【法律】「ウイルス作成罪」成立に向けて 共謀罪創設との兼ね合い、法務省は慎重(10/09/14)

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ◆amidaMovTg @あみだくじψ ★
 コンピューターウイルスの作成や頒布の取り締まりをめぐり、国会や有識者らの間で議論が巻き起こっている。
ウイルスを使用したインターネット犯罪が増加の一途をたどる一方、その作成や頒布自体を直接取り締まる法律が
ないからだ。法務省は「不正指令電磁的記録作成等の罪(仮称)=通称・ウイルス作成罪」の制定を刑法に盛り込む
ため、早ければ来春の通常国会に改正法案を提出したい考えだが、過去2回にわたって廃案となった経緯があること
から、慎重な構えを崩していない。

 法務省によると、ウイルス作成罪では、コンピューターウイルスの作成や提供、供用に対し、3年以下の懲役もしくは
50万円以下の罰金を科すことにしている。取得と保管には2年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金といった罰則も
定める予定だ。

 また、わいせつ物頒布等罪の処罰対象を拡充し、わいせつな図画や動画といった電磁的記録の頒布行為も処罰の
対象とするという。

 ウイルス作成罪が求められる背景には、どのような事情があるのうだろうか。

 警視庁は8月、文書や写真などの保存データをイカやタコのイラストに変換し、パソコンを使用不能に陥らせるウイルスを
ばらまいたとして、器物損壊容疑で大阪府泉佐野市の会社員の男(27)を逮捕した。

 警視庁に逮捕されたこの男の供述によると、20年の事件に比べ自らのプログラミング技術がどの程度高まったかを
試すことなどがばらまきの目的だったといい、これまでに計3度、サイバー犯罪で警察の摘発を受けている。他県で
サイバー犯罪を取り締まる捜査関係者は「このままでは、遊び半分の気持ちで同様の事件を起こす犯人の登場
が後を絶たない」と警鐘を鳴らす。

 “イカタコ事件”で適用された罪名は、あくまでも他人の所有物などを壊した際に適用される器物損壊罪だ。男の
供述内容をみると、作成したウイルスは明白な悪意を持ってばらまいている。しかし作成と頒布を直接的に取り締まる
罪名がなかったため、器物損壊罪で立件したことは捜査担当者にとっては苦肉の策だったといえる。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1009/14/news012.html
2 ◆amidaMovTg @あみだくじψ ★:2010/09/14(火) 21:23:33 ID:??? BE:2163662257-2BP(333)


 法務省は16年の通常国会で、ウイルスの作成と頒布を取り締まるウイルス作成罪を盛り込んだ刑法改正案を初めて
提出した。

 しかし、日本弁護士連合会などが成立に猛反対する共謀罪の創設を目指す組織犯罪処罰法改正案とセットで提出した
ことが、ウイルス作成罪成立の足かせとなってしまい、これまでに2度にわたっていずれも廃案となっている。

 相次ぐサイバー犯罪を国際的な枠組みで監視し、加盟国が取り締まりのための協力体制などを構築するサイバー犯罪
条約が欧州評議会の発案で13年に採択された。日本や米国など30カ国が署名しており、ウイルス作成罪の成立は条約で
定められた取り締まりのための国内法整備という位置づけでもある。

 法務省刑事法制管理官室の担当者は「条約を担保し、サイバー犯罪抑圧のための必要な刑事手続きを実施することが
必要だ」と話している。

 一方、日弁連は共謀罪同様、ウイルス作成罪の成立にも反対を表明。被害が発生する抽象的な危険がない場合でも、
ウイルス作成罪で重い刑が科せられることに懸念を示す。他人のパスワードなどを不正に取得して、ネットワークへ不正侵
入する行為を取り締まる不正アクセス禁止法では、罰則が1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金と定めているため、
「ウイルス作成罪の罰則は重すぎる」と考えるためだ。

