「存在と時間」を理解したいんだけど、まったくわからん。 馬鹿でもわかるように教えてくれ。 (あるいは馬鹿でわかる入門書を教えて)
2 :
考える名無しさん :01/12/01 19:10
渡辺二郎「存在と時間入門」 竹田青嗣「ハイデガー入門」で僕はよく分かったなぁ。 あと、文学部唯野教授の解釈学講義とか(w
3 :
正助 jtws003.zaq.ne.jp :01/12/01 19:11
あ、唯野は筒井康隆ね
5 :
正助 jtws003.zaq.ne.jp :01/12/01 19:42
筒井康隆には、「誰にでも分かるハイデガー」という講演テープもあるが、 玄人にはおすすめできない。
>玄人にはおすすめできない。 ワロタ
8 :
考える名無しさん :01/12/02 00:08
>>7 アホ、1はまったくの素人だぞ
バカには何もわからない
10 :
考える名無しさん :01/12/02 01:08
11 :
考える名無しさん :01/12/02 01:18
おれもいろいろ概説書を読んだけど、なんか、ぎりぎりのところで曖昧に書いてるんだよね。 ハイデガーはむずかしいと言うより、論旨がぎりぎりのところで破綻してしまっているんじゃないのかな? 「存在と時間」が未完で終わっているのがその証拠。
12 :
考える名無しさん :01/12/02 02:17
でも力を感じるよね。 ポスト構造主義のバカ共と違ってさ
竹田青嗣『ハイデガー入門』がお奨め。
>>7 その本まだ売ってるか?
15 :
考える名無しさん :01/12/02 08:17
最近出た翻訳じゃなかったっけ?
16 :
考える名無しさん :01/12/02 13:51
存在の時間のエッセンスを誰か書いてくれ。
17 :
mimesis :01/12/02 14:09
『存在と時間』とは「難解さ」という「萌え要素」を 享受するべき本であって、ハイデガーの哲学を平易化 しその本質をとらえようとする竹田の試みはポストモ ダン的なものではないといえよう。それが竹田の啓蒙 家としての評価を上げるのか下げるのかは分からない が、ハイデガーを「理解」してしまうことと、そのハ イデガ−の「難解さ」を享受する態度の決定的な差異 について敏感であった方がいいだろう。
18 :
考える名無しさん :01/12/02 15:16
>>17 は?
自分で何を言ってるのかわかってます?
元ネタは『動物化するポストモダン』東浩紀、講談社、2001、94頁です。
>ポストモダン的(
>>17 )は「哲学オタク的」とすべきだったかな?
東って自分で勝手にポストモダンのイメージ作って、 それに向かって一人でシャドーボクシングしてるとこあるね。
22 :
考える名無しさん :01/12/02 16:15
17の言ってることはわかる。 わかりやすくまとめることは無意味ではないにしても、そこから 一切の思考のリアリティーは失われる。 特にハイデガーは。 手っ取り早く理解して済ませようとしたり、都合のいいところだ け利用しようとする奴には、「説明なんかしてやるもんか」って 思うぞ。
23 :
考える名無しさん :01/12/02 17:20
>>22 馬鹿には無理、ってことか。。。。 (いつから哲学はこんなにも偉くなったのだろう)
24 :
考える名無しさん :01/12/02 17:36
>>23 22じゃないが、そうじゃない。
実際、竹田の解説本を読む前に
原著の翻訳を読めば、17のいわんとしてることはわかる。
例えば、現存在→人間というようにするということは、
コンテクストのなかで選ばれて使用された単語を
安直な理解のために差し替え、
意味を変形させる危険性を伴うということを自覚せねばなるまい。
テキストと格闘しないまま理解するということを
良しとするかどうかの話しでもあり、それがいいならそれで
いいんじゃないか。
25 :
考える名無しさん :01/12/02 17:57
>>24 そうは言うけど、現象学もなにもかも知らない人間に
「存在と時間」のテキストと格闘しろと言う方が無理じゃないか。
第一、テキストと格闘したあげく、もっと歪めた形で理解しちゃう
可能性だってあるだろう。馬鹿な人は特に。
解説本の意義を君は過小評価しているように思う。
26 :
mimesis :01/12/02 18:13
