1 :
考える名無しさん:
あの時代は過ぎ去りましたが、
未だ実存主義は完結していない、はず。
さ、どんどん語りなされ。
終了〜〜〜...
良く考えたら実存主義って
言われんでもわかってること言ってるだけのような気が。
4 :
考える名無しさん:01/12/06 15:16
実存主義者「生きろ!逝きまくれ!」
5 :
考える名無しさん:01/12/06 15:18
>>2 何でオマエが何も議論しないうちから勝手に終了させるんだよ。
調子こきすぎだぞ最近。
6 :
考える名無しさん:01/12/06 15:19
いまさら実存主義なんて...
もう排便しちゃいました...
おいらも...
排便しちゃいました...
8 :
考える名無しさん:01/12/06 15:37
カミュの思想遍歴説明きぼんぬ
ようワカラン
9 :
正助 jtws003.zaq.ne.jp:01/12/06 15:55
>>8 カミュはその思想の先駆を常に文学として世に出してるから、
小説を読むのもいいかもしれません。小説の形態の変化だけでもけっこうオモロイ
異邦人→ペストの変化、すごくおおまかに言うと
語り口が主人公から、第三者の視点へ。これが転落では主人公の独白になる。
異邦人が、神話に。ペストが反抗的人間に、と考えれば、
我反抗す、から我ら反抗す、に変わっていくカミュの思想遍歴が分かります。
もっとも、これが安易なデカルト主義者、とサルトルに批判された所以でもありますが。
そのほかに、カミュ、サルトル論争の書簡を読むのも良いんじゃないかな。
両者の差異がはっきりと分かる。論争ではカミュは押されてたけれど。
「個人という義は、勝ちを収める側ではないと知りながら、負ける側に立つことを僕は好む」
と、カミュは言ってました。
物語に依った革命があのときは吹き荒れていたけど、
カミュの「不条理」を考えれば、彼が「反抗」にこだわったのも理解出来る。
僕はカミュの小説が好きなのも、そんな共感があるのかも。
10 :
考える名無しさん:01/12/06 16:19
>>2>>6>>7 おい!ぴか厨!
ジサクジエンしてまで邪魔すんな。いい加減自粛しろ!
11 :
考える名無しさん:01/12/06 19:54
カミュって、文学板にロゴの人でしょ?
男前だ
12 :
正助 jtws003.zaq.ne.jp:01/12/06 20:06
>>11 サルトルとカミュは一緒に芝居もやったみたいだけど、
役者としてなら完全にカミュがかっこええね
ちなみに、文学板のロゴを推しまくって、無理矢理カミュに決めたのも僕なのだ。
13 :
弁証法的理性批判放棄:01/12/06 21:22
>>9 サルトルもかなりデカルト主義では?
