米調査会社Gartnerは7月13日(現地時間)、第2四半期(4〜6月期)における世界PC市場に関する調査結果を発表した。
出荷台数は前年同期比2.3%増の8520万台。同社の6.7%増という予測を大きく下回った。
過去4年間は低価格ノートPCやNetbookの強い需要があったがそれが一段落したと同社は分析する。
PCメーカーはメディアタブレットの開発に投資しており、多くのメーカーが2011年上半期にタブレットを発売している。
ベンダー別シェアでは首位は引き続き米Hewlett-Packard(HP)だが、米Dellが2008年の第4四半期以来の2位に返り咲いた。
アジア・太平洋地域で好調だったという。
最も成長率が高かったのは中国のLenovoで、3位だった。
2011年第2四半期の米PCメーカーランキング(単位:台)
順位 メーカー 2Q11出荷台数 2Q11市場シェア 2Q10出荷台数 2Q10市場シェア 出荷台数伸び率
1 HP 4,552,777 26.9 4,608,280 25.7 -1.2
2 Dell 3,821,759 22.6 4,236,303 23.6 -9.8
3 Apple 1,814,000 10.7 1,671,500 9.3 8.5
4 東芝 1,616,400 9.6 1,565,000 8.7 3.3
5 Acer 1,570,257 9.3 2,028,284 11.3 -22.6
その他 3,539,666 20.9 3,803,974 21.2 -6.9
合計 16,914,859 100.0 17,913,341 100.0 -5.6
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1107/14/news066.html