17は半分遊び、でも半分は本気。 随分と好意的に読んでくれる人がいて嬉しいですね。 入門書がもたらすかもしれない弊害として次のことがあると 思います。入門書でハイデガーを「理解」すると、入門書の 理解をハイデガーのテクストに読み込もうとしてしまうこと がある。譬えでいうなら、旅行の際にガイドブックに頼り過 ぎて、旅行がガイドブックの内容を確認することに堕してし まうというようなことです。ハイデガーを読む前から「分かっ て」しまっていることを確認するという非哲学的作業。それ はできれば避けたい。自戒をこめて。 勿論、入門書に価値がないといっているのではありません。 無垢な状態でハイデガーのテクストに向うことができると思 うのは幻想でしょう。
27 :
考える名無しさん :01/12/02 18:19
>26 あんたはテキストを理解することと哲学することを別なものと 考えているようだが、そうなのか? もう一度、考えてみなさい。
28 :
佐藤優樹だよ :01/12/02 18:28
オレも丁度授業でハイデガやってる
29 :
考える名無しさん :01/12/02 21:06
原典も読めよ。 カスどもが。
哲学は、所在や諸地平の絶えざる狂いを遂行する。それ故に、 哲学に携わっていると、しばしばひどく頭が混乱するのである。 しかし、この不可避の、そしてしばしば有益な錯乱が度を超え ないために、問われるべきものを暫定的に省察しておく必要が ある。他方このことは、哲学的な意識で思考することをせずに、 冗漫に哲学について語るという危険を当然伴っている。 ハイデガー『物への問い』
31 :
考える名無しさん :01/12/02 21:27
ハイデガーはね、 要するに死ぬのが怖かったんだよ。
32 :
考える名無しさん :01/12/02 21:33
俺も死ぬのは怖いがなにか?
33 :
考える名無しさん :01/12/02 21:43
キミの思考力はハイデガー級ということだ。
34 :
考える名無しさん :01/12/02 21:50
>それ故に、哲学に携わっていると、しばしばひどく頭が混乱するのである | ・・・・・・・もとから混乱してない?>灰出ガー |_∧ |´∀`) | / | / |/ |
35 :
考える名無しさん :01/12/02 23:19
「存在と時間」ハイデガー 「存在と無」サルトル まず、どっちを読むべきでしょうかね?
36 :
考える名無しさん :01/12/02 23:56
木田元の岩波現代文庫のハイデガー存在と時間の読み替えの本がある。 その前半は要約だから仮に読むのにはよいと思われる。
>31 死ぬのが怖いとはどういう”意味”で怖かったんですか?
もう原典読めとはいわないが、せめて入門書の一冊ぐらい通読したら。 つまむんじゃなくね、通読だよ。
>>1 あの〜君って
カント挫折してハイデガーやってる人?
いや、うちの哲学科にそういう人いるから
40 :
考える名無しさん@忘年会 :01/12/03 01:13
つまみをつままず呑むとえらい目にあうから気をつけろな。
41 :
mimesis :01/12/03 01:22
ジョージ・スタイナーの『ハイデガー』ってのもある。 ハイデガーの『存在と時間』を第1次世界大戦後にドイツが 経験した精神的危機の表現として見る捉え方を提示する 「ハイデガー 1991年」はなかなかスリリングな読み物 です。スタイナーは文藝評論家なので、ハイデガーの文体論 が面白い。「(ハイデガーの)地口は、今日のポスト構造主 義や脱構築主義を、ほとんどパロディにならんばかりのとこ ろまで養い育てることになった。」なんて書いてます。
42 :
考える名無しさん :01/12/03 01:56
>>37 しれたさん、キミは死ぬのが怖くないか?
オレは怖い。人類すべてとは言わんが、少なからぬ人が
死ぬのは怖いはずだ。ハイデガーさんだって、同じ思いだったんだろう。
そして、そこから逃避するために、小難しい言葉を色々並べたのだ。
43 :
猫電波@私だってド素人だ :01/12/03 22:06
>分析論とか読まないで済ませる役には立ちましたが(自嘲) これは推敲するとき削り忘れました。すみませんでした。
存在と時間が難解っつうのがわからん。 自分にはただの子供だましにしか見えない。 (訳でしか読んでないから読み違いももしかしたらあるかも知れないが。)
46 :
考える名無しさん :01/12/04 00:13
>>45 どういう点が子供だましに思えるか、教えて。
47 :
考える名無しさん :01/12/04 00:16
48 :
考える名無しさん :01/12/04 00:18
えんこうか・・・
49 :
考える名無しさん :01/12/04 00:19
マイケル・ゲルヴェンとかどうよ?
