「自明性=あたりまえ」のことは無いとものすごく大変なことになるくせに、
あんまり焦点の当たっていない言葉のような期がします。
僕がすごく不思議に思うのは、この問題に対して光を当てているのが
木村敏とかブランケンブルグとかの現象学的精神病理学の学者ばかりで
その他の場所であんまり考えていない分野で、その事がこの言葉にとって
すごく象徴的なのではないかと思うのです。
それって「(自明性が)無いと精神分裂病と診断されるほどの大変な苦痛を味わうくせに、
有ったら有ったで完全に日常生活の中に埋もれ全く話題にもならない」って事だと思うから。
自明性について言及している哲学者や、何か意見が有りましたら
ぜひとも聞いてみたいんです。
2 :
考える名無しさん:01/11/06 23:40
数学では自明性を公理と称して
いた時代がありましたが何か?
共通感覚とかどうなんですかね?
4 :
考える名無しさん:01/11/06 23:43
そうかなあ。
イデオロギーの「透明性」とか、
あるいは「常識」なんて古典的な哲学的トピックだと思うよ。
カキコしていいかな?
6 :
OFW@区別モード:01/11/06 23:47
「常識」を「常識だろ=あたりまえだろ」と考えられるのが「自明性」。
常識について考えている哲学者ってどんな人達がいるんですか?
>>7 アリストテレスとか?
中村雄二郎の「共通感覚」だっけ?が
岩波現代文庫から出てましたよね。
マルクス主義は自明の真理。
これ常識。
10 :
OFW@区別モード:01/11/07 04:31
11 :
mimesis:
辞書のコピペ。
じめい 【自明】
(名・形動)[文]ナリ
証明したり説明したりしなくても、すでにそれ自体ではっきりしていること。「―なこと」
[派生] ――さ(名)
証明が不要ってことがポイントかな。数学とかだとその意味でつかってるよね。