昨夜の吹雪は踊りつかれ
庭を埋めて静かに光る
年老いたシェパードが遠くへ逝く日
細いむくろを風が震わす
人はなくしたものを胸に
美しく刻めるから
いつも いつも
何もなかったように明日を迎える
本当の光に満ちてた頃が
いつかを知るのは過ぎ去った後
誰かが戸口で慰め言っても
「もう忘れたよ」と答えるだろう
人はなくしたものを胸に美しく刻めるから
いつも いつも
何もなかったように明日を迎える
人はなくしたものを胸に美しく刻むから
なくしたものを胸に美しく刻めるから
いつも いつも
何もなかったように明日を迎える
http://www.toshiba-emi.co.jp/yuming/ra/04/06.ram 荒井由実作詞作曲「何もなかったように」1976
自分はこの詞を厨房時代(去年)に読んで感動しました。