50 :
mimesis :01/12/05 20:58
>>49 『ハイデガー『存在と時間』注解』ちくま学芸文庫だね。
"Die Frage nach dem Sein von Sein."は
"the question of the meaning of Being"ではなくて
"the question of what it means to be."と訳すべきだ(51頁)
とか、そこらへんは参考になるね。
「我々が探究するのは、なにか個々の物の意味ではなく−−人間という
物の意味でさえなく−−在るということの意味である。」(62頁)
余計なポレミックにあまり首をつっこまずに着実に
『存在と時間』を読んでゆくいい本なんじゃないかな。
ナンデッカー。 はい。言われる前に死んできます。
うおおーーーー 竹田青嗣『ハイデガー入門』を読んだよ。 まじでわかりやすい&おもしろい 教えてくれた人に多謝。 (2chに感謝したのはじめてだよ)
53 :
考える名無しさん :01/12/07 23:54
彡川川川三三三ミ〜 川|川/ \|〜 プゥ〜ン ‖|‖ ◎---◎|〜 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 川川‖ 3 ヽ〜 <馬鹿だって!!1を仲介者責任法で訴えてやるぅ〜 川川 ∴)д(∴)〜 \_______________ 川川 〜 /〜 カタカタカタ 川川‖ 〜 /‖ _____ 川川川川___/‖ | | ̄ ̄\ \ / \__| | | ̄ ̄| / \___ | | |__| | \ |つ |__|__/ / /  ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄| 〔 ̄ ̄〕 | | ̄
54 :
考える名無しさん :02/01/08 01:56
とりあえず上げとくか。
55 :
考える名無しさん :02/01/08 02:17
>>52 竹田くんはいかんだろう、、、、
君何年哲学やっとんのよ。
3年以上なら完全にあうと
56 :
考える名無しさん :02/01/08 02:26
いや、あの本は結構読解の助けになるよ。 初学者なんだし、そうキツイこと言わないの。
57 :
考える名無しさん :02/01/08 02:29
58 :
考える名無しさん :02/01/08 03:00
何で竹田は叩かれてるのよ!?別にそれほどおかしいことは 言っていないと思うが。問題は竹田じゃなくて、竹田の入門書 を読んだだけで哲学したと勘違いしてるドキュンにあると思う。 哲学の入門書としては竹田のは一流だろう。哲学ではないが。
59 :
考える名無しさん :02/01/08 03:06
>>58 ドキュソはアンタだろ。
自己矛盾してるぞ。
>哲学の入門書としては竹田のは一流だろう。哲学ではないが。
哲学じゃないのになんで哲学の入門書として一流なんだよ。
これだから竹田一派はドキュソって言われるんだよ。
60 :
考える名無しさん :02/01/08 03:09
>>59 あほはお前だろう。とっとと首つってこい。
61 :
考える名無しさん :02/01/08 03:10
反論になってねえぞボゲ
62 :
考える名無しさん :02/01/08 03:13
>>61 あほ過ぎて反論する気が起きん。猿に説明するにはまず人間の
言葉から教えなきゃならんからな。気が遠くなるよ・・・
哲学の入門書という言葉の使い方がなんかおかしい。
65 :
考える名無しさん :02/01/08 08:45
>>58 俺は59じゃないが、
>哲学ではないが。
この一文は明らかに蛇足だな。
66 :
考える名無しさん :02/01/08 10:15
竹田が一流だたぁ思わんが
>>65 >哲学ではないが。
この一文は明らかに蛇足だな。
この文削ったら意味わかんなくなるだろ!
数学への入門書が数学書である必要がないのと同じだ!
68 :
考える名無しさん :
02/01/08 22:17 >>66 じゃあ、ハイデガーの解説書であんたが一流だと思うのを教えてくれ。