃなんかの聞きかじりだな。
106考える名無しさん:01/12/15 10:47
ごめん、はずした。102でーす。
107考える名無しさん:01/12/15 13:36
そもそも柄谷の超越論の把握の仕方はあれでいいのかよ?
ある種の文学でしょ。
おもしろいとは思うし、その面白さには価値があるが、それで
カントを見切ったと思うのはオソマツ。
特に、工房がそんなところで満足したらもうそれまで。
108はと麦茶:01/12/15 13:39
>>107そだね。
109考える名無しさん:01/12/15 14:32
ここにも哲学プロパーによる現代思想叩きが見られるね。

自称工房は論外として(プ
110考える名無しさん:01/12/15 15:51
別に、高校生がカント読むのおかしくないよ。
自分も純理を手引き書見ながら読んだのは高校生のころだったし。

なんか、このスレ見てると、
ただの批判じゃなくって、高校生がカント読むなんてナマイキ!
なーんて考えがちらちら垣間見えてて、そういう人イタイ
111考える名無しさん:01/12/15 16:21
>107
あえていえば、柄谷のカント論は実存文学といったところか…
ウィトゲン論もマルクス論もスピノザ論も全部そんな感じ。
一点突破型の読解は痛快だが、そこで無視された問題群が柄谷同様
自分にも関係ないとは限らないよね。
112考える名無しさん:01/12/15 16:31
>>110
別にナマイキではない。ここの工房が嘘っぽいだけ。ナル入ってるお前が痛い。
113はと麦茶:01/12/15 17:23
>>110いたすぎるよな。9歳で大学入ったやつが世の中には何人もいるし
日本の小学生中学生にあたる年齢で大学院や研究で数学的な理論を追求している
人が欧米にはたくさんいる。おまけにIQが180越えてるやつなんか世界的な
人口では何万人もいるし、工房でその本読んで自分がすごいと思えるやつは
幸せだなあ、と。そんなんで自尊心を得ている姿が
井の中の蛙みたいで痛いなあと思っただけ。
114考える名無しさん:01/12/15 17:50
>>113
結果としてキミが一番イタイ
115107:01/12/15 17:54
>>110
ちょっと不愉快だったのでレスする。
俺は、公房は柄谷で完結してはいけないといってるんだよ。
もっと先のことを要求しているのよ。
柄谷の先には誰も存在せず、並び立つ者もいないのなら話しは別だが。
116考える名無しさん:01/12/15 18:13
先生!柄谷の先には誰がいるんですか?
117はと麦茶:01/12/15 18:18
>>114だからさ、他人よりどれだけ本を読んでいるかとか
他人よりどれだけ知識があるかということで、自らの脆弱な自尊心を
補完している様子をまざまざと見せつけられると、イタイというか
哀れみを感じるんだよね。要するに楽じゃん。そっちのほうが。
おれはこいつよりなになにがわかっている、だから俺はエライ、みたいな。
知識や理解競争のレールに自分の身を置いてそんなくだらんもんに興味の
ない連中との差別化を図って自らの脆弱な自尊心を補完している、、、。
現実の受験競争やら異性獲得競争やらにおけるうだつのあがらなさを
こういった代替競争で慰めているんだろうね。
118考える名無しさん:01/12/15 18:26
>はと麦茶
あんた、マジにアホだね。
受験競争やら異性獲得競争を代替競争と云うならまだしも。。。
119考える名無しさん:01/12/15 18:33
>>117
あんたが一番拘ってる様に見えるっつーの。
120はと麦茶:01/12/15 18:56
>>118,>>119すんません。
121考える名無しさん:01/12/15 19:15
>>120
今は知らないけど、ここ旧帝ゴロゴロいたよ。
でもカント誤読してたり読んで無い時点で、
大陸系に関しては厨房扱いだった。
哲学板にまた悲しみみたいな奴を呼び込むのは止してくれ。
122ぴかぁ〜:01/12/15 21:11
旧帝ってなんだ?
蕃所調所のことか?
123はと麦茶:01/12/15 21:30
>>122センター日本史で覚えたなあ。懐かしい。
124はと麦茶:01/12/15 21:33
>>12110回読み返したがレスの趣旨がつかめません。
どういうこと?
125考える名無しさん:01/12/15 21:42
で、このスレのどこが「純粋理性批判論」なのだ……(2度目)。
126考える名無しさん:01/12/15 22:22
>はと麦茶
君が、最近ここに現れた「悲しみ」と
云うコテハンみたいだって云いたいんだろ。
つまり、厨房だって事だ。

>ぴか〜
君が自慢げに語る事は薀蓄ではないんかい?
「薀蓄」の意味解ってる?
パルメニデスはどうした?
語ってくれよ(w

>>125
厨房の臭いで切出せないのだと思われ、、、
127考える名無しさん:01/12/15 22:23
>>126
禿同
128考える名無しさん:01/12/15 23:34
哲ヲタマンセー!
129考える名無しさん:02/01/08 03:55
なんかさ、
カントって用語が混乱してない?
130考える名無しさん:02/01/08 07:08
俗に言う「宗教論」までちゃんと読んでから語れよ(ワラ
131考える名無しさん:02/01/25 03:37
カントの道徳論ってどうも苦手だな〜。
132考える名無しさん:02/01/25 03:40
おまんこの道徳論だもんね〜。
133考える名無しさん:02/01/28 02:51
カントは、「確かな知はどうやって得られるか?」という問いに対して、
今まで対立してた合理主義と経験主義をどう和解させようとしたのですか?
134考える名無しさん:02/01/28 03:19
大雑把に言うと、合理主義によれば、経験によらず知性のみによって得られる確実な知がある。
経験主義によれば、知は経験からしか得られないが、経験から得られる知は確実ではない。
カントは、たしかに経験からは確実な知は得られないが、そもそも経験を可能にしている知性の働きその他は、
経験によることなく確実に知られると考えた。

誰か補足・修正してくれ。
135素人:02/01/28 05:11
世界を知るというのは例えば、或る物の長さを知る能力があるからその長さに
出会えて、或る物の重さを知る能力があるからその重さに出会えるわけで、
こうゆう感覚が増えてくればより複雑に世界を認識できるようになるわけですよね。
先天的カテゴリーってこの感覚を生み出す大本と理解していいんでしょうか。
どなたか教えてください。
136考える名無しさん:02/01/28 05:58
経験論と合理論を止揚して批判哲学がなったなんてドイツ野郎の
戯言ですよ。そんな説明でカントを語ろうとするからおかなしな
ことになるんです。バークリーやヒュームはいま読んでも新しい
けどカントが言ってることって誰だって考え付くようなことじゃ
ないですか。カントすごくない。絶対すごくない。
だいたいカントって音、まんこって意味ですよ、英語で。こんな
卑猥な哲学者を許していいんですか。
>だいたいカントって音、まんこって意味ですよ、英語で。

