知ってる人いる?
人工知能は可能か?という議題を
おなじみヴィトゲンシュタイン、遺伝学者ホールデイン、
小説家で物理学者で閣僚だったC.P.スノウ
数学者チューリング、ノーベル物理学賞のシュレディンガー
が、議論するといった小説。
面白いかどうかは・・・・。
とにかく、それに習って人工知能の可能性についてガンジャでもやりながらフワフワ語ろう。
以前、流し読みしたよ。
小説としては、つまらなかった。
人工知能に関しても、なんか啓蒙書を、ただ話し言葉に
写しただけって感じ。読み終わった後、何も残らなかったよ。
僕が厨房ってのもあるけど、あれだったら普通の啓蒙書読んだ
ほうが得るものは大きかっただろうな。
そういや、茂木さんが、微妙に誉めてたなあ。
書評スレじゃなかったね。スマソ。
>>2 書評スレでもぜんぜん構わない。
今も売ってるものだから思いっきり「つまんない」とか言っちゃたら・・・ねぇ?
まあ、同意するけど。
4 :
考える名無しさん:01/11/15 20:59
人工知能ねえ。
これってよくあるロボットに心はあるかとどう違うの?
こういう本もあるっす。
スピリチュアル・マシーン "コンピュータに魂が宿るとき"
レイ・カーツウェル
ISBN4-7981-0022-6
コンピュータは最終的に人間の知能を超えるということが、
宇宙の歴史規模のスケールで(ビックバンから辿って)
書かれている。なかなか興味深いっすよ。
7 :
考える名無しさん:01/11/15 21:29
大麻の事だよ
人間って結局、人間をつくりたいんだね。
ロボットがんばったけど、こりゃいちからやってちゃ
先がなげぇ〜わってことで、バイオにはしって。
まあ、人口知能も、こりゃ先はなげぇ〜わ、ってことで
ブームさったけど、
人間が存在してるうちにできるのかなあ。
>>4 ロボットには心があるかとは、だいたい同じなんじゃない?
なんとなく違うような気がするけど。
何を手がかりに話を進めていけばいいのだろう?
誰か、今の人工知能研究について簡単に説明できる人いる?
いないなら自分で探してみるけど。
10 :
南波ヒロシ ◆fUWEATuw :01/11/16 17:08
>>8 知能(ここでは人間)がいくところまでいけば、人間をつくるっていう段階は
とっくに卒業して、最終的には宇宙をつくるんじゃないだろうか。
まあ、われわらの生きている間ではなさそうだけど。
11 :
考える名無しさん:01/11/16 17:11
人工知能に求められる機能を列挙しとこう。
認識、理解、計算、推論、判断、制御、学習、記憶、発明、創造
>>11 これらが全部できると、人工知能は人間よりもかしこくなります。
とんでもないものまで発明するでしょう。
ムーアの法則をそのまま適用すると、2099 年までに 20万円程度の
コンピュータの CPU の処理能力は、全世界の人間の脳みその合計に
匹敵します。
その1000年後には、間違いなく宇宙を創造できてるよ。
13 :
考える名無しさん:01/11/16 17:15
「エキスパートシステム」と「ファジィ理論」と「ニューロコンピューター」
で検索してみたら?
14 :
考える名無しさん:01/11/16 17:17
>その1000年後には、間違いなく宇宙を創造できてるよ。
その前に人類が滅んでいる、に一票。
>>13 それって10年前から研究されてるような。。
まだやってんのかな?
>>14 その頃には、「機械」が生き残ってるよ。
自分で電気を供給して(電気ぢゃないかもしれないけど)、
考えつづけることでしょう。
彼らには、「死ぬ」という概念もないので。
>>12 処理能力が上がればいいのかな...
計算能力はすでにPCの方が上だし...
知能というのはそういう物ではないことに、気がついた
人工知能研究者が迷走していますよ...最近...
18 :
stoner:01/11/16 17:22
先ず知能(考える)っていうのはどういうことなんだろうか。
認知、判断、操作だろうか?(教習所みたいだな)。
人間と同じように機械が考えることは可能なのか?
>>17 そうだね。処理能力さえ上がればいいというものではない。
人工知能研究者は、どのように迷走しているのですか?
20 :
考える名無しさん:01/11/16 17:29
一番の問題は人間と同じような「経験」がないままにいきなり
成人の思考回路を再現しようとしているところ。
本当に人間に近い人工知能をつくりたかったら、子供に学習
させていくような段階を踏ませる必要があると思う。
機能重視でいくと何しでかすか分からない恐ろしい機械が
出来上がりそうだから、道徳なんかも教えないと。
>>20 そうっすね。「機械学習」が完成すれば、きっと人工知能は
大きく飛躍するですよ。
>>19 処理能力の前に人間はどのようなプロセスで思考しているのか...
どうもそこから考えないと、いけないなあ
と気がついたのはいいが、なにをどう研究すればいいのか
わからずに、迷走している...
というか、あきらめかけてる。
23 :
考える名無しさん:01/11/16 17:33
>>20 そうそう、子供に学習させるようにってのは大事だよね。
あとは道徳をどう「位置づける」か、、、
>>20 っていうか、子供だろうななんだろうか、
人間の思考回路自体がわかってないから。
人工知能は下火ですね。
ソフト関係で頭いい人は、みんなインターネットで金儲けしようとしてるからね。
だからこそ、今がチャンスだ。
26 :
考える名無しさん:01/11/16 17:35
脳の中で思考に使ってるのはごく一部分だよ。
もしも人間の脳をすべて「計算」だけに集中させたら
スーパーコンピュータも目じゃないと思う。
人間の思考回路なんて、そのうち解明されるよ。
要は、脳みその中の化学物質がどのように反応し合うかの世界だ。
複雑で長いだけで、不可能な領域ではない。
アセンブラを C のソースに地道に直すようなもんだ。
>>27 でた。南波ヒロシの楽観主義。
そのうちが1万年か...