サルトルの哲学は存在するとは存在を意識することなわけだから
カミュはドストのカラマでイワンの役をやってたような
14 :
正助 jtws003.zaq.ne.jp:01/12/06 21:46
>>13 そうだね。
だから同じ穴の狢だよね。
存在云々はよく分からんけど、
サルトルの場合は初期現象学に影響を受けたみたいだけど、
知に対する方法意識や、その方法として「直観」を用いたところは、
デカルトの流れも汲んでるよーな気がする。(特に方法論への問題意識が)
現象学の引用は彼の著作でよくされてるけど、そこにはデカルト主義が常に影を落としていたのかも。
カミュはイワンですか。確かにぴったりですね。
15 :
正助 jtws003.zaq.ne.jp:01/12/06 21:48
存在云々はよく分からんけど、
↓
存在云々はよく分からない。
に訂正。けどけど言ってしもた。
サルの小説よりカミュの小説のが面白いよ……。
17 :
弁証法的理性批判放棄:01/12/06 21:56
18 :
正助 jtws003.zaq.ne.jp:01/12/06 21:56
存在に関してだけど、これは確かにデカルト主義かもしれない。
存在論も実存の概念も、サルトルはハイデガーのそれから逸脱していたわけだし。
彼は著作の源流はハイデガーに在ると言ったけれども、
これはハイデガーにとっていい迷惑だったみたい。
存在論にしても実存にしても、ハイデガーが従来の形而上学を越えようとしたのに対して、
サルトルはあくまでそこに留まったようです。
そういう意味で、彼はデカルト主義者の文学者、と言った方が妥当かな。
19 :
正助 jtws003.zaq.ne.jp:01/12/06 22:08
「存在者」の「存在」を思索する事は従来の形而上学に過ぎない。
「存在」をそれ自体によって思索すること、
これが「存在の本質」を解き明かす思索だ、ということになれば、
>>13の「存在するとは存在を意識すること」とは明らかな差異がありますよね。
これがデカルト主義(形而上学)と現象学を合わせもったサルトルの限界なのかな。
これを限界、と言ってしまうのも軽率ですが。
20 :
弁証法的理性批判放棄:01/12/06 22:32
確かに限界と言うのは軽率かもしれませんが、
ある程度はそういえるでしょうね。
サルトルは無意識を視野に入れてなかったのでしょうか、
デカルト=コギト=意識 存在=存在意識と言う事なわけですからね。
21 :
弁証法的理性批判放棄:01/12/06 22:41
サルトルにとっては存在意識が意識なわけだけど、
存在意識が無意識って事はありえますかね。
だとしたらサルトルは無意識を視野に入れて無いと言うのは違うかも。
22 :
現存在009:01/12/06 23:21
サルトルにおいて、意識は、自覚していなくても意識としてあるわけ
ですよね。意識は「何物かを志向している状態」「意識が作用している
状態」を指す。サルトルにおいて、自我は、反省を介して初めて現れて
くるものなわけで、普段意識は「外部」に向けられていて、「前反省的
意識」と呼ばれるんですね。だから、サルトルのいう「意識」を、我々
が普段つかうような「自覚をともなった意識」として話を進めてはなら
ないのですね。
23 :
現存在009:01/12/06 23:24
即自存在と対自存在(意識の存在)は、どちらかが一方だけで存在を
成すことはありえず、だから意識がない状態=無意識は存在が成り立
たない。
実存主義って レアリィティ 主義なん?
25 :
考える名無しさん:01/12/07 00:13
ちがうでしょ。
26 :
考える名無しさん:01/12/07 00:25
生きろ!逝きまくれー!!
てことだよ。
27 :
考える名無しさん:01/12/08 14:51
あげてみる
28 :
考える名無しさん:01/12/08 15:12
弁証法的理性批判放棄は何を言ってるんだ・・?
29 :
考える名無しさん:01/12/08 17:24
結局、サルトルの考える「存在」の在り方って何よ?
