深夜屋根裏でドタバタとうるさい音がする…
または悪臭などを感じることがある…
そんな時は、もしかするとイタチに住み着かれてしまっているかもしれません。
被害の出方がハクビシンと似ているのですが、イタチの方がより動きにスピードがあるので、屋根裏で騒音が酷い場合はイタチを疑ってみた方が良いでしょう。
実際に住み着かれていた場合はイタチ駆除をしていかなくてはいけませんが、これは鳥獣保護法などがあるので、中々素人にできるものではありません。
ですから、イタチ駆除が必要になった場合は専門の業者に依頼してしまった方が的確です。
個人で出来る範囲のイタチ駆除というのは駆除ではなく追い払いなので、根本から解決するのが非常に難しいんですね。
尚且つ、イタチ駆除の専門業者はやはりその道のプロなので、手際も良く、的確な対処をしてくれます。
再発することもあまりないので、必要を感じる時は頼ってしまうのがおすすめです。
イタチ駆除はあまり放っておくと、被害がどんどん進行し、最悪の場合天井板の張替えなども行わなくてはいけなくなってしまいます。
なので、もしも被害の片鱗を感じ取ったら、早めに対処しておくよう、こころがけたいところです。
実際にイタチ駆除をするとなるとどういった形で行なうのか?
というと、業者の方が各自治体などに捕獲の申請をするところから始まります。
狩猟期間内であれば免許や許可が要らないこともありますが、それ以外の場合は必要となるので、業者に頼む必要があるんですね。
申請が通ると、次に罠を仕掛けて、そこにイタチが引っかかるのを待ちます。
これには最大約1ヶ月かかるとされていますが、上手く行けばすぐに捕まってくれるので、言うほど心配する必要はありません。
罠なんかにそう簡単に引っかかってくれるのか?と思うかもしれませんが、イタチの好物などを入れておくと食いつきが非常に良いのでさくっと駆除がすすみます。
ただ、イタチの種類にもよりますがメスの場合は捕獲できない対象の場合があります。
そういった場合は追い出すのがメインになってしまうので、覚えておきたいですね。
素人だとパッと見ではイタチがオスなのか?メスなのか?判断しづらいものですが、オスとメスは少し大きさが違うので、業者などの見慣れている人が見ればすぐに判断することができます。
なので、しっかりと依頼する時はその辺りをチェックしてもらってから、どういった対処をするのかを考えて行きたいところです。
イタチ駆除や追い出しが終わったら、しっかりと除菌消毒をしてもらっておきましょう。
大体業者に頼むと一緒にやってくれるものですが、実は駆除以上にこの工程が非常に重要になってくる場合もあります。
中でも長い間に渡って住み着かれたりしていた場合は、天井裏に糞害などが広がってしまっていることも多いです。
その上イタチは色々な細菌を持っていたり、ノミやダニを連れ込んでくるので、しっかり処理しておかないといなくなってもそれらの二次被害を受けてしまうことがあります。
特にアレルギー体質の人や小さな子供がいる場合は、絶対にしておくべきなので、きっちりしてもらっておきましょう。
臭いが残っていると折角イタチ駆除をしても他のイタチが匂いを嗅ぎつけて新たに住み着き始めることもあるので、注意が必要です。
尚且つ、業者がやってくれる除菌消毒ほど信用できるものもありません。
個人でやるとどうしても細部にまで手が届かず、やり残しがでてしまうこともしばしばです。
駆除を依頼するとパッケージングされていることも多いですが、そうでない場合は別途依頼しておくことをおすすめします。
今まで気にしていなかったようなものであっても、これを行なうことで体調が良くなる人もいるので、蔑ろにはできません。
除菌消毒も済んだら、最後はしっかりと経路を塞いでもらっておきましょう。
住み着いていた個体を捕まえても、除菌消毒をして住んでいた形跡をなくしても、侵入経路があると他のイタチが見つけて、同じことが起こってしまう可能性があります。
また、場合によっては他の動物に狙われることも無くはないので、そちらも合わせて注意が必要です。
イタチ駆除を依頼すると見積もりや調査の段階でどこから侵入されているのかをすぐに見つけてくれるので、見つかったところは全て塞いでおいてもらいたいですね。
わざわざそこまでしなくても…と思うかもしれませんが、しっかりと塞いでおいた方が再発防止に繋がりますし、なにより安心です。
中にはイタチの被害でノイローゼにまでなってしまう人も居るくらいなので、今回は大丈夫でも次起こる可能性を考えると先手を打っておいた方が断然良いですよね。
そこまで古くない家屋であれば、この経路を塞ぐという手段は非常に有益なので、きっちり工事しておいてもらいましょう。
もしも完全に塞ぎきれないような場所があるのであれば、金属製の目が細かいネットや網を張ってもらうことができるので、是非一度相談しておくことをおすすめします。
しっかりと一連の流れを通してイタチ駆除をしても、環境によっては再発してしまう、ということも実は全くないわけではありません。
どういうことかというと、家屋が老築化していたりするとどれだけ侵入経路を塞いでも年数劣化と共に新たな侵入経路が発生してしまったり、中には動物に作られてしまうこともあるのです。
イタチ駆除には最終的に侵入経路を塞いでおくのが大切になりますが、必ずしもそれでうまくいくとは限らないのです。
それでは一体どうすればよいのか、と悩むこともあると思いますが、そういった場合は依頼した業者のアフターケアを利用することをおすすめします。
このアフターケアというのは定められている年数以内であれば、被害が再発した際に無料で再度駆除や対策を行なってもらえるというものです。
特に山や森などが近く、古い家屋が集まっている土地は再発しやすいので、業者を選ぶ時はアフターケアが充実していてん、少し長めの保証期間を設けているところを選ぶと良いでしょう。
普通の害獣駆除だと1年くらいが普通ですが、中には2年や5年というところもあるので、依頼する前に一度確認しておきましょう。
何度も駆除を行なうなんて文字通りイタチごっこになってしまうのでは、と思うかもしれませんが、害獣駆除は根気よく行なうことが大切なのです。