Google App Engine SDK 1.5.0で実験的にプログラミング言語「Go」のサポートが追加されたが、
今回の新しいGoogle App Engine SDK 1.5.2において誰でも利用できるようになった。
これでGoogle App Engineがサポートするプログラミング言語はPython、Java、Goの3つとなる。
Python版のSDKはWindows、Mac OS X、Linuxまたはそのほかのプラットフォーム向けの3種類が提供されているが、
Go版のSDKはLinux版とMac OS X版のみの提供となる。
それぞれ64ビット版と32ビット版が提供されている。
Google App Engineの開発チームは5月10日(米国時間)にGo言語の実験的なサポート追加を発表してから開発を継続してきたと
説明しており、一般提供可能なレベルに到達したことを主張している。
ただし、Python版やJava版ほど開発は進んでおらず、依然として実験的な位置づけにあると注釈がある。
これまでGo版のSDKを使って開発を実施してきた場合には注意が必要。
Go言語は6月29日(米国時間)に公開されたr58で後方互換が失われているという。
Go版のSDK 1.5.2はこのr58をベースにしているため、既存のGoアプリはr58対応版へ書き換える必要がある。
またr58対応へ書き換えた場合でも、app.yamlファイルに「api_version: 2」の指定がなく「api_version: 1」のままにしてあると、
8月18日以降は動作しなくなると説明がある。
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/07/25/059/index.html