New York Postは米国時間8月10日、Appleのビジネス戦略に対して米連邦取引委員会(FTC)が6月に
開始したと言われている調査に、欧州連合(EU)の規制当局が参加することを報じた。
New York Postの情報源によれば、EUの規制当局が参加することで、FTCが同調査において何らかの
結論に達するのが「さらに4〜6カ月」先になる可能性があることを意味するという。
FTCはこの調査を認めていないが、その焦点は、AppleのApp Storeにおける開発者向け利用規約に
あると言われている。Appleは4月上旬、Adobeの「Flash Compiler」などのサードパーティー製開発ツール
を使った開発を禁止するように規約内容を変更した。
さらに、規約内容は6月になって再度変更され、サードバーティーがアプリケーション内部で収集可能な
データの種類を制限した。これにより、GoogleのAdMobのようなiOSプラットフォーム上で事業を営む企業
を効果的に切り離すことが可能となった。ただし、Appleはこの新しい規約の適用を実際には開始して
いないと言われている。
http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20418256,00.htm