説明きっぼーんぬ
30 :
現存在009:01/12/08 21:10
>>29 サルトルの存在論において、その基本的契機として「即自存在」と「対自存在」
という述語を用います。
「即自存在」とは、単なる意識現象ではなく、人間による意味付けを拒否する存在
のこと。ここで言う「意味付けを拒否」というのは、現象の背後に隠れた実体的
存在とか、そういったものを指すのではなく、あくまで<それがそれであるところ
のものである>と、サルトルは言います。
次に「対自存在」ですが、これは意識の存在です。ここでいう意識とは上にも書き
ましたが、「何物かを志向している状態」「意識が作用している状態」を指します。
決して、意識=自我とはなりません。自我とは、反省を介して初めて認識されるもの
であって、だから普段の意識は、「前反省的意識」とサルトルは呼ぶわけです。
「即自存在」の在り方を考えると、すぐ唯物論なんではないかと考えがちですが、
意識は何かについての意識であるわけだから、対象の物が無ければ意識はいかなる
ものでもありえないし、また物は意識がなければ何の意味も持ちえない。対自存在を
その存在論の基本的契機とする限り、唯物論にはならないわけです。
31 :
考える名無しさん:01/12/08 21:16
じゃあ、サルトルとカミュがどの点で対立したのか教えて
32 :
現存在009:01/12/08 21:22
サルトルは、存在分(対自)が欠如分を補って全体(価値)を目指す、という構造
を示しています。この構造は人間にもともと備わっており、だがしかし、存在分は決して
全体に辿りつくことは出来ない。というのは、全体は即自的存在なわけで、対自存在
である存在分が全体に辿りつけば、それはすでに対自存在ではなくなってしまうから
です。この全体(価値)を目指す構造がもともと備わっているにもかかわらず、決して
辿りつくことはない。つまり、この全体というものは、意識の彼方にありつつ、対自に
つきまとう、こういったことからこれを「不在の即自」と呼びます。
んん、微妙。
33 :
現存在009:01/12/08 21:23
>>31 32は30の続きです。カミュについては、上に誰かが書いてなかった
っけ?俺はあんましんない。
34 :
正助 jtws003.zaq.ne.jp:01/12/08 21:29
対自は、つまり「自らに向けられた、志向の」「意識の原理」ってことでいいのかな?
即自、対自は、身体によって結びつけられている、わけなのかな?
35 :
現存在009:01/12/08 21:35
サルトルは、単純な二元論にはしたくないんじゃないかな。
怪しくなりそうなのを、なんとかヤリクリしてるような感じ。
だから、身体が「心」と「身体」を兼ねてるから、そこで結び
ついてるとは、サルトルは言わないと思う。
対自は「作用」であって「実体」じゃないし。
36 :
正助 jtws003.zaq.ne.jp:01/12/08 21:38
>>31 純粋な反歴史主義は、純粋な歴史主義と同じように憂うべき問題である。
なぜなら歴史しか信じない者は恐怖政治へと進み、歴史を全然信じない者は恐怖政治を容認するからだ。
というのがカミュのサルトルへの批判で、それへの反論が、
歴史に意味があるかどうか、
またわれわれが歴史に参加するかどうかを知ることは問題じゃない。
とにかく行動しろ!
なんてのがサルトルのお手紙に書いてたか。
両者の歴史観はそれほど対立するものではないと思うけど、
カミュのマルクス主義への反抗が論争をややこしくしてるんじゃないかな。
37 :
正助 jtws003.zaq.ne.jp:01/12/08 21:42
>>35 二元論というより、
二つの原理が身体を持つ故にからまった構造となっている、と
サルトルは言っていたよーに思ったんですが。
ダメ?
38 :
現存在009:01/12/08 21:56
>>37 「身体を持つ故に」って本人が言ったんですか。
個人的な意見として、そのサルトルのいう「身体」は、世に言う「身体」
であって欲しくはないな。即自に関しては、別に「身体」と関係してても
かまわないと思うけど、対自に関しては「身体」は実体的なそれではなく、
起点ぐらいの意味での「身体」であってほしい。
ワタクシ勉強不足、すみません。
39 :
正助 jtws003.zaq.ne.jp:01/12/08 22:16
>>38 そうでしょうね。
メルポン「行動の構造」から、ちょっと引用してみます。
この問題について言及してますので。
『サルトルこそ、現代の実存主義のなかに「対自としての身体」と
「対他としての私の身体」という主要な区別を導入したわけであり、
そしてその区別がなければ「身体」の問題系全体は混乱に陥り、
そして実証主義の攻撃を防ぎえないままでいなければならないだろう』
「道具としての身体」と「事実性としての身体」とを対立する弁証法と捉えて
いるからこそ、ダイナミックで面白いわけですね。ですが彼はこうも言っています。
『まさにこの存在論は、即時と対自との、徹底的な対立を強調し、
その原理のうちにはデカルト的二元論が再興されているのだ。』
僕が
>>19で書いたことと似たことも、指摘してありました。(ちと嬉しい)
『それは、サルトルの形而上学的学説、存在論と
彼の現象学によって記述された事実との間の不整合を炸裂させるのである。』
これを二元論に陥る過去の形而上学とするか、豊穣な弁証法とするかはまた面白い問題ですね。
40 :
正助 jtws003.zaq.ne.jp:01/12/08 22:21
しかし、メルポンも、ハイデガーやサルトルに関しては誤解が多かったとも
よく耳にします。(サルトルに関してはよく分かりませんが)
嬉々として持ち出すのも考えものか。
それに、彼の言説を引用して問題提起しても、
「可能性を探る」ことにはならないかな・・・?