>>26 脳の活性されていない部分に、ある日突然スイッチが入ったりしてね。
人間の DNA を注意深く読めば、スイッチの入れ方が書いてあったりしてね。
>>28 わはは。
でもさ、人間の進歩のスピードをなめちゃいかんよ。
まだ西暦2000年っすよ。
しかも、コンピュータが発明されてからまだ100年たっていない。
その間、そのコンピュータを駆使して、人間の DNA はすでに解明されちゃいました。
>>27 そのときに人工知能には、南波ヒロシ的意識世界はめざまるのか?
>>27 その辺りを、じっくり考える必要がある。
アイデアありますか?
>>27 それじゃああくまで頭脳を再現するレベルの話で、結局人間を
超えることはできない。人口が一人増えただけで終わる。
それともただ奴隷が欲しいだけなのかな?
>>32 この考えでいくと、
人工知能は化学物質がどのように反応し合うかの世界で、
そこに意識がやどると、
意識も化学物質がどのように反応し合うかの世界で
物質的世界で...
これを南波ヒロシのパラドクスと呼ぼう!
>>33 ノー。
頭脳が再現できれば、それを超大容量データベースと
超高速プロセッサーで実現し、それを100万個つないで
並列処理させます。
これに比べれば、人間なんてチンカスレベルの知能になるよ。
>>34 このパラドクス、結構重要な気がするけど全部理解できてないような気がする。
どういうこと? もうちょっと分かりやすく説明して。
・南波ヒロシ意識世界論
>まず、物質世界と意識世界は、明確に区別する必要がある。
>物質世界は、われわれが住んでいる世界で、われわれの体が
>存在する世界である。
>それに対して、意識世界は、それとは全く違った次元の違う
>「精神」の世界。2次元空間上(X軸とY軸上)に存在するものは、
>3次元空間上(Z軸上)の存在を観察したり、制御することは不可能。
>それと同じような位置に精神世界は存在する。
・南波ヒロシ人口知能論
>人工知能は化学物質がどのように反応し合うかの世界で、
>そこに意識がやどる。
この2つの矛盾を南波ヒロシのパラドクスと呼ぶ。
こんな感じでいい...?
南波ヒロシによってハイジャックされたスレ。頑張れ>1
>>37 すまぬ。そろそろ落ちる。またレスするよ。
>>38 すまぬ、ハイジャックしてしまった。そういうつもりぢゃなかったんだけど(笑)
40 :
考える名無し:01/11/16 19:08
脳みそを単なる化学反応っていうけど、
数学のカオス理論ってあるよね。あれでも解明できないような複雑な構造だってよ。
しかも、そこから統一的な意識がでてくるわけでしょ。
少なくともより高度な数学理論が出るまでは
脳を分析的に理解することはできないってことだね。
41 :
森の妖精さん:01/11/16 20:10
42 :
stoner:01/11/16 21:24
44 :
考える名無しさん:01/11/16 22:46
45 :
森の妖精さん:01/11/16 23:44
人工知能「モナー」作りたいんだけど、
2ちゃんの発言を形態素解析して、知能にブチこみたい。
『皇帝の新しい心』読んでみようか。
47 :
stoner:01/11/17 00:43
>>45 基になってる言語は日本語なんだけど、「厨房」とか「外出」みたいに
変換ツールのことについて考えて入れなきゃいけないから大変そうだね。
翻訳って人間のすばらしい機能の一つだな。
どうして「厨房」を「中坊」と見た瞬間に分かるのだろう。
「外出」なんて、とても「既出」とは思わない、と思うのにそう思ってしまう
・・・素敵。
48 :
考える名無しさん:01/11/17 00:47
チューリングテストみたいに、受け取り手側の
人間が柔軟だから可能なんだけどね。。。人間ってステキ!
49 :
stoner:01/11/17 21:30
age
50 :
考える名無しさん:01/11/18 17:19
age
51 :
stoner:01/11/24 03:36
この一週間人工知能についての本を色々読んでみた。
それとなくこの問題について分かったのでもう書き込まなくて良いかも知れん。
とりあえず(必要ないだろうけど)、立てた者として最後にあげておきたいと思う。
ちなみに読んだ本は、
未来のアトム
HAL伝説
コンピューターは考える
皇帝の新しい心
とか色々。ま、だいたい流し読みだけどね。
黒崎政男が『ケンブリッジ・クインテット』の作者と3ちゃんねるで対談してたね。
なんか政男、派手なシャツ着てた。サイバーパンク穏健派みたいなシャツ...
53 :
考える名無しさん:01/11/24 15:59
HAL伝説は俺も読んだよ。
とりあえずこれだけでも読んどけば今の人工知能の実態が分かると思う。
54 :
考える名無しさん:01/11/24 18:25
てっとりばやく、人間の脳を機械にコピーすることはできないのか。
>>51 そろそろ人工知能の幻想性に気がつきましたか...
56 :
考える名無しさん:01/12/02 00:27
>>33 人工知能の実現は、知能だけを取れば確かに、人口が増えただけとも取れます。
しかし、決定的に違うのは、そのボディの耐久性・環境適応性です。
よって、ヒト(に似たもの)の個体が増えるだけ、という話ではないでしょう。
無理無理