■“政府御用達”の監視システムが世界に AndroidとiOSも標的――Kaspersky調査
ロシアのセキュリティ企業Kaspersky Labは6月24日、各国の捜査機関や情報機関向けに提供されている
監視用ハッキングツール「Remote Control System」(RCS=別名Galileo)の実態に関する調査結果を
発表した。AndroidとiOSを標的としたモバイルマルウェアも新たに見つかったとしている。
Galileoはイタリア企業のHackingTeamが開発し、「政府機関のためのハッキングスイート」として売り込んで
いる。同社のWebサイトによれば、「暗号化をかわしてどんなデバイスからも情報を収集し、相手がどこに
いようと監視を継続できる」機能を持ち、「ユーザーの目には見えず、ウイルス対策やファイアウォールにも
検出されない」とうたっている。
Kaspersky Labは、Citizen Labなどと協力して数年前からGalileoの実態を調べ、世界40カ国以上に
約320台のGalileo制御用サーバが存在する実態を突き止めたと報告。制御用サーバが見つかったと
される国は米国、カザフスタン、エクアドル、英国、カナダを筆頭に、日本も含まれる。
同ツールの一部として、AndroidとiOSを標的としたトロイの木馬も今年に入って見つかった。ソーシャル
エンジニアリングや脆弱性悪用、端末の同期を利用するなどの手口を組み合わせ、狙った相手のモバイル
端末に感染させていたという。(後略)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1406/25/news044.html http://www.itmedia.co.jp/news/ ITmedia News (2014年06月25日 07時30分 更新)配信
http://nozomi.2ch.net/test/read.cgi/pcnews/1344953341/798 依頼