42 :
現存在009:01/12/08 22:34
ああ、「行動の構造」。先週借りてきて、読まずに返してもた。
正しいかどうかは別として、サルトルはデカルト的二元論を再興したつもり
はなく、弁証法として(弁証法とするために?そんなわけないか?)あえて
誤解を招くのを承知で、即自と対自の構図を持ち出したのでしょう。
確かに形而上学的(悪い意味で)なところが多いように思うけども、一厨房
として、自分の理解力が足りないだけだ!という姿勢で勉強したいと思います。
43 :
正助 jtws003.zaq.ne.jp:01/12/08 22:38
>>42 まさにごもっともな意見ですな。
当方も、しっかりと勉学に励む気にさせれられました。
(というより、存在と時間を今現在読んでるような僕が、
このスレで出張るのもおこがましいというものか)
44 :
現存在009:01/12/08 22:45
45 :
正助 jtws003.zaq.ne.jp:01/12/08 22:48
>>44 大学入って、原文で読めるようになったら参加しますね。
46 :
現存在009:01/12/08 22:52
>>45 俺は高校時代、サルトルなんて「某西洋人」ぐらいの認識でしかなかった…。
がんばってくらさい。
47 :
考える名無しさん:01/12/08 22:57
何か急に和気相合となったな(W
いいことだ。
些細な論争も「あの時代」の言論人となると、絶交まで発展するかんな
コワヤコワヤ
48 :
考える名無しさん:01/12/10 19:01
良スレあげ
49 :
考える名無しさん:01/12/13 01:28
age
50 :
考える名無しさん:01/12/13 01:33
実存主義的な考え方は、社会科学(特に社会学系)や
臨床心理学等に消化されていると思う。
51 :
考える名無しさん:01/12/26 00:46
age
52 :
考える名無しさん:01/12/31 09:12
age
age
54 :
考える名無しさん :02/01/02 00:14
マルキズムが廃れたいま、何を行動の準拠枠にするんだろうね?
55 :
考える名無しさん:02/01/02 00:14
マルキズムってなに?
56 :
考える名無しさん:02/01/02 00:16
構造主義がサルトルを葬りました。合掌。
57 :
考える名無しさん:02/01/02 00:34
永井って結局実存主義じゃない?
>56
へ?逆なんじゃないの?
実存主義が構造主義を葬り去ったんじゃ????
60 :
考える名無しさん:02/01/02 00:38
61 :
考える名無しさん:02/01/02 00:40
歴史認識論争を機に衰退していったのは実存のほうじゃないのか。
62 :
考える名無しさん:02/01/02 01:23
実存主義の人間観はあまりに古すぎる。
今の時代には使えない思想である。
63 :
OFW@区別モード:02/01/02 01:30
ソ連崩壊でマルクス主義が破綻したことは
認めますが、実存主義というプチブル思想
も中産階級の崩壊で再生不能であるのもま
た確かでしょう。
つーか、宇多田ヒカルも思想的には
実存主義だろう。あの歌詞はさ。
もしそうな、実存主義はいまだ根強い
どころか、深く大衆に支持されているといえる。
65 :
OFW@区別モード:02/01/02 01:40
66 :
考える名無しさん:02/01/02 03:03
だから、構造をとらえるような実存を考えなさいっての。
構造主義的なものの見方をしてしまう私=この実存。
情報化社会のなかで過視的になった私。
あげ
68 :
考える名無しさん:02/01/03 00:06
>63
プチブル思想って何ですか?
