GoogleのAndy Rubin氏はD: Dive Into Mobileカンファレンスで、次世代の「Google Maps for Mobile」を紹介した。
新しいGoogle Maps for Mobileでは、マップのビジュアルスタイルが全面的に変更され、現バージョンのような
平面的なビットマップイメージではなく、ベクタグラフィックスをベースとしたものになるという。これにより、必要と
なる保存容量が大幅に減少し、ダウンロードに必要な帯域幅も減る。また、Google Mapsソフトウェアの全体的な
パフォーマンスが向上するとみられている。必要なマップデータの要件が緩和されるため、経路をオフラインで
キャッシュ表示することが可能になり、一度経路を決めれば、移動中にインターネットに接続し続ける必要が
なくなる。
さらに、100箇所以上で建物を3D表示できるようになるという。3Dで表示されたランドマークは、マルチタッチに
よる回転表示やズームが可能だ。
新しいGoogle Maps for Mobileは近日中にダウンロード可能になるが、高度なマルチタッチコントロールや
3Dレンダリングなどを使用するには、そうした機能をサポートするハードウェアが必要となる。新しい
Google Mapsのすべての機能に対応する端末としてはサムスンの「GALAXY S」、Motorolaの「Droid」、
Googleの「Nexus S」などがあるが、「Nexus One」は含まれない。
http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20423836,00.htm