http://japan.cnet.com/news/business/35019192/ 米Yahooがセキュリティ侵害の犠牲となり、40万件を超えるログイン認証情報が漏えいする結果となったようだ。
ハッキングされたデータはハッカーサイト「D33D Company」に投稿された。同データは、45万3000件超のログイン認証情報を含んで
おり、Yahooのネットワークから取得されたものとみられる。ハッカーらはUNIONベースのSQLインジェクション技術を使ってYahooのサ
ブドメインに進入したと述べ、このデータダンプは「警鐘」のつもりだとしている。
ハッカーらは「このサブドメインのセキュリティ管理を担当している関係者には、これを脅迫ではなく警鐘としてとらえてほしい」とデー
タの末尾にコメントとして記している。「Yahooが所有するウェブサーバには悪用可能なセキュリティホールが多くあり、これらはわれわ
れのデータ公開よりもはるかに大きな損失を生み出している。軽く考えないでほしい。このサブドメインと脆弱なパラメーターは、さらな
る損失を避けるために投稿されていない」
TrustedSecの報道によると、ハッキングされたサブドメインはニュース投稿サイト「Yahoo Voices」のものとみられる。ハッカーらは
データからホストネームを削除しなかったようだ。このホストネーム「dbb1.ac.bf1.yahoo.com」は、Yahoo Voicesプラットフォーム(以前
は「Associated Content」と呼ばれていた)に関連しているとみられる。
米CNETはYahooにコメントを求めたが、回答は得られていない。