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幼児的全能感:
ニーチェは「生に意味(共同体幻想)が無いからから良き生を送れない
のではない、良き生を送れないから意味を求めるのだ」と言ってるけど
まったり生きろ、つったって皆そんなにうまく強度(意味2)を獲得
できるわけではない。共同体幻想(意味1)の崩壊があると強度を獲得
できるだけのスキルがあっても考えてしまう者には空虚さが残る。
『サイファ』はそんな人達の為に書かれた側面があるように思ふ。
<私>という視点の特異性(サイファ、社会の外の世界)とかと生の肯定
(意味3)を結び付けようとしたようだけど、そこが曖昧。