149 :
稲丸:
今は、学生ばかりか教職員まで無くしちゃってるもんね〜
150 :
稲丸:2007/09/21(金) 15:33:27 ID:authocFI
他スレからの紹介レス“続編”〜! よく読んでね。
エコノミストが特集する大学就職率ランキングには、かつて取り上げた“著名340社”以外に“有力410社”
というのもあって、それによれば、私大文系は以下のようになる。
『有力410社 就職率ランキング』 私大文系<女子大除く> (週刊エコノミスト)
1.慶應 44.7% (大学全体での就職率77.3%)
2.学習院 36.1% (81.2%)
3.同志社 34.3% (79.9%)
4.関西学院 32.4% (85.5%)
5.立教 31.1% (80.0%)
6.成蹊 29.9% (80.5%)
7.早稲田 29.7% (74.0%)
8.明治 29.3% (75.2%)
9.青山学院 28.3% (81.1%)
10.立命館 25.6% (83.3%)
11.中央 24.1% (78.4%)
12.ICU 23.6% (68.9%)
13.上智 23.5% (61.3%)
14.法政 22.6% (78.4%)
ICUや上智のような、女子学生の比率が大きい大学を除けば、早稲田の“大学全体での就職率の低さ”には特筆すべきものがある。同大学が、学生数4万を越える超マンモス大であることを考えれば、就職できずに
あぶれる早大生の数は、半端なものではない。政経や法などの看板学部のおかげで、何とか7位にランキングされているものの(これ自体、それほど上位とは言えないけどね)、その影で泣く学部生のおびただしさにはただただ息を飲むばかりである。
何故、このような事態となってしまったのであろうか?少なくとも、今春の卒業生が受験した頃は、ダブル合格
すれば、まず九分九厘は早稲田を選んだはずである(今後どうなるかは、凡そ分かったもんじゃないが)。
つまり、入学時点での能力の高さは、極めて鮮明に「早稲田 > 他の私大」であった。それが4年も経つと
ここまで見事に逆転を食らってしまう。早稲田に入る受験生だけが、他大に比べて格段に慢心するなど、
あまりに不自然で考えにくい。皆、似たような年齢の若者であり、そのあたりの事情は東大から滑り止め大学
に至るまで、同じようなものだろう。となると、“入れ物”の違い、即ち『各大学の持つ教育力』の違いが出て
しまったと考えるより他は無いのである。
151 :
稲丸:2007/09/21(金) 15:34:43 ID:authocFI
やはり、少しでも学生に付加価値を付けることで評価を上げようと、必死の努力を続ける大学と
「こちとら、もとから“私学の雄”だぜい。今は、学生定員を大幅に越えてでも、カネをかき集めてる真っ最中
でぇ!なんか文句でもあるってのかい!!(←大あり名古屋のコンコンチキだ!)」
という大学では、学生の側で享受する教育成果にも、天地ほどの開きが出てしまうのだろう。終わってみれば
早稲田中位・下位学部は、マーチの中でも最下位クラスの就職力に低迷してしまう。
この現象を総括するなら「インスタントラーメンを1万円で、うやうやしく頂くようなもの」と言えるのではないか。
高い割には至ってマズイ飯を食わされ、その異常さに気が付いてない状況に他ならない。高偏差値をクリア
するほど勉強して入学したのなら、そうでない大学より高度の対価が返っていいはずだが、現実には蹴った
大学に4年後、追い越されてしまうのである。こんな理不尽な話が、許されていいものだろうか。極めて強い
義憤を覚える。これなら今後、早大入試に関しては、たとえ落とされても気にしない方がよいと言わざるを
得ない。この大学は見栄っ張りだから、難易度は下げないよ。難問・奇問を出し続けるわけだ。しかし、それを
解いて入っても、4年後に待っているのは「マーチ以下の就職状況」である!これじゃ、何のために苦労して
勉強したのか、わかりゃしない!むしろ、早稲田より易問のマーチに受かって進学した方がマシと来たのでは
「その偏差値に偽りあり!」と叫びたいぐらいだ!
実際、この大学の講義を山ほど受けた者として言うが、早稲田の教育力は、断じて大したものではない。以前
に比べれば、さすがに少しは良くなっているようだが、それでもマイルで酷評される教授へのコメントは、毎年
変わることがない。ゼミにしても、学部によっては20名近いケースがザラであり、この場合、一度発表して
しまえば次に回って来るのは数ヵ月後!それまでは、ひたすらパ〜ラダイス!!これで一体、どうやったら
他大出と互角に戦えると言うのか!いくさにも勝負にもならず、各企業の人事担当は、そのあたりを的確に
見抜き、かくして看板学部以外の就職率は、悲惨を極めてしまうのである。この大学は、むしろサークルに
鍛えられた、育てられたと感じて卒業する学生の方が圧倒的と言ってよく、実際問題として、「サークルから
寄付を頼まれれば二つ返事で了解するが、大学から寄付用紙を送られても見当違いだ」と言い張るOBを
これまで何人、見かけたか知れない。活発なサークル活動に“おんぶにダッコ”で推移した大学では、
大学自体の教育力が全く育たなかったのも、十分うなずける話と言えよう。