嘘ツケ
138考える名無しさん:02/01/28 06:04
>>137
本当ですよ。
139考える名無しさん:02/01/28 06:04
>>137
これは確か俗語かなんかでホントにあったはず
140考える名無しさん:02/01/28 06:09
ぼけどもが。
cuntとKantを混同した
さむい冗談いつまで言ってんだよ。
エマニュエル・マンコ
マンコマンコマンコマンコマンコマンコマンコマンコマンコマンコマンコマンコマンコマンコマンコ
142考える名無しさん:02/01/28 06:10
cunt!cunt!cunt!cunt!cunt!cucunt!cunt!cunt!cuntntcuntcunt
143142:02/01/28 06:11
>>141と同じ発想してしまった…鬱
脳ノ構造ガ俺ト同ジナノダロウナ オ互イ死ヌマデ同ジ発想ヲシテイクノダロウナ
145142:02/01/28 07:10
俺の方が天才だがな。
146素人:02/01/29 06:48
感性的認識=異なる諸主観に応じて認識も異なるっていう定説をカントはどのようにして払拭したのですか?
147考える名無しさん:02/01/30 04:37
>>146
感性は個別的な知覚によって表象される単なる感覚に過ぎないんだよ、という論をひっくり返すには、当然、感性を客観的なものとすればいいわけだ。
つまり、私の諸表象が対象となるためには表象が普遍的規則に従って規定されることが必要である、と考えればいいわけ。
そんでカントは、感性が普遍的規則によって規定可能なものと見なされるために、「現象」っていう言葉を持って来るんだが……これを簡単に説明するのは俺には無理。
誰か説明頼む。
148純丘:02/01/30 04:58
>>147
 努力は認めるが、ちゃんと解説本も読もうね。

 感性、といっても、カントの場合、
  いわゆる美的価値判断力のことではなく、
 理性や悟性と並ぶ人間の認識能力のことであり、
 色や形や重さなどの、
  外界の経験を受容する仕組のことをいうのであって、
   ここでは、払拭するまでもなく、
    主観による違いはあまり問題にならない。

 一方、美的価値判断については、
  第三の『判断力批判』などに詳しいので、そっちを見てね。
149考える名無しさん:02/01/30 05:09
お、ましになってきたじゃん。
150素人:02/01/30 05:25
感性を外界受容の「仕組み」とすることによって、感性が「普遍的規則」として考えられるようになったということですか?
151純丘:02/01/30 05:39
>>150
 うーん、、、
 いや、ちょっとはしょりすぎ。
 五感があっても、それだけではバラバラでしょ。

 たとえば、赤い、つぶつぶ、甘すっぱい、では、
  たんに自分の出来事であって、なんだかわからない。
  これらを、
   同じ時の同じ所の1つのイチゴの経験にまとめないといけない。
    つまり、五感に入ってくるさまざまな刺激を、
     ある外界の対象の自分の経験として整理する。
      これが感性。

 だから、ばらばらの情報から1つの事件を見抜く
      シャーロックホームズみたいのが、
       カント的な意味で、高い感性的能力を持つ、と言える。
ら、
152考える名無しさん:02/01/30 05:58
>>151
それは感性ではなく悟性です。
153考える名無しさん:02/01/30 09:09
>五感に入ってくるさまざまな刺激を、
>ある外界の対象の自分の経験として整理する。
>これが感性。

????
154考える名無しさん:02/01/30 09:26
>>153
「整理」てのはまずいかも。
155なまえ:02/01/30 14:25
純粋理性批判って名前を付けた著作物が有名になっているという事実を素直にみればいい。
ようするに、純粋な理性は駄目なんだということが言いたいだけなのだ。。
156:02/01/30 15:15
>>155
>ようするに、純粋な理性は駄目なんだということが言いたいだけなのだ。。

んなこたぁない(ワラ
157155:02/01/30 16:12
>>156
んなことある。
著作物の中身見ないで、表題だけ見てれば、伝わってくるメッセージがある。
アフォリズムについても同じ。
158考える名無しさん:02/01/30 16:16
♪DQN DQN
159157:02/01/30 16:33
嘘じゃないよ。
試しにやってみてごらんよ。
160考える名無しさん:02/01/30 17:23
>155,157
こういうバカは困るな。勝手にわかったつもりでいる奴。
161考える名無しさん:02/01/30 17:27
>158
オマエはダパンプか(藁
162157:02/01/30 17:28
そんなことないっしょ。
中身なんか詳しく読んでも、2〜3行くらいしか良いこと書いてないでしょ。
まあ、その2〜3行見つけるために、中身読んでみるのもいいかもね♪
163考える名無しさん:02/01/30 17:31
164考える名無しさん :02/01/30 17:54
>162
あんたの言ってることがよくわからん。
全部じっくり読んだ上じゃないと、その2〜3行が良いということも
わからんだろ。まあ、あんたは自分に都合のいいところだけ選んで
適当な解釈する奴だってことがわかった。
165考える名無しさん:02/01/30 18:13
アホリズム
166考える名無しさん:02/01/30 18:17
バカリズム
こんな名前の奴いたな。お笑いで。
167考える名無しさん:02/01/30 18:30
>157
デリダとは言わないからソシュールぐらい読んでから来てくれたのむ。
168名無しさん@1周年:02/01/30 18:35
>155
純粋理性非難
169157:02/01/31 09:33
いまにわかるさ
170アントニオ猪木:02/01/31 09:36
行けばわかるさ
171169:02/01/31 11:01
行ったのか?
172ジャイアント馬場:02/01/31 15:17
>170
あっぽ!
173考える名無しさん:02/01/31 18:41
>ようするに、純粋な理性は駄目なんだということが言いたいだけなのだ。

じゃなくて、純粋に理性を批判してみようってことじゃないの?

自明なものとされている理性とはいったいいかなるものなのか
もう一度純粋に考えてみようということがいいたいのでは?