無知ですいません。マジです。
69 :
OFW@区別モード:02/01/03 00:24
>>68 プチブルとはプチ・ブルジョワジーの略で
中産階級にことを指します。
つまり、プチブル思想とは中産階級に支持
されている思想のことです。
我々左翼の人間にとってはプチブル思想と
は主に実存主義とあとファシズムを指しま
す。
70 :
考える名無しさん:02/01/03 00:30
サルトルの『実存主義はヒューマニズムである』でも読みますか?
私はここで幾つかの批難に対して実存主義を擁護してみたいと
思う。
実存主義はひとを絶望から生じる静寂主義(キエティスム)に
留まらせるという批難がある。全ての解決は閉ざされていると
いうのだから、この世で能動的になにかをなすことは不可能で
あることになる。つまりそれは観想的哲学なのである。観想な
どということは贅沢であり、ブルジョア哲学なのだ。このよう
な批難をするのは主にコミュニストだ。
ありがとう!
でも中産階級って崩壊したんだ・・・。
実存主義と超越論が一緒にされるのもよく分からない・・。
あまり聞きまくるのも悪いから、
これ!っていう本を教えてくれませんか?
72 :
OFW@区別モード:02/01/03 00:53
>>71(68さん)
柄谷行人の『トランスクリティーク』を薦めます。
中産階級の崩壊は今世界各地で起こっています。
年末年始のアルゼンチンの騒乱などを想起しまし
ょう。無論、日本でも失業率の上昇は今年も止ま
らないでしょうし。暗黒が世界を覆いつつあると
思いますよ。
73 :
考える名無しさん:02/01/03 00:54
おぉぉ考えられない時間差攻撃だ。
74 :
考える名無しさん:02/01/03 01:39
何が「暗黒が世界を覆いつつあると思いますよ。」だ。
頭の悪いマルクス信者はこれだから手に負えん。
75 :
考える名無しさん:02/01/03 01:42
実存主義はマルクス主義とくっついたからダメになった。
76 :
考える名無しさん:02/01/03 01:43
ここでテーマにしたいのはフッサールなのかハイデガーなのかサルトルなのか?
77 :
考える名無しさん:02/01/03 01:44
うーん、むしろ中産階級が崩壊したあとにこそ
求められるものとして実存主義は浮上してくる
(すでに浮上しつつある)のだと思うけどなあ。
ちなみにおれが想定してる実存主義はニーチェなんだけど。
79 :
考える名無しさん:02/01/03 01:48
カミュにきまってんだろ。
お前ら、奇を衒えばいいってもんじゃないのよ。奇をさ。
80 :
考える名無しさん:02/01/03 01:57
哲学板だということと、スレの流れから考慮するとむしろ
カミュのほうが「奇」なんですが。
81 :
考える名無しさん:02/01/03 02:47
どっかで読んだけど、ニーチェを実存主義者などと
するのはけしからんそうだ。
おれの哲学の変遷
実存主義→マルクス主義→現象学→分析哲学
83 :
考える名無しさん:02/01/03 10:27
サルトルの実存主義ってことでいうと、かぎりなく道徳と同義な気がする。
孤独という観念を背負えるかどうか。自由という罪を背負えるかどうか。
そういう意味じゃ世界の大多数のひとはそれができなかったか拒否したわけで。
84 :
考える名無しさん:02/01/03 11:08
今、キルケゴールの「死に至る病」読んでます。
まだ途中ですが。
実存主義に興味があるならヤパーリ彼から入るのが宜しいのでしょうか?
