OpenDNSは3月1日(米国時間)、1日あたり300億DNSクエリの処理を達成したと発表した。
OpenDNSはサービスの信頼性を引き上げる目的や、より多くのクエリを処理する目的で、さまざまな場所へサーバの
設置を進めている。最近は、アジアからのトラフィックを処理するため、シンガポールに新しいデータセンターを
稼働させたばかり。現在は欧州向けの新しいデータセンターをドイツのフランクフルトに設置しており、サービス開始へ
向けた最終段階にきていると説明がある。
OpenDNSのCEOであるDavid Ulevitch氏の説明によると、OpenDNSのサービスを支えている世界中に設置された
数百台のサーバは、4名の特別に優れたオペレータによって運用されているという。10箇所を超えるデータセンターが
あり、年中無休で稼働しているという。
OpenDNSは無償でDNSを提供している企業。フィルタリング機能やアンチフィッシング機能を提供するセキュリティ
サービスや、企業向けのネットワーク管理サービスなどの有償サービスも提供している。存在しないドメイン名を
クエリした場合に広告ページを表示するといった機能でも収益を得ている。
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/03/04/012/index.html