このカントの姿勢は方法的懐疑を徹底させたデカルトや
まずドクサを取り除こうとしたフッサールなどにも通じるのではないかな。
174考える名無しさん:02/02/01 06:09
・・・アホは放置しとけヨ。。
批判=ダメ、ということだと思ってるアホは。。w
175考える名無しさん:02/02/01 06:42
>>174
あなたのおっしゃることは、こういうことですな。

批判:哲学で、事物や学説の意味を根本的に研究して、全体の意味との関係を
はっきりさせ、その論理的な基礎を明らかにすること。

Kokugo Dai Jiten Dictionary. Shinsou-ban
(Revised edition) ゥ Shogakukan 1988/国語大辞典(新装版)
小学館 1988

もともと批判とは、非難じゃなくて選りすぐるってことですから。
176考える名無しさん:02/02/01 06:49
>>175
ええ、そういうとこです。
ところで「単なる理性の限界内における宗教」お読みになりました?
177考える名無しさん:02/02/01 06:57
>>176
不勉強でまだよんでいません。(恥
いかがでしたでしょうか?



178考える名無しさん:02/02/01 07:07
教科書的記述になってしまいますが、、
カントのやろうとしていたことが
1「私は何を知りうるか」
2「私は何をなすべきか」
3「私は何を望んでよいか」
そして「人間とは何か」
と、いうのはご存知ですよね
で、第一と第ニの課題が三批判書によってなった、とカントは考えたわけです
その第三番目に書かれたものがこの「宗教論」なわけでして
「道徳性という条件を満たした人間は一体どれだけのことを希望する(幸福)
ことが許されるのだろうか?」
の答えとして、批判哲学は必然的に道徳論の
立場をこえて宗教の領域にいかなくてはいけない。
しかし、教義的な、儀式的な宗教(キリスト教)ではない、というわけです
そういった主旨の元のものなので、一度読んでみては如何でしょうか?
179考える名無しさん:02/02/01 07:25
>>178
ご説明ありがとうございます。
今度読んでみようと思います。
180考える名無しさん:02/02/01 07:27
>>178
えと、追加です。書き方が悪かったので。
>しかし、教義的な、儀式的な宗教(キリスト教)ではない、というわけです

キリスト教批判、というわけではなくて、その中にある儀礼的な部分に対する
批判です。たとえば、それがミサ「主体」になったりするところや
あたかも教会というコミュニティそのものが目的になるところや
祭司階級が、いわば偶像化してくプロセスを批判してるわけですね

私は「宗教論」を読んでもあまりキリスト教の否定、と感じなかったタイプです
聖スピノザ、だなんていう人の影響を受けているからでしょうか(藁
181考える名無しさん:02/02/01 07:29
>>179
「カント全集10」 たんなる理性の限界内の宗教
訳 北岡武司 岩波書店(2000年)
の訳がよいと思われますので、機会があればどうぞ
182ちょっと割り込みスマソ:02/02/01 07:29
>>20さんがいいこといってるんだけど、
漏れも素人が「教えて」っていう時の傲慢な方法に
「難しいことを簡単に説明できるのが頭のいい人」って言うことがよくある。
でもこれは絶対違うと思わないけど、相当欺瞞的な言葉だと思うんだよね。

1、わかる・わからないは言葉の問題じゃなく、ある概念に関しての
  その人の認知があるかないかに依る。(予備知識の類いなど)

2、難しい言葉を使うのは言葉の意味をより限定する(整合性を高める)ため。
  そのために専門用語を使う。

3、そのため、「認知」に関しては簡単な言葉を使ったほうが、齟齬が生じやすい。
  (簡単な言葉のほうが意味(シニフィエ?エクリチュール?)の振幅が大きい)

と考えてるんだけど。どうですか?
183考える名無しさん:02/02/01 07:34
(いえ、私のほうこそスレにある意味割り込みしちゃってw)

>>182
ええ、正論ですとも
俺個人としては「わからなければわかるように努力すればよい」
のスタンスですので、、、次の扉を開くためのエッセンスを散りばめといて
もらうほうが俺はスキですねw
184考える名無しさん:02/02/01 07:37
じゃあ、専門用語からクリアしていこうか。
185ジャイアント馬場:02/02/01 21:10
カントの天才論って純粋理性批判だっけ?
弁証論か方法論の注にあったはず。
186ジャイアント馬場:02/02/01 21:40
人間学にあったっけ。
つーか人間学ってめっちゃおもんない。ありゃどう解釈するんや?
カントの著作じゃ純理最高。
純理>基礎づけ>形式と原理>判断力>実践理性>>>>>>>>>>>人間学
187考える名無しさん:02/02/06 14:47
ヘーゲルのカント批判は「純粋理性批判」に対する批判?
「実践理性批判」に対する批判?
188考える名無しさん:02/02/06 18:03
>187
全部だよ。
1891:02/02/08 23:20
わけわかんねーーーーーーーー!!
190考える名無しさん:02/02/09 00:45
>>185
天才論は「判断力批判」にあるよ!
191考える名無しさん:02/02/10 16:48
経験主義でも合理主義でもない「先験主義」が彼の認識論。
この『先験』とか『先験的な』の意味を教えてください。
そもそも『先験』って何ですか?
192考える名無しさん:02/02/10 16:58
>>191
経験に依存せずに判断可能だといいたんじゃろ。
思考における本能の一種。 (藁
まちがっていようといまいと
人間にはそうとしか判断できない。 (藁
つまり恒真。
193考える名無しさん:02/02/10 19:39
超越論的と先験的の、カントにおける微妙な差異も確認しておこう。
194ケント192:02/02/10 19:48
微妙なところはわからん。
できれば教えてくれぃ〜。
(論証不能証明VS明証)
195考える名無しさん:02/02/10 21:40
超越論的も先験的も「とらんつぇんでんたーる」の訳語だな。
けど、「先験的」じゃ「あぷりおーり」との区別がつかねぇ。
そして、「とらんつぇんでんと」との対比もあって、「超越論的」って訳す。
「超越論的」という訳は現象学からの影響とかも聞くけど。よー知らん。

>194
(論証不能証明VS明証)ってなんじゃ?
196考える名無しさん:02/02/10 21:41
ちなみに「先験的」(=「超越論的」)の定義は「経験の可能性の条件」だ。
197考える名無しさん:02/02/10 21:43
195=196だが、わけわからん人から見れば、ぜんぜん説明に
なってない。これが「哲学オタク」か。鬱だ。
198考える名無しさん:02/02/10 22:37
消防です。

理性と悟性の違いがわかりません。
辞書引いたら益々わからなくなりました。

慈悲深いかたお願いします。
199考える名無しさん:02/02/10 22:48
ア・プリオリって何?
200200:02/02/10 22:50
げっと!
201考える名無しさん:02/02/11 04:32
>>199
ア・プリオリは「より先なるもの」って意味で、経験なんかよりも先だってるもの、もしくは経験なんかにゃ由来しないものですよってこと。
簡単でしょ?
202考える名無しさん:02/02/11 05:34
みなさん、説明ありがとう。
つまりは、こういうことかな。

