米Googleが、プログラミングの知識がなくても簡単にAndroidアプリが開発できるツール「App Inventor for Android」をβ公開した。
Webサイトで利用希望者の登録を受け付けている。
このツールでは、コードを書く代わりに、ボタンなどのデザイン要素や、「アクションを繰り返す」「情報を保存する」といったアプリの
動作を指定するための「ブロック」をドラッグ&ドロップしてアプリを設計できる。
App Inventorでは、GPS情報を活用したアプリや、Androidの機能(メール機能やテキスト読み上げ機能など)を利用したアプリなど
を開発できる。例えば、GPS情報を使って駐車場所を記録しておくアプリや、定期的に恋人に「さみしいよ」というメールを送るアプリ
などを作れる。Webアプリの書き方を知っていれば、TwitterやAmazonなどのサイトと連係するアプリも作れる。ユーザーが作成した
データをデータベースに保存することも可能だ。
App Inventorの登録ページには、「数週間でアクセス許可を出す」と書かれており、申請してから少し待つ必要があるようだ。
登録申請にはGmailアドレスが必要となる。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1007/12/news070.html