 法務省はウイルス作成罪に対する懸念について、改めて条文内容を検討する姿勢を示しているという。さらにインターネット
社会の到来で一般国民がコンピューターの使用を日常的に行っている現状から、石井教授は「社会背景の変化を背景に、
法体系も変えていく必要がある」と強調する。

 法務省は悪意ではなく、善意で作成したプログラムがウイルスとして頒布された場合を想定。悪意を立証する必要性に
迫られるのはあくまでも検察側であり、制作者が裁判において自らの善意を立証する必要はないとしている。

 石井教授は「不正アクセス禁止法など、これまで局面に応じた特別法の制定でサイバー犯罪に対処してきた。犯罪者と
いたちごっこを繰り返すことを避けるためにも、抜本的な法整備を実施しなければならない」と強調し、ウイルス作成罪の
早期成立の必要性を説いている。
3名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/14(火) 21:38:31 ID:???
そもそもイカタコはコンピュータウイルスなのか?
4名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/14(火) 22:40:04 ID:???
Windows信者逮捕だな
5名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/14(火) 23:37:16 ID:???
やめとけ
日本人はバカなんだから背伸びしても変な法律作るだけ
6名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/15(水) 01:36:12 ID:6GRlLnU6
何をもってウイルスと認定するんだ? バグプログラム配布で逮捕かw

format c:
7名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/15(水) 01:45:46 ID:???
> 何をもってウイルスと認定するんだ?

それについてはウイルス対策ソフト屋が詳しいよ。
8名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/15(水) 02:29:00 ID:???
ウィルス認定のための特殊法人が出来るよ
9名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/15(水) 06:49:34 ID:???
>>7
Nortonも、ウイルスと認定したい。
10名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/15(水) 18:17:52 ID:???
「ロクに対策もせずかかってる方が悪い」
ってのが現状じゃない?
11名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/15(水) 22:31:14 ID:???


てか、日本からwinny以上のメジャーなソフトウェアがまだ誕生してないのに
規制だけ先走ったら日本のソフトウェア産業は終わってしまうんじゃ・・・
12名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/15(水) 22:36:24 ID:???
逮捕されたので名前は売れたがWinnyが国際的にメジャーということはない。
13名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/29(水) 22:33:54 ID:???
法務局職員 ネットに少女動画

千葉地方法務局の職員の男が、少女のわいせつな動画をファイル共有ソフトを使ってインターネット上でだれでも
ダウンロードできる状態にしていたとして、児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、東京・江東区に住む千葉地方法務局の職員、飯田寛志容疑者(37)です。
警察によりますと、飯田職員は「eMule」と呼ばれる動画ファイルを共有できるソフトを使って、自宅のパソコンの
ハードディスクに保存していた少女のわいせつな動画をインターネット上でだれでもダウンロードできる状態に
していたとして、児童ポルノ禁止法違反の疑いが持たれています。
警察の調べに対して容疑を認め、「わいせつな動画に興味があり共有ソフトを利用して集めパソコン内に
保存していた」などと供述しているということです。
飯田職員は法務局で登記を扱う仕事をしていましたが、数か月前から病気を理由に休職中だったということで、
千葉地方法務局は「職員のモラルについて指導を徹底し、再発防止に努めたい」としています。

http://www.nhk.or.jp/chiba-news/20100928180407_03.html
14名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/30(木) 06:05:48 ID:PNRZhAko
新しいウィルス登場で得た知識って
どっかで細菌学(あるいはその逆)にも応用できないの?

悪さする事を罰するのは無論だけど
ウィルス創ることも規制されたら
学術的に損失を招かない?
15名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/02(土) 15:08:26 ID:???
>>14
実際のウイルスも作ることを禁止されているものもあるよ。
それに特殊な設備があるところじゃないと作れないのもあるし。
16名無しさん@お腹いっぱい。
マイクロソフトの技術が低いだけなのに