NTT ドコモは2011年4月4日、Android スマートフォン「MEDIAS N-04C」用ソフトウェア アップデータの提供を開始した。
ソフトウェアを更新し、YouTube 動画再生時の不具合やmicroSD カードに関する問題などを修正する。
自動更新に対応していないため、ユーザーが手動で更新操作をする必要がある。
MEDIAS N-04C は、NTT ドコモが3月15日より販売しているNECカシオモバイルコミュニケーションズ製の端末。
厚さが7.7 mm と薄く、NTT ドコモは3 G 方式の端末として世界で最も薄いとしていた。OS は Android 2.2。
今回のソフトウェア更新で修正される主な項目は以下の通り。
・microSD カード装着状態の「SD カードが取り外されています」表示
・モバイル版 YouTube における動画再生不能
・赤外線通信による電話帳受信の失敗
・「電話帳コピーツール」の不具合
・タッチパネルの動作不良
・充電処理の問題
NTT ドコモは、更新操作の手順書(PDF)を公開している。
更新時のパケット通信料は、手順書に従ってアクセスポイントを設定するか、無線 LAN(Wi-Fi)経由で行うかすれば発生しない。
端末本体のアイコン通知に従って実施すると、更新ファイルをダウンロードする際にパケット通信料が課金される。
ソフトウェアの更新処理には約25分かかり、始めの20分程度はステータスバーの進みがほぼないように見えるという。
更新ファイルのダウンロードに必要な時間は、ネットワーク環境によって異なる。
http://japan.internet.com/allnet/20110404/3.html