Oracle は16日、2011会計年度第2四半期 (9-11月) の決算を発表し、アナリストらの予測を上回る利益を計上した。
同社のソフトウェアのライセンス更新および製品サポート売上は、前年同期比12%増の37億ドルとなり、
新規ソフトウェア ライセンスの売上は前年同期比21%増の20億ドルに達した。
非 GAAP ベースの純利益は、前年同期比34%増の26億ドル (1株あたりでは33%増の51セント) だった。
総売上は前年同期比47%増の86億ドルだ。
Thomson Reuters がとりまとめたアナリスト予測は、Oracle の利益を1株あたり46セントとしており、今回この数字を上回った。
Oracle の社長 Safra Catz 氏は、次のように述べている。
「新規ライセンス (売上) の21%という伸びは、われわれが経験している当社独自の勢いを示すものだ。
また、Sun Microsystems 部門の業績は引き続き改善しており、ハードウェアの粗利益率が53%に達した」
Oracle の利益を牽引するのは、相変わらず中核のソフトウェア事業だ。
しかし同社は、Sun 買収に伴って獲得した技術やハードウェアに基づく新たなシステム戦略の成長に、大きな期待をかけている。
http://japan.internet.com/busnews/20101217/11.html