先天 = 生前 経験に「依」らない
先験 = 経験の条件 〃
経験 = 知覚に依る 〃
超越 = 知覚不能 〃
超越論 = 先験 〃
反省 = 経験に依りうる

証明された論証不能性 =
明証性のある非経験性 =

悟性 = 原則の構成
反省 主観世界に限定

理性 = 原理の直観
客観世界に実在しうる

誤りがあれば、素人に
わかるように、改めて
簡潔に、表をつくろう

(物質的経験は除外)
203考える名無しさん:02/02/11 21:09
>>201
教えてくださって、感謝します。謝謝。
204考える名無しさん:02/02/12 16:51
〈判断〉は、主語と述語との関係によって、〈分析判断〉と〈綜合判断〉との
2つに分けられる。 すなわち、〈分析判断〉とは、述語がすでに主語概念
の内に含まれているものであり、主語概念の内容を明らかにする。
また、〈綜合判断〉とは、述語がいまだ主語の概念の
内に含まれてはいなかったものであり、主語概念に新たな観念を付加える。
「物体はすべて延長を持つ」という判断は前者であり、
「物体はすべて重さを持つ」という判断は後者である。
 なお、経験的判断は本性上すべて〈綜合的〉である。

この『物体はすべて延長を持つ』ってどういう意味ですか?
物体が延長をもつってどういう意味?
205純丘:02/02/12 17:07
>>201
カントのアプリオリは、厳密には2とおりあるようだ。
 上述のように、アプリオリは、ただ、より先に、という意味でしかない。

このために、感性形式のようなものもアプリオリなら、
 内容的な分析判断のようなものもアプリオリということになる。

カントは、意識して区別していないようだが、
 読む側は、彼の体系からして、注意して区別しなければいけない。

>>204
「延長」って、たんなる大きさのことだよ。業界の変な訳の慣習だ。
  デカルト以来、物体は大きさを本質とする、とされる。


206考える名無しさん:02/02/16 09:11
age
207考える名無しさん:02/02/16 09:13
純粋理性批判中に幾度となく出てくる
『標徴』と「意味」と「読み方」が分かりません。
どなたか親切な方教えていただけないでしょうか?
208考える名無しさん:02/02/16 12:45
age
209考える名無しさん:02/02/17 18:49
>>207
「徴表」Merkmalではないでしょうか?
これは「目印」という意味です。
たとえば、或る認識がアプリオリであることの「徴表」は、
その認識が「必然性」あるいは「厳密な普遍性」を持つことだ、
などと言われます。
210考える名無しさん:02/02/18 10:58
純粋理性批判の【先験的演繹 transzendentale Deduktion】
の部分を今、通読しているんですが非常に難解で理解しがたいです。
そこで、根本的に『形式』という言葉に疑問を持ったのですが、
この『形式』の定義を誰か説明してくれませんか?
「純粋形式」とか、意味が良くわかんないですけど・・・
211考える名無しさん:02/02/20 02:11
「カテゴリー」と「悟性」の違いがいまいち分からんす。
誰か教えてください。
212考える名無しさん:02/02/21 12:51
>210
文脈がわからんが、カントの「形式」はふつう「内容」の対義語。
経験内容や感性の多様を含んでいないもの、というのが「純粋」という意味。
つまりは枠組み(形式)だけあって、中身が何もないものという意味ぐらい。
でも別に悪い意味で使っているわけではないよ。
213考える名無しさん:02/02/21 12:56
>211
感性、悟性、理性はそれぞれ認識能力です。感性は空間と時間の中で、感覚を
獲得する。でも感覚だけではちゃんとした認識にはなっていない。まだ渾沌としている。
その渾沌とした感覚に秩序を与えるのが悟性だ!どうやって秩序を与えるかというと、
悟性が持っている「カテゴリー」によってなのです。
カテゴリーには因果性と可能性とか12個ある。こういうのがないと感覚で捉えられた
ものの大きさとか重さとか、あるいは原因と結果とかの関係がわからない。

まあ、悟性は感性で捉えられた多様なものに、カテゴリーを適用することに
よって認識を獲得する。きちんと言ったらこういうこと。

理性については気にするな。弁証論まで読んだら教えてやる。
214考える名無しさん:02/02/21 23:07
age
215ぼくははにい:02/02/22 00:10
かんとはどういうひとだったの?
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●    ●●●●●●●●●
●●●●●● ●●●● ●●●●●●●●
●●●●● ●●●●●● ●●●●●●●
●●●● ●●●●●●●● ●●●●●●
●●● ●●●●●●●●●● ●●●●●
●● ●●●●●●●●●●● ●●●●●
●● ●●● ●●● ●●● ●●●●●
●● ●●●●●●●●●●● ●●●●●
●● ●●●●●●●●●●●● ●●●●
●● ●●●●●●●●●●●● ●●●●
● ●●●●●● ●●●●●● ●●●●
● ●●●●●● ●●●●●●● ●●●
● ●●●●●●●●●●●●●● ●●●
● ●●●●●●●●●●●●●● ●●●
● ●●●●●●●●●●●●●● ●●●
● ●●●●●●●●●●●●●● ●●●
● ●●●●●●●●●●●●●● ●●●
216211:02/02/22 08:44
>>213
説明thanx!
ニュアンスつかめました。
217考える名無しさん:02/02/23 22:22
純粋理性批判中で『覚知』と『知覚』とをよく
一緒に使ってるんだけど、この違いって明確にはどういうこと
ですか?
それとも覚知と知覚って『事物』と『物事』のように
使い方を分けてるんですかね?
218横槍:02/02/23 23:17
あのナベツネは東大哲学科でカントの純粋理性批判を
卒論のテーマにしてたとな。
219考える名無しさん:02/02/24 13:57
覚知と知覚は別物なり。
あなた岩波文庫で読んでるね。
理想社全集では覚知は把捉と訳してるなり。
違いはだな・・・
220考える名無しさん:02/02/24 19:49
>>217
「知覚」(経験的意識)を可能にするような働きが「覚知」。
だから、同じようなものだと思っておいて大丈夫だと思います。
221考える名無しさん:02/02/25 01:21
とりあえず悟性と理性の差ってどうなわけ?どう違うの?
222198:02/02/25 01:38
>>221

