>>83 逆じゃ?
手術前の殺菌は、イソジンだよね?
ちなみに、イソジンは、ヨードとポリビニルピロリドンの錯体ざます。
デンプンにヨードを混ぜると青くなる実験は記憶にあると思うけど(ある程度の年齢なら)デンプンのかわりにポリビニルピロリドンとくっつくと、青くならずに茶色になって、ポリビニルピロリドンヨード錯体、略してポビドンヨード通称イソジンになるざます。
錯体化によりイイ具合に活性化されたヨウ素が雑菌の繁殖をおさえるのだ。
乾燥するときに殺菌効果が出るという説もあり、乾燥した状態で塗るのが好ましい。
どっちかっつーと、化学的に働く感じのお薬だ。
一方、テラマイシン軟膏だが、これはテトラサイクリン系やポリミキシンBという抗生物質を配合した塗り薬。様々な雑菌に対して広く効果がある。
こっちは生物学的に働くので、ウェットな状態でも効く。けど適用の限界とか副作用もある。
そんな特性を知って使い分けるのが吉。
だがソレを知るのは、一部の限られた(物好きな)獣医とかのみであろう。
ちょっとした傷なら舐めとけ。あとにも先にも、飼育環境を整える、これが一番。
自然治癒マンセー。