米Appleは8月1日(現地時間)、Apple TV(2nd generation)のソフトウェアアップデートを実施した。バージョンは
4.3になる。
米国ユーザーは、Apple TV経由でテレビ番組を購入できるようになった(日本は対象外)。従来はレンタルのみ
可能だった。一旦購入した番組は、他のiOS端末(iPhoneやiPad)にダウンロードして視聴することができる。逆に、
他のiOS端末やiTunes Storeから購入した番組が自動的にApple TVでも視聴できる。
これは、同社が今秋にスタートする予定のクラウドサービス「iCloud」の「iTunes in the Cloud」機能の動画版の
ような機能だ。「iTunes in the Cloud」では、iTunesでダウンロード購入した楽曲を、すべての端末でダウンロード
できるようになる。
また、米動画共有サービスVimeoのコンテンツを閲覧、再生できるようになった。こちらは日本でも利用できる。
Vimeoのコンテンツをブラウズし、後で視聴するためにブックマークすることもできる。
Apple TVは99ドル(日本では8800円)で、映画やテレビ番組をiTunes Storeからレンタルしたり(今回テレビ番組は
購入できるようになった)、PCやMac内のコンテンツ、Netflix(会員登録が必要)、YouTube、Flickr、MobileMeの
コンテンツをテレビにストリーミングできる。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1108/02/news018.html