ボクもカキコしたんだけど

わかる人いないみたに思われ。
223考える名無しさん:02/02/25 02:05
日本語のニュアンス的には表現しようがないとか?
やっぱ言語の違いはあるんだろうし。
224天才:02/02/25 04:01
 こ こ の 住 人 が 馬 鹿 な だ け 
225考える名無しさん:02/02/25 06:14
>>224
226考える名無しさん:02/02/25 06:31
悟性と理性、全然違うぞ。
理性とは、広義では、あらゆるアプリオリな認識の根本条件たる心的能力全体をさすが、狭義では、「上級の認識能力全体」
を指し、とりわけては、受容性の能力である感性はもちろん、自発性の能力である「悟性」とも
異なり、最高の位置に立つ「原理の能力」ないし「原理による認識」である。
悟性が諸規則による諸現象の統一の能力だとすれば、理性はその悟性諸規則を原理のもとに統一する能力であって
理性は経験や対象に向うのではなくて、むしろ「悟性」に向かい悟性の多様な諸認識に概念によるアプリオリな統一を与える
ことを目指す。これを論理的に言えば、悟性が判断の能力であるのに対し、理性は間接的に判断し、すなわち間接的に
推論する能力であり、特殊を普遍から導出する能力、逆にいえば、悟性認識の大きな多様を最小の数の原理(普遍的制約)へと齎し、
そのことによってそれに最高の統一を生み出す事を目指すもの。
別言すれば、ちょうど悟性が純粋悟性概念(カテゴリー)によって感性的多様を総合統一したように,今度は理性が純粋理性概念、
即ち超越論的理念によって全経験に関する悟性使用の全体を原理の上で規定する働きを行なうと言うことに他ならない。
227考える名無しさん:02/02/26 00:34
>>226
信用するからな
俺がもし「悟性」を誤用したらお前のせいだからな
228 :02/02/26 00:37
>>226
いや・・それもあなたの「悟性」によるかと。
229考える名無しさん:02/02/27 22:44
age
230考える名無しさん:02/02/27 23:34
いま岩波文庫で読んでるけどむずい・・・。
231考える名無しさん:02/02/28 14:02
>>230
ちなみに岩波文庫は悪い訳だと評判。でもしかたないよね。
232:02/02/28 20:17
>>231
岩波文庫の純理は、確かに、そうだと思う。
絶版にするか、若手の訳に差し替えるべきだと思う。
実理はOK。

純理を文庫で手軽に読むなら、やはり講談社学術文庫じゃないかな。
巻末の索引は、ドイツ語が若干でもできれば、理解の助けになり、非常に便利。
でも、以前、こっちの方が絶版になりつつあると聞いたんだけど、ほんと?
233230:02/02/28 21:13
>>231 >>232
書誌情報ありがとうございます。
さっそく本屋で学術文庫版探してみます。
234考える名無しさん:02/03/01 10:54
悟性って簡単に言えば、五感を統べて、ソレが何であるか?
を認識する能力の事でねぇの?
235198:02/03/01 13:04
>>234

とすると
理性とは何?。
236考える名無しさん:02/03/01 13:07
うぬっ 岩波の篠田英雄訳はダメだったんだ……
237考える名無しさん:02/03/01 14:12
今日『純理』の目次をマスターしました。
どっからでもかかってきなさい。
238考える名無しさん:02/03/01 14:32
>234-235
234はまあ、合ってなくもない。とりあえずOKでしょう。

で次は理性ですね?
理性というのは、さらに高い認識の段階へと上ろうとするのです。
つまり普通、私たちが見たり聞いたりして認識できるものは、感性+悟性
によって成り立っています。

でも、例えば、「神はいるか?」とか「世界に始まりはあるのか?」ということも人間は
考えますよね。そして「神はいるぞ〜!!」とか「神を見た!!」とか言っちゃう人も
いますよね。そういう感性+悟性では捉えきれないものを認識する力が
理性の働きなんですよ。

今日はとりあえずここまで。
予告編を書くと、カントはそういう理性の働きを明らかにした上で、
その理性の働きを批判する。「神がいる」とかいう奴はおかしいと言う。
それがすなわち「理性批判」だ。
続く。
239考える名無しさん:02/03/01 15:53
>>231
>>232
当方は現在、岩波文庫の純粋理性批判を読んでいるのですが、

  純粋理性批判 岩波文庫 青
  イマヌエル・カント (著), 篠田 英雄 (翻訳) 文庫

この本の訳が悪いというのは本当ですか?
それは、他の訳書に比べてどういう点が悪いといわれているのでしょうか?

私もこの岩波の純理を読んでいて、手軽に読めるという感じはしませんが、
「読みやすさ」と「分かり易さ」とで言えば、この岩波の純理は、
他の訳書と比較してどの程度に位置していると言えますか?
240考える名無しさん:02/03/02 15:17
age
241考える名無しさん:02/03/02 17:21
>>239
他と比べてわかりやすいかどうかは別に大きな問題じゃない。
ただドイツ語の原典にどれだけ忠実に訳しているかの問題の方が大きい。
岩波でいいというなら別にいいけど、それをもとにして論文書いたり
するのならちょっと問題あり。

原典と対照させて読んだらわかるけど、岩波文庫版は妙に誇張して
勝手に副詞をつけて訳出したりしている。

岩波文庫<<<岩波新全集(ちょい誤訳あり)<<<<<理想社全集
(講談社はあたっていないので、不明)
242:02/03/02 20:34
>「読みやすさ」と「分かり易さ」

全部通して読んだわけではないので自信をもって断言できるわけじゃないけど、
日本語になっていて、かつ、解釈もしっかりしている(もちろん異論もあるだろうが)
と言う意味では、学術文庫版と並んで、高峯一愚翻訳版が良いと思う。

全集版、とりわけ理想社のやつなんかは、原典と比べながら読んでいくのには良いと思うが、
日本語として成立しているのかどうかは疑問。自分が解釈・訳出する時の参考にするための本じゃないかな。

これも、実はちょっとしか見ていないけど、岩波文庫版は、241さんの指摘通りで、
指示語も、どれを指しているのか全く曖昧だったり、それは違うだろ、というのが結構あった気がする。
一般的な評価から考えても、全編、そんな感じなんだと思う。勉強の際には利用しなくなる。

ただ、ドイツ語の原書を全く参照しない人が、「読み物」して教養のために読もうというのであれば、
どうなんだろうか。わかりやすい面もあるのかな。正直、わかならい。
いずれにしても、日本語だけで、あんな文章を読まされたら、理解もできないし、
それ以前に、大嫌いになってしまうだろうな、自分としては。
243考える名無しさん:02/03/02 23:11
純理以外の翻訳についてはどうなのでしょうか?
とりわけ岩波新訳の「実践」「判断力」が気になります。
244 :02/03/02 23:18
学術文庫版って・・・?
245230:02/03/02 23:49
>244
講談社学術文庫版です。
青い、背表紙のやつ。現在探索中・・・。(新刊では多分品切れ)
246230:02/03/02 23:56
ブックオフ探してみるかな。

