米Appleは1日(現地時間)、テレビなどに接続して、ネットサービスの動画や音楽などが楽しめるセットトップボックス
「Apple TV」の新モデルを発表。予約受付を開始した。9月中に発売予定で価格は99ドル。日本での展開は未定。
2007年に発売した従来のApple TVと異なり、HDDなどのストレージは備えておらず、レンタル方式のストリーミング
コンテンツをHDMI出力するSTBとなっている。iTunes Storeで配信されるレンタル方式(30日以内、視聴開始後48時間)の、
映画(4.99ドル)やABC、ABC Family、Fox、Disney Channel、BBC Americaなどのテレビ番組(99セント)などのコンテンツ
を視聴できる。
なお、iTunes Storeのムービーレンタルは、7,000以上の映画を用意し、うち3,400タイトルはHDとなる。米国のほか、
オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、アイルランド、ニュージーランド、英国での展開を予定。
また、NetflixやYouTube、Flickr、MobileMeなどのネットサービスに対応し、動画や写真、音楽、各種データなども
閲覧できる。また、MacやPCのiTunes内のビデオや音楽にアクセスし、Apple TVから再生することもできる。ビデオは
最高720pのMPEG-4 AVC/H.264や640×480ドットのMPEG-4などに対応。音楽はMP3やAAC、HE-AAC、
Apple Lossless、AIFF、WAV、ドルビーデジタルなど、写真はJPEG、GIF、TIFFに対応する。
出力端子は、HDMI×1と光デジタル音声×1。IEEE 802.11b/g/n準拠の無線LANやEthernetも装備する。外形寸法は
98×98×23mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約272g 。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100902_391091.html