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名無しさん@お腹いっぱい。:
社会科教育学は,Mというカリスマによって,30年分程度研究が進み,
そして30年程度研究が停滞している。
「教師はどのように良い社会科授業をつくるべきか?」という問題で,
教師の授業づくりに関する研究は進んだが,
「子どもはどのように社会科を学ぶのか?」という,
子どもの学び方については,40年前から研究がほぼ進まない。
研究と現場が乖離しているという主張には,色々な側面からみて肯定も否定もできるが,
研究が学ぶ子どもを見ていないのには腹が立つ。
『社会科研究』の授業案や教授書なんて,どこで実践可能なのか?
せめて実証くらいしてから論文にしてもらいたい。
所詮,研究者の大方は,附属学校の子どもくらいしか見れていない。
現在の社会科の研究は,
「高名な科学理論を使って,こんな風に授業化してみました」
「使われてるかどうかわからないけど,外国の教科書を手に入れたので,
分析してみました」
という自己満足研究ばかり。
実証性もないし,そもそも,分析手法ですら意味不明。
記述研究にしては雑。実証性は皆無。質的研究なのか量的研究なのかも不明。
「学問」として30年程度停滞しているのが今の社会科教育学。
現場の立場からの意見が多かったので,
研究の立場からの意見を述べてみた。