米AT&Tは6月9日、ネットワークセキュリティの問題により、AppleのiPadのユーザーの個人情報が流出した
可能性があると明らかにした。
この問題は初めWebサイトGawkerが報じた。ユーザーの電子メールアドレスが流出した可能性があるとAT&T
は認めている。
「問題を最高レベルの幹部にまで上げて、8日までに修正した。流出の原因になった機能を実質停止した」と
広報担当のマーク・シーゲル氏は電子メールで送られた声明文で述べている。
Appleにコメントを求めたが回答はなかった。
iPadは4月に発売され、既に全世界で200万台以上売れている。
Gawkerは、ハッカーグループからセキュリティ問題を知らされ、流出した電子メールアドレスのリストを
受け取ったとしている。
同サイトは10万人を超えるiPadユーザーの情報が漏れた可能性があると伝えている。
AT&Tは、調査を継続し、電子メールアドレスが「流出した可能性がある」顧客に通知するとしている。
セキュリティ問題を発見したグループから同社に連絡はなく、匿名の企業顧客から問題を知らされたという。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1006/10/news032.html