【サービス】Facebook、顔認識技術を近く利用可能に--写真のタグ付けを補助(10/12/17)

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1 ◆amidaMovTg @あみだくじψ ★
 Facebookは米国時間12月15日、写真共有サービスをアップグレードする現在進行中のプロセスをさらに一歩進め、
顔認識技術を近く利用可能にすると発表した。会員が写真をアップロードすると友人の「タグ付け」を促すメッセージが
出るが、このとき候補のリストが提示され、そこから選べるようになる。

 個人プロフィールの写真はもちろん、すでにタグが付けられたユーザーの写真コレクションから、Facebookは、どの
写真に誰が写っているかを正確に判断するための膨大なデータベースを構築している。Facebookによると、現在、
1日あたり1億枚の写真がアップロードされており、「タグ付け」も同様のペースで行われているという。タグ付けは
Facebookの写真サービスの際立った特徴でもある。それ以外の点で同社の写真サービスに面白味はなく、
使いにくさもあって、開始時にはライバルに後れをとっていた。写真1枚1枚に友人の名前のタグを付けられる
機能が「Facebook Photos」の主な原動力だった。

 「タグ付けは管理の上でも実際重要だ。タグが作成されるたびに、本人の知らない写真がネット上に存在していた
ことが分かるからだ。写真の存在を知れば、タグを削除したり、友人に見るように勧めたり、相手に『この写真は
気に入らない』とメッセージを送ったりできる」と、Facebookの製品担当バイスプレジデント、Christopher Cox氏は
語った。

 顔認識技術の開発は、一部はFacebookによって、一部はライセンス提供された技術を通じて行われた。来週から、
米国のFacebookユーザーの約5%を対象に顔認識技術を提供開始する。「順調にいくようなら、さらに展開を続ける」と、
Cox氏は述べた。

 かつて魅力に乏しかった写真共有サービスの改良が、2010年の春以降、全力で進められてきた。Facebookは
2010年春に新興の写真共有サービス企業Divvyshotを買収し、同社創設者のSam Odio氏をFacebook Photos開発
エンジニア達の担当にした。

 「Facebook Photosサービスを、もっとましなものにしたかった」と、Cox氏は語った。2010年秋、Facebookは新しい
インターフェースと「一括タグ付け」機能を発表した。

http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20424239,00.htm