[週刊新潮 2003年2月13日号]
「福澤朗アナ」降板に日テレ「不協和音」
(前略)
「実はこのところ、福澤アナとプロデューサー以下の番組スタッフとの間
で対立が続いていました。イライラを募らせた福澤が、まわりの些細なミス
に声を荒げることも多かった」
と番組関係者が明かす。
「決定的な事件が起きたのは、昨年末の反省会の席でした。福澤は"私を
とるか、大桃をとるか"と大声で迫ったんです」
大桃とは、一昨年10月のリニューアルで番組に加わった大桃美代子キャ
スターのこと。放送記者が言う。
「番組から浮いているとかミスが多すぎるとか、当初から彼女は視聴者に
不評だった。上昇志向が鼻につくのか特に女性に嫌われる。局内にも優秀な
若手女性アナが何人もいるのに、なぜそんなタレントを使うのか、福澤さん
は不満だったようです。番組刷新も中途半端で、視聴率も地方ではジリジリ
下がっていますから、真面目な福澤さんは忸怩たる思いだったはず」
それゆえ、局内でも、
「降ろすのなら、福澤じゃなく大桃だろう」
という声しきりだとか。
それでも大桃を切れないのは、彼女が関口宏の事務所『三桂』所属だから?
「それより、彼女を起用した城CPが判断ミスを認めたくないのでは。編
集サイドの土屋敏男編成部長にしても一昨年のズームイン刷新は初の大仕事
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だから同じ気持ちでしょう。特に氏家会長お気に入りの城CPには諫める人
もいない。氏家氏の秘書あがりで現場経験だって普通より少ないのに。最近
では彼女を次の編成局長に担ごうという動きもあるそうで、日テレの将来が
心配です」(先の記者)