切りのいいところまで読んだら、質問させてもらうかもしれません。
247:02/03/03 18:43
>純理以外の翻訳

前にも書いたけど、「実理」は岩波文庫版がお勧め。
ただ、「道徳形而上学の基礎づけ(道徳形而上学原論)」は、
中公の「世界の名著」。解説や「道徳形而上学」もおもしろい。
あと、この両者の参考書(半ば翻訳みたいなものだけど)として、
やはり外せないのが、和辻哲郎「カント実践理性批判」。
個人的には和辻の解釈には反対の立場をとりたいのだけど、
やはり先達の賢明さは尊敬に価することを痛感させられる。

「判断力批判」は正直、よくわかりません。ごめん。
248:02/03/03 20:58
「人倫の形而上学の基礎づけ」でしたね。(die Sittenですからね。)
Grundlegung zur Metaphysik der Sitten
249考える名無しさん:02/03/06 02:14
>岩波文庫の純理

わかりやすいとは言えなかったけど、そんなものかと思ってた。
語の対応関係はしっかりしてるし、カントの文章って同じ内容を
違う言葉で言い換えてる箇所がかなり多いから、苦労はしたけど
内容はきっちりとれたと思ってる。

カテゴリーが、自分で役に立てられるほどきちんと理解できてな
いような気はしてるけど。質のカテゴリーと様態のカテゴリーが
特にわかんなかった。

実理も岩波文庫だったけど、純理に比べてわかりやすいとは思わ
なかったけどな。むしろ、純理読んだからこそ理解できたような
印象を持ってる。
250249:02/03/06 02:20
でも、学術文庫版とかの訳読んでわかりやすかったらかなり鬱かも。
目を通す機会があれば、何か書きます
251考える名無しさん:02/03/14 23:38
>205
純丘くん、勉強しとるかね?
偉そうにしてないで、もう少しきちんと勉強し直さないと、馬鹿にされるぞ。
「アプリオリ」は、カントにおいては「普遍的かつ必然的」の意味だよ。
「ただ、より先に」だって、はぁ?、あんた何を言っとるのかね。
「延長」が「大きさ」というのも、ひどすぎる説明だ。
252考える名無しさん:02/03/15 00:40
>>251
何?一ヶ月以上も前のレスに得意満面面白くもない投稿して君こそ馬鹿じゃない?
253考える名無しさん:02/03/16 00:52
>252
251は、正しいことを書いてると思うけどね。
へたな横ヤリ入れないで、哲学的な内容を吟味した方が良くはないか。
それとも、君が悪名高い低能純丘なの?
純丘のバカぶりと偉ぶりには、ボクも呆れていたが、それを指摘するには、一月も何も関係無いだろう。
おまえこそ、ならば反応しなければ良かろうが。
254考える名無しさん:02/03/16 00:54
>253
お察しの通り、252は純丘あるいは純丘関係者。
バカは相手にしないといいよ。
255考える名無しさん:02/03/16 01:00
>純丘って何様のつもりなの?
相当勘違い野郎だね。
256?A?N????I`??:02/03/16 01:02
うむ「延長」が「大きさ」というのは確かにヒドイ!
「延長」は「長さ」だ!
257考える名無しさん:02/03/16 01:06
>age
258考える名無しさん:02/03/16 01:08
259?A?N????I`?? :02/03/16 01:13
ウケタ!!    (^-^)v       ‥‥‥

御免なさい  (=_=;)
延長って  ホントはなんですか? 
260考える名無しさん:02/03/16 01:22
もう一回H
261考える名無しさん:02/03/16 01:44
>259
複数の物体が同時に同一空間を占有しない存在形式を延長といったところで
何も言った事にはならないでしょう。
問題は、結局のところそれがなんなのかということ。
カントの場合は直感の形式とした。
デカルト、スピノザのことも考えれば課題はいっぱいあるね。
262?A?N????I`??:02/03/16 01:53
>複数の物体が同時に同一空間を占有しない存在形式

あああ 哲学者様のしっかりと緊縛された言葉の結合は麗しい

延長する私たちの肉体は結合することしかできないけれど
延長ならぬ私たちのタマシイは重なりあって……  ( ´Д`)
263考える名無しさん:02/03/17 06:44
かんとあげ!
264198:02/03/17 17:23
>>238

続く

とあるから待ってるのに・・・・。
265238:02/03/18 13:53
>>264
忘れていた・・・。
もう少し待っていてくれ。
どういう話だったか思い出すし。
266考える名無しさん:02/03/18 14:24
n軸に配る延長は、体系の
うちに、1軸の場合も含めて・・
また量、値の・・大きさ、と。
267考える名無しさん:02/03/28 05:25
誰か〜〜
268238:02/03/29 18:35
まだまだ待ってくれ。
238でとりあえず、純粋理性批判の構想はわかるだろう。
次に問題になるのは、カントの道徳論や宗教論なのだ。

カントは『純粋理性批判』で、人間は、感性で捉えられるものしか認識できない。
「神」や「自由」といった形而上学的なものは見ることができない、と言った。
ポイントは「人間はそういったものを認識できない」ということ。
「認識できない」というのは、「存在しない」かどうかは別の話だ。

つまりカントは「神は認識できない」と言うけど、「神は存在しない」とは言わない。

すまん中途半端でやめる。
269かりんとう:02/03/29 23:37
カントは人間を解剖したけど。
なぜ自分自身は決して解剖しないのでしょうか?
またそこがカントの天才たる所以でしょうか。
それともそれが人間の限界?
>>268
つまり神は理念だということです。
270かりんとう:02/03/29 23:39
哲学書を読んで理解する。
権威にしたがって、「カント」を学問の対象にする。
形式にしたがって、考える。