85 :
考える名無しさん:02/01/03 11:28
いちばん純粋に「実存主義」といえるのはキルケゴールだというのをどっかで読んだ記憶がありますが。
どうなんでしょ?
86 :
白色レグホン:02/01/03 15:09
実存主義を生活に活かす程度なら、ヴォ―ヴォワールでいいとおもうよ。
87 :
考える名無しさん:02/01/03 17:38
>>86 ヴォーヴォワールじゃなくてボーヴォワール。
Beauvoir、Simone de Beauvoirです。
なんか、すごくいい苗字だ。本名かね?
88 :
白色レグホン:02/01/03 17:48
愛称「ビーバー」だもんね、そう言えば。
ご指摘ありがとうコケ。
89 :
考える名無しさん:02/01/03 17:55
>>81 そうそう、よく目にするけれど「ニーチェ」が実存主義者
ってあまりにも死んだ答えだよね。多分著作を読まないで
「神は死んだ」だけで勝手に想起しているのかね。
90 :
考える名無しさん:02/01/03 18:35
>>88 別にフランス語をマスターしていなくてもいいけど
beauとか、voirぐらいは、実存主義を語るのなら
知っていてくれよ。お願いしますよ。
91 :
白色レグホン:02/01/03 23:45
rien
>72
ありがとう!!
「実存主義とはなにか」は今さっき読み終えたんですが、
至極普通な事に思えてならなかった・・・。
↑こう感じちゃうのってへんですか?
実存主義が「いま」どうなのか知りたいので、
柄谷読んでみます。ありがとう!
93 :
考える名無しさん:02/01/04 00:40
もっと予備知識ないとトランスは厳しいぞ。カントもいるし。
まず「いま」より「むかし」から。シーシュポスの神話を読みなされ。
94 :
考える名無しさん:02/01/04 00:45
っってゆーかちゅーか、
みんなはどういう順に読んだのさ。
95 :
考える名無しさん:02/01/04 01:00
>>94 異邦人→ペスト→シーシュポスの神話→水いらず→嘔吐
→サルトル入門→実存主義入門→サルトル・カミュ論争
→存在と無(挫折)→弁証法的理性批判(挫折)
→キルケゴール入門→死に至る病(挫折)→ハイデガー入門
→存在と時間(挫折)→善悪の彼岸→ニーチェ入門
→ツァラトゥストラはかく語りき(挫折)→新訳聖書→ツァラトゥストラはかく語りき
→この人を見よ→イデーン(挫折)→別冊宝島現代思想入門
→イデーン(途中まで)→存在と時間入門→存在と時間
→ニーチェ(ハイデガー著)(挫折)→レヴィナス=ハイデガー往復書簡
→存在と無→弁証法的理性批判→反抗的人間→シーシュポスの神話
→ペスト→異邦人
どう?皆、これくらい挫折してないかな?
96 :
考える名無しさん:02/01/04 01:08
と言うか、初学者にいきなり柄谷のトラクリ勧めるのは悪意では?
OFWを騙る所からして間違ってると思われ。
>>92 そういう人多いです。
それと柄谷へ逝ってしまわない方が良いと思われ。
97 :
考える名無しさん:02/01/04 01:09
OFWの言うことは信用するな。
柄谷なんぞ糞だ(w
>>95 ところどころ退行している様に思われ。
それと順番が少し変だと思われ。
>>98 そうかな?
文学から入って専門書を読んだけど分からなかった、というパターン。
サルトル読むにはハイデガーが分からないし、ハイデガー読むにはフッサールが、と。
それで遡って、また戻って来たわけ。
101 :
考える名無しさん:02/01/04 01:18
>>99 アンチもクソも、柄谷勧めて
「暗黒が世界を覆いつつあると思いますよ。」などと言う奴は頭がおかしい。
まず、基本から押さえにゃあ
>>101 いや、アンチOFWの事を言ってるのではないかと。
OFW知らない輩が騙りを見て貶めてると思ったのでは?
