「ドイツ観念論」ってどうよ?

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1名無しさんの主張
カントを踏まえてフィヒテ・シェリング・ヘーゲルと展開するドイツ観念論。
80年代まではある程度の人気を博していたが、
90年代に入って分析系統の台頭に比例して急速に力が弱まった。
若干シェリングの自然哲学が現代の環境問題との絡みで流行した気もするが、
ドイツ観念論総体としてはやはり昔ほどの勢いはないのでは?。
とりわけ、ヘーゲルね(フィヒテは昔からこんなもんだったか)。
2考える名無しさん:01/09/27 17:53
>80年代まではある程度の人気を博していたが、
>90年代に入って分析系統の台頭に比例して急速に力が弱まった。

ホントかよ(ワラ
3考える名無しさん:01/09/27 18:00
>>1
ドイツ観念論そのものの影響力はずっと前からなくなっているはず。
むしろ、古典として、どのように読まれるかが問われているのではないか。
いわゆる分析哲学のように、現在進行形(?)のものとの単純な比較は
出来ないと思う。
それとも、ドイツ観念論が、研究対象としても流行らなくなっている
ということ?
4名無しさんの主張:01/09/27 18:00
>>2
ん〜。違いますかね?
僕は哲学の事情はよく知らないのだけど、
今、ドイツ観念論の先生で勢いがある人って
例えば誰がいますかね?
5名無しさんの主張:01/09/27 18:05
>>3
>それとも、ドイツ観念論が、研究対象としても流行らなくなっている
>ということ?

はい。そうです。
教養としてドイツ観念論は目を通しておくべきだということは分かりますが、
今、ドイツ観念論を専攻したくなるような動機付けというか、
アクチュアリティーって何ですかね?
僕にとっては、中世哲学の方がアクチュアリティーがあると思うのですが?
(山内志郎を年頭に置いてます)
6名無しさんの主張:01/09/27 18:07
>>5 「年頭」ではなくて「念頭」でした。スマソ
7考える名無しさん:01/09/27 18:09
年頭に置いてますか。って!結局「僕にとって」の話なの?
90年代からどうたらってのは一体・・・?
8名無しさんの主張:01/09/27 18:11
>>7
僕にとってそう感じたから、
その真偽を確かめるべくこのスレを立てました。
9考える名無しさん:01/09/27 18:13
平凡な意見だけど、何にアクチュアリティを見出すかは結局は個人の判断。
ちなみに「アクチュアリティ」とか「リアリティ」自体が、古代ギリシャ
から中世哲学、ドイツ観念論等あらゆる哲学を通じる大問題ですね。
10名無しさんの主張:01/09/27 18:23
>>9
同意。最終的には個人の問題に行き着きますよね。
あと、僕の言うアクチュアリティーってもっと卑近な意味に捉えてください。
僕にとってのアクチュアリティーを説明しておくと、
例えば、サラリーマンが論理学の本を読む今のご時世のことなんですよ
(書名ド忘れ!野矢茂樹の本だったっけ)。
それに対して、ドイツ観念論のような世界だの宇宙だの超越論的自我だのが出てくる
大きな話は、一向にはやらない。
これはなぜだろう?というのが僕のアクチュアリティーでもあり、疑問なわけです。
11考える名無しさん:01/09/27 18:28
要するにはやりの哲学を教えてくれってことですか?
12名無しさんの主張:01/09/27 18:34
>>11
結局、僕の言ってることってそういうことになるのかもしれない。
ただ、はやってるならはやってるなりの理由が知りたいのですが。
カキコするのが面倒でしたら、その理由を垣間見ることができるような
本を紹介して欲しいのですが。
(「自分で探せ!」って言われそうなのですが、そこをなんとか・・・)
13考える名無しさん:01/09/27 18:46
哲学史をやるのが一番良いような気がするね。
ライフワークにしたら。
思想に流行り廃りがあるのはなぜか?とね。

私は興味が無いのでどうでもいい。
14名無しさんの主張:01/09/27 18:49
>>13
ありがとうございます。
15考える名無しさん:01/09/27 19:39

          _-=─=-
      __-=≡///:: ;; ''ヽ丶
    /     ''  ~     ヾ:::::\
   /               \:::::\
   |                彡::::::|
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   | ヽ二_,(   )\_二/   >6 / < 小僧!ドイツ観念論など10年早いわ!
  /    /(     )ヽ      |__/   \________________
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16名無しさんの主張:01/09/27 20:13
>>15
大作先生に言われてもなぁ・・・ (わら
17考える名無しさん:01/09/28 13:53
完全にあてずっぽうなんですけども、マルクスが流行んなくなった
のとニューアカがヘーゲルこきおろしたせいではないかと思われ。
その代わりにポストモダンの残党とアメリカなものにシンパシーを
感じる人たちが生き残ったのではないかと推察。多分思想の流行り
廃りは政治的なものと密接な関係がありそうだなと予想。

ってな線から洗っていくと真相が見えてくるのかもしれない。それ
で面白いネタができあがったらアップお願い。
18考える名無しさん:01/09/29 15:30
そもそも分析哲学自体が
悪い意味でのスコラ化現象に陥りかかってるし、
アクチュアリティーで学派を語るのはやめにしたいよ。
19考える名無しさん:01/10/08 03:30
それなりに日本では勢力があると思うけどなあ。
20考える名無しさん:01/11/15 17:28
age
21考える名無しさん:01/11/15 17:34
分析哲学は知らないが、
哲学にしろ政治哲学にしろヘーゲルが重要じゃないなんて人いないよ。
むしろデカルト、スピノザ、ライプニッツあたりの近世?哲学が軽視されてるような気がする。
22考える名無しさん:01/11/17 02:35
ahe
23考える名無しさん:01/11/17 02:43
分析哲学教えてる先生だってカントを評価しないと始まらないことは
わかってるよ。飯田にしろ、野矢にしろ。
24考える名無しさん
ウィトの『論考』とカントの『純理』っておんなじことゆってるの?