そういう人たちは結局哲学とは何の関係もない人たちですね。
271かりんとう:02/03/29 23:40
カントを越えているというヘーゲルに興味があります。
272吾輩は名無しである:02/03/29 23:50
上中下あるけど、無人島に一冊しか持っていけないとしたら
どれもってく?
273悲しみ:02/03/29 23:57
>>272
岩波文庫の区分?
私にはルソーのエミールの中で十分です。
274悲しみ:02/04/02 21:23
カントは経験、すなわちただの「知識」を越えた知を
得ようと血を流した人間なのに、
滔々と「カントは〜」などと知識を語っている人間は
カントを何一つ理解していないといえるでしょう。
275考える名無しさん:02/04/03 07:36
>>274
ハァ?
276:02/04/03 07:55
>>275
自己陶酔してるんだろうから
やさしく見守ってやれよ。(ワラ
277考える名無しさん:02/04/03 14:21
こういうスレっていいと思うんだが、
本を読む能力もない、自分が唯一の「哲学する」者だと思ってるバカが出てきてたいてい台無しになる。
人から何かを学ぶ気が無いやつ、すなわち人の話を聞こうとしない奴には
人に話を聞いてもらう資格はないはずだ。だから黙ってればいい。
復活期待アゲ。
278悲しみ ◆7P44pfbg :02/04/03 22:36
他人の言ったことをただ勝手に相対化しているだけでは、
一生哲学とは何の関係もない人間だと思います。
つまり、カントの言ったことを「解釈する」なんて最低なこと。
そういう人は
「カントはアプリオリな〜」などと語り、カントの言ってることを
何一つ理解してないという醜態を晒しています。
「カント」という人物自体を引き合いにだすことはアプリオリだと
思いますか?
こういう愚鈍な人間達をみると呆れてものも言えません。
279考える名無しさん:02/04/04 12:38
悲しみ晒しage
280考える名無しさん:02/04/04 13:26
悲しみは合理論〜観念論を理解するうえで
正しい態度だと思うが?
281考える名無しさん:02/04/04 13:30
そうだもっと悲しめ。
282考える名無しさん:02/04/04 13:38
>>280
やだね。自分が本を読む能力がないのを
そういうわけわからん屁理屈でごまかそうとする奴は
ちゃんと哲学したいんなら、ちゃんと本読む技術をまず身につけろよ。
283280:02/04/04 14:04
>>282 あのさー、知識として知る、論理的に読解できる、というのと
「わかる」と言う次元とは違うのだよ。
おまえの言っていることは「知識として知る、論理的に読解できる」能力ダケ
しかなく「わかる」能力の決定的に欠けているヤツがしがみつく典型的な理屈だ。
いつまでもしがみついてろ(藁
284280:02/04/04 14:07
あ、「悲しみは合理論〜観念論を理解するうえで正しい態度だと…」
っていうのは情緒論を言っているんじゃないよ、274ほかの「悲しみさん」の言っていることという意味だよ。
285考える名無しさん:02/04/04 14:08
俺は280に賛成だぞ。
カントを知的理解だけで読むのには反対だ。
286考える名無しさん:02/04/04 14:09
>>284
分かってるよ。
287考える名無しさん:02/04/04 14:11
>>283
はっはっは。こういうバカってほんとにいるのね。
だってお前はさ、「知識として知る能力」「論理的に読解する能力」すらないのに
自分には「わかる」能力がある、って思いこんでるんだろ。
あーあ。いつまでも電波を受信し続けてれば。
288280:02/04/04 14:16
はっはっは。こういうバカってほんとにいるのね。
だってお前はさ、「知識として知る能力」「論理的に読解する能力」すらあやしいうえ
自分に「わかる」能力が決定的に欠けているのを認めるのがどうしてもつらいから
「そんな能力などそもそも誰ももってない」と思いこんでるんだろ。
あーあ。いつまでも高校倫理の暗記でも続けてれば。
289考える名無しさん:02/04/04 14:18
>>288
結局お前には、作文する能力すらないのね。
知識として知る能力がもしお前にあるんならさ、純理を説明してみたら?
説明できないんなら、黙ってたら?
高校倫理の暗記もできないバカの癖にさ。
290285:02/04/04 14:19
>>287
論理的理解力がなけりゃ、論理の限界である二律背反も分からん。
しかし論理的理解力だけでは二律背反そのものの意味するものも分からん。
カントはそこまで踏み込んでいたと思うよ。
291考える名無しさん:02/04/04 14:22
288のレスをもって「作文する能力すらない」と言う根拠を示してみよ。
 それでおまえ漏れに「純理」の解説をここでしてくれと頼んでるのか?
292考える名無しさん:02/04/04 14:24
>>291
>それでおまえ漏れに「純理」の解説をここでしてくれと頼んでるのか?
あのー、289がそれを頼んでるかどうかは別として
ここは純理の解説をするスレなんじゃないんですか?
293やれやれ:02/04/04 14:26
悲しみさんの文の煽り要素。
「ただ」「勝手に」「一生」「なんの」「人間」
「最低なこと」「醜態をさらして」「愚鈍な人間達」

感情的反応を誘発する表現の巧みな使用。
294280:02/04/04 14:26
「知識として知る能力」「論理的に読解する能力」を
有することが最低限必要なのは言うまでもありません。
しかし哲学の理解というのはそれだけではなされえないものであって、
そのことを悲しみさんは指摘したのでしょう。
…と、これでいいですか?
295285:02/04/04 14:30
>>294
カントにおいては、な。
296考える名無しさん:02/04/04 14:32
プラトンにおいても、な
297考える名無しさん:02/04/04 14:37
>>280
>「知識として知る能力」「論理的に読解する能力」を有することが最低限
>必要なのは言うまでもありません。しかし哲学の理解というのはそれだけではなされえない

ここまでは完全に同意する。ただ、「悲しみ」はそんなことは言ってない。
「悲しみ」が言ってるのは、カントを「解釈」するのは「最低」だということ。
それが最低ならすべての哲学者の営為は最低だ、ってことになる。
たいていの哲学は何らかの先行者の解釈から始まる。
もちろんカントの哲学だって、彼の先人の解釈から始まった。
悲しみの発言は、1の依頼に答えてまじめにカントを解釈し、それを説明しようとしてる人間に
失礼だ。
298考える名無しさん:02/04/04 14:39
ニーチェがどこかでカントの功績を「物自体」の概念を定立し人の関心を
そこに開いた、と評価していた。
実際にカントを読む限り、物自体についての思考は棚上げすることを勧めている
ようにも思えるのだが。
ニーチェの勝手な解釈なのだろうか?
299280:02/04/04 14:41
>>297まあ「悲しみ」さんにも非があると認めます。
300285:02/04/04 14:44
まあカントを解釈することが最低なら、
カントを分析するのは極悪非道の人非人で、
カントを批判するのは地獄の牛頭馬頭ってとこだろうな。
301考える名無しさん:02/04/04 14:44
>>298
ニーチェが言っているのは、たぶん、
カント以前には誰も物自体Ding an sichと現象Erscheinungを区別してなかった、カントがはじめてそれを区別した、
ということなんじゃないのだろうか。
ええと。チガッテタラゴメン
302297:02/04/04 14:48
>>280
すまん。おれはオルカ見ながら2ちゃんやってて、ちょっと興奮しすぎた。
298と301が少し有意義な話を始めつつあるのでおれは黙る。
わるかったよ。
>>301
おれもそう習った気がする。
303考える名無しさん:02/04/04 14:52
プロテスタント系の宗教学者のなかには
物自体をめぐるカントの思考を神学に運用する者もあるようだ。
それはそれとしてカント自身は現象と物自体を区別したのち
現象こそが論理的思考・分析の対象であるとし、
物自体は哲学に対象から外しているようだ。
304考える名無しさん:02/04/04 15:00
ドイツの主意主義の系列にみられる平行関係。 