レス見ただけで区別つくだろうし。
104 :
考える名無しさん:02/01/04 01:32
105 :
考える名無しさん:02/01/04 01:56
しかし、本物のOFWがソ連崩壊→マルクス主義の破綻とかいうかねぇ。
107 :
考える名無しさん:02/01/04 02:02
真贋どっちでもいいや
109 :
考える名無しさん:02/01/04 02:12
どうでもいいっつうに
とにかく俺は他のやつらより
なんらかの形で真理をしっていて、
生きているんだ.
という麻薬的要素がある主義
実存主義
ハイディが-の死をみつめる
生き方みたいなのがおいしい。
彼はかってに解釈するなとおこるかもしれないが
そうそう、そしてナチスに協力したわけやな<ハイデッガー
112 :
考える名無しさん:02/01/04 23:08
>95
別冊宝島が入っていたのはワラエタ
それも結構後期に。
113 :
考える名無しさん:02/01/05 19:25
別冊宝島はみんなのバイブルだぞ。
114 :
考える名無しさん:02/01/05 23:20
>113
スマソ
115 :
考える名無しさん:02/01/06 00:02
エレファントカシマシのボーカルの
宮本は実存的ですか?
それともただの倒錯ですか?
>>115 髪をかきむしる姿から神経症だと思われます。
117 :
考える名無しさん:02/01/06 02:38
会社をおっぽりだされたおじさんやフリーターとして生活している
若者なんかはまさに一個の実存の立場を強いられるんだと思う。
その意味で、おれはこれから実存主義の重要性がましてくると
考えている。
ただそのとき実存主義はたんに先祖帰りしてもしようがないと
思うし、実際に誰も学究的な意味しかもたない実存主義ならば
見向きもしないと思う。
ニーチェには当然、実存主義的な側面は読み取れるのだけど、
彼の思考にはどういうわけか構造主義的なものを乗り越えたような
形跡がある。
長くつづいたポスト構造主義(=構造主義以降)の時代だけど、
終焉はそう遠くはないと思う。そこでいう構造は振り返ってみると
とどのつまり冷戦構造以上のことを意味してなかったから。
それ以外の意味でいう構造は、決定論と同じようなもので
たんに包括性があるだけで何も言ってないに等しい言説にすぎない。
人間は構造に規定されている、というお題目だけが飛び交っていて、
それがどんな構造なのかは明らかにされない。
当初、レヴィ・ストロースなんかが文化人類学的アプローチによって、
その構造は数学的に明らかにしようと試みていた頃はまだ期待感込みで
見守っていられたが、結局ほとんどこれといって形をなした成果は
残されなかった。
構造は、つねに事後的に見出されるのであって、構造がまるで自動的な
システムのように働いているようにみなすのは決定的な誤謬である。
構造主義がもたらしてくれたものでよかったことといえば、人間主義的な
考え方を払拭してくれたことである。
いまは、そのような地点から、人間主義的なものを斥けたあとの人間というを
考えてみたいと思っている。
>>117 >会社をおっぽりだされたおじさんやフリーターとして生活している若者なんかは
>まさに一個の実存の立場を強いられるんだと思う。その意味で、おれはこれか
>ら実存主義の重要性がましてくると考えている。
>実際に誰も学究的な意味しかもたない実存主義ならば見向きもしないと思う。
つまり、実存主義は一種の(カルト)宗教であると?
