売れ残りのペットの末路は?

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97元スタッフ
大型チェーン店では、ペットが売れ残ったら処分されてます。
値下げして販売すると、値下げされてない犬猫の売り上げ頭数が落ち、
結果利益率が下がってしまう。
子犬の仕入れ値ってかなり安いから、売れ残りを値下げして売るより、
廃棄して、新しい子犬売ったほうが儲かる仕組みになってる。
子犬一匹売れたら、犬種にもよるが3〜5匹は仕入れ可能。

それに、売れ残りがたくさんいるペットショップだと
「あの店は大きくなった犬が狭い所に閉じ込められてて可愛そう」って
イメージが定着してしまうが、
売れ残りをきちんと処分してるペットショップだと、
「子犬がたくさんいるし、いつ来ても新しい子犬が入荷されてるから、
この店は良く売れてるんだな。犬買うときはここにこよう」って
イメージがつく。

売れ残りの犬を1〜2匹だけわざと店に置いて、その子をしっかり可愛がり、
看板犬にして「この子は売れ残りだけど可愛くて〜」って話をお客さんにして、
他の犬は隠れて処分って方法で商売すると、客の目からは、なおさら「良い店」に見える。

うちの店では、仕入れから一定期間過ぎた犬猫はダンボールにつめて
そのまま餓死させ処分してた。
バイトの子には処分がばれないように、この犬は他店に移動するからって
伝えて、隠れて処分してたから、結構な数(2年で百頭以上)処分しました。
仕事だから仕方ないかって最初は思ってたけど、結局良心が痛んで仕事は辞めた。
今では別の社員が処分してるんだろうけど。

とにかく動物が売れ残って処分されるのが可愛そうって思うのなら
大型チェーンのペットショップでお金を使うのやめてくれ。
売れなくなったらチェーン展開しなくなるから。

犬猫は店頭で売るもんじゃない。
もしペットショップの子犬や子猫見たら、少しだけこの話思い出してください。