コルグは、アナログ・シンセの名器「MS-20」をiPad専用アプリとして再現した「KORG iMS-20 for iPad」をApp Storeで販売開始した。
価格は3,800円だが、2011年1月31日までは発売記念価格の1,800円で販売する。
1978年発売のアナログ・シンセ「MS-20」をiPad上で再現した製品。
MS-20は、太くコシのあるサウンドや強烈なアナログ・フィルター、縦横無尽なパッチングなどが特徴の2VCO/2VCF/1VCA/2EG構成のモノフォニック・シンセサイザー。
iMS-20では、コルグ独自の電子回路モデリングテクノロジー「CMT」を使い、MS20の独特の歪みを持ちながら自己発振するハイ・パス/ロー・パスフィルタなどを再現するという。
iMS-20には、MS-20と同じ'78年に発売されたシーケンサー「SQ-10」をベースに再設計したという16ステップのアナログシーケンサーを搭載。
ノートやボリューム/パンコントロール、シンセ/エフェクトのパラメータコントロールなど、オリジナルにはない改良を施すとともに、
3チャンネルのボルテージコントロールや6種類のシーケンスモードなどのMS-20独自の機能を継承している。
6パート/16ステップのドラムマシンも装備し、各パートのステップボタンを押すだけで、リズムパートの作成が可能。
ノートの音程や長さを調整して、ベースパートやメロディパートとして利用できる。
加えて、同社のKAOSS PADシリーズと同様のパッドを使ったコントロールに対応。
演奏用と各種パラメータ用に2基用意しており、KAOSS PADを指でこすっているだけで音楽作成が可能という。
音楽配信共有サービスの「SoundCloud」への楽曲の公開/共有機能も搭載する。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20101109_405732.html