119 :
考える名無しさん:02/01/06 15:28
黒のタートルネックを買に行くぞゴルァ(゚Д゚)
120 :
考える名無しさん:02/01/07 00:04
おぅよ、黒服かって、パリ行くぞゴルァ(゚Д゚)
121 :
考える名無しさん:02/01/07 23:47
はげとこう
122 :
考える名無しさん:02/01/08 01:24
臨床心理学、カウンセリング、心療内科、社会学系など支持されるのは、
様々な形の疎外に対しての対抗策としての実存主義的な考え方が
重視されているからでは。だから実存主義は無くなったのではなく
諸学に吸収されていると思うけど。
123 :
物理学科院生:02/01/08 01:27
ある意味で実存哲学が現代思想の土壌を育んできたわけ。
まあ、お前らはサルトルでも読んでなさい。
124 :
考える名無しさん:02/01/08 01:53
>>123 分かりきったことを、
鬼の首でも取ったように嬉々として語らんでくれないか。
中沢センセイによると、
実存主義がファジー理論(懐かしいなぁ)を準備したんだそうだ。
126 :
考える名無しさん:02/01/08 02:34
物理学科院生って輩、手に負えんところがあるな(w
127 :
物理学科院生:02/01/08 02:35
128 :
考える名無しさん:02/01/08 02:35
666のまねをしてるんだろうw
まぁあなたも「身にも荷」と一緒だなw>物理
129 :
物理学科院生:02/01/08 02:36
>>128 おまえ666だろ?
新聞配達に行きなさい。
130 :
考える名無しさん:02/01/08 02:40
はい いってきますw
131 :
考える名無しさん:02/01/17 14:20
キルケ ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ル!!!!
132 :
こんなんあった:02/01/17 15:35
133 :
考える名無しさん:02/02/17 00:05
age
134 :
考える名無しさん:02/03/11 15:09
実存主義の動物化
これ最強
135 :
考える名無しさん:02/03/22 02:41
漫画の話でスマンが、
ザワールドイズマインの最後の方に実存主義な空手家のくだりがあったけど、
結局世の中的にああいう風にしか受け取られていないのよ実存主義って。
しかも実際ああいうやつ多いってのも問題。
ふと
>>131で思い出した。
136 :
考える名無しさん:02/03/22 03:42
なんというか、民主主義とこれらの宗教的精神・道徳教育というのは
実際対立するものなんではないですか?
とはいえ間抜けな市民団体の類ってのも多いでしょうに
問題はこういうお馬鹿な連中が閉鎖的な組織をつくり
独善的正義を訴えたり、行為を成すことの危険性にもあるんでは
引費用だとか存在しますが、まぁエッセンスは上記のとおりです。それで、貨幣が
流通するという均衡が存在するための必要十分条件を求めたりするのが一つの研究
目的でしょうか。ちょっとスペースの都合上端折りすぎて誤解を与える部分もある
大体民主主義って宗教や歴史や慣習などとは無関係にこれらを取り払った
剥き出しの人間そのものを至高の、理性を持った主体として据えるもんだろ
また市倉さんのドゥルーズ本で民主主義は上記のようでありながら
近代科学との関連で実は人間が対象化され量的に物として
把握されるものであるとあります
んで究極的に人間の価値というのはどこに保証されるものなんですか?
と、ない知識をしぼって書いてみた。すんません勉強中で。
137 :
考える名無しさん:02/04/08 08:17
safdsafweret
138 :
考える名無しさん:02/04/08 22:56
SADFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFF
139 :
考える名無しさん:02/04/12 20:37
aaaaaaaaaaaaaa
140 :
考える名無しさん:02/04/13 08:22
kanousei nannte ne-yo
141 :
考える名無しさん:02/04/13 10:32
jituzon.com
142 :
考える名無しさん:02/04/14 17:17
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
143 :
考える名無しさん:02/04/15 02:39
実存主義者スレッドにどうぞ。
144 :
考える名無しさん:02/04/15 10:24
145 :
考える名無しさん:02/04/15 17:49
ワロタ
146 :
考える名無しさん:02/05/01 19:37
147 :
考える名無しさん:02/05/01 19:37
実存主義でなにかありませんか?
実存主義。
148 :
考える名無しさん:02/05/07 12:17
149 :
考える名無しさん:
【衝撃】サルトルはアナーキストだった!