意欲      /  表象    (ライプニッツ)
物自体     /  現象界   (カント)
意志      /  表象    (ショウペンハウア〜)
ディオニソス的 /  アポロン的 (ニーチェ)
305考える名無しさん:02/04/04 15:06
現代の見方では
先の系列がむしろ宗教の対象
後の系列が哲学と科学の対象
ということになるかな?
306考える名無しさん:02/04/04 16:52
ちょっとアゲよう。
307考える名無しさん:02/04/04 17:02
なるほど、で?
308悲しみ ◆7P44pfbg :02/04/04 23:34
>それが最低ならすべての哲学者の営為は最低だ、ってことになる。
>たいていの哲学は何らかの先行者の解釈から始まる。
>もちろんカントの哲学だって、彼の先人の解釈から始まった。

あなたには一言で返答ですきます。
それは「大学の哲学」という哲学とは何の関係もない、
およそ経験的な、あまりに時代的な、すなわちただのイデオロギーです。

カントがただ本を読んでいただけなら、カントは決して何もできなかったでしょう。
あなたは哲学とは何かということを何一つわかっていません。

哲学は存在しません。
あなたが信じている哲学はただの権威主義であり、要するに狂信、
有り体に言えば「虚栄心」でしかありません。

哲学が存在したといえるのは、血を流した人間が結果として、
残した言葉の残骸、血の結晶です。
309悲しみ ◆7P44pfbg :02/04/04 23:58
なぜ解釈することが最低なのかわからない
人は永遠にわからないと思います。
そしてそういう人間は永遠に哲学(もちろん
哲学の存在自体を最初から前提などできませんが)
とは何の関係もありません。

そういう人はせいぜい、「発展するために」
哲学書を読んで、解釈するのがいいと思います。

私はもちろんそんな人間は「虚栄心」と一言で終わらせるし、
それが哲学の性質上もっとも正当です。
310考える名無しさん:02/04/05 08:28
>>298、301、304、305さん、
今日は出てきてくんないのかな。
311考える名無しさん:02/04/16 04:54
今年こそ
312考える名無しさん:02/04/16 05:10
てゆ〜か
おまえら「神話」でも読んでろ
313考える名無しさん:02/04/16 23:19
『純理』、何度かチャレンジしましたが(もちろん邦訳で)、
「原則の体系」のところでつまづいてしまいます。
ていうか、ここで何が言いたいのか、全体の見通しが立たないので
いつも投げ出してしまいます。

どなたか「原則の体系」(できれば「図式」も)のおおまかな見取り図を
示していただけないでしょうか。教えてクンですいません。
314考える名無しさん:02/04/18 18:02
>>313
純粋悟性概念(カテゴリー)は理解できてるんですか?それなら話は簡単なんですが。
「図式」と「原則の体系」は純粋悟性概念を経験に適用する方法が書かれているんです。
まあ、簡単に言うと、「感性+悟性」で経験的認識ができあがる。でも感性で受け取った
感覚がなぜ悟性に適用できるのか?この謎をクリアにするために図式と原則がある。


純粋悟性概念はしょせん概念でしかない。つまり箱だけあって、その箱を満たすような
内容がない。概念だけでは空箱。その中身を満たす「感性の多様」が必要なんだ。
感性の多様が概念に適用されてはじめて認識ができあがる。でも、なんで感性の多様が
概念に適用できるのか?

その答えが「図式」だ。純粋悟性概念がちゃんと感性に適用できるように、作りかえられた
ものが「図式」と呼ばれるもの。この作り変えをするものが構想力なんだけどね。
315考える名無しさん:02/04/18 18:11
>>313
314はちょっと言葉が難しすぎるかもしれんな。よって図式の説明をさらに簡単に。

例えば、Wordで作った文章を一太郎で起こすときを考えよう。ワード文書はそのまま
では一太郎では起こせないだろ。まずテキスト形式への変換が必要だ。ワード文書を
テキスト形式に変換して、それから一太郎で起こす。

これと同じで悟性はそのままでは感性で受け取られた感覚には適用できない。
まず変換が必要なんだ。悟性を感覚に適用できるように、いわば「テキスト形式」
に変換する。この「テキスト形式」のことが「図式」だと考えればいい。

どう?原則論はめんどいのでまた今度。

「ワード文書でも一太郎でも開ける」とか言うなよ。書式が崩れるしさ。
316313:02/04/19 23:39
>314, 315
ありがとうございました。なるほど、テキスト形式ですか。
カテゴリーが、直観形式の時間と結びついた図式に変換された上で、感性の多様に適用されるってことですね。

超越論的演繹論は、
「悟性と感性はまったく異なる原理であるにもかかわらず、なぜカテゴリーが感覚に適用されうるのか」
という問いに対する証明(弁明?)なんですよね。
ちくま新書の『カント入門』に、
このような問いは法律用語で言うと、「事実問題」ではなく「権利問題」になる、
というようなことが書いてたように記憶してます。

この 事実問題/権利問題 という分類でいうと、
カントが図式の説明のところで扱ってる問題は事実問題になるのかな?
超越論的演繹論で、カテゴリーが感覚に適用されることの正当性を証明した上で、
「では実際の認識において、カテゴリーがどのような仕方で感覚に適用されるのか」。
図式を媒介にしてカテゴリーが感覚に適用される仕方を、叙述してる箇所というふうに理解したのですが。

こんなので合ってます?
317考える名無しさん:02/04/21 17:07
>316
なんだ、けっこうわかってるじゃんよ。
あってるよ。

図式が事実問題に入るかどうかはちょっとわからん。カントの認識論は権利問題で、
認知科学とかが事実問題としての認識論をやっているのかなと思うけど。

でも、演繹論の成果の後で、じゃあ権利問題が解決したところで、実際にカテゴリーが
どんな風に使われるかやってみましょう、というのが図式論・原則論だと言えない
こともない。まあだから316の話は理解できるので、問題ないです。
318考える名無しさん
アプリオリのアプリオリ