世界有数のコンピューターの生産拠点・台湾で、アジア最大の見本市が始まり、
タッチパネルで操作する多機能端末の分野に対する期待の高まりから多くのメーカーが
新製品を投入し、注目を集めています。
ことしで30回目を迎えた台北のコンピューターショーは、アメリカとドイツで
開かれる展示会に並ぶもので、地元をはじめ日本など25の国と地域から1700社余りが
出展しました。ことしは、アメリカのコンピューターメーカー「アップル」が発売した
新しい多機能端末「iPad」が、世界じゅうで人気を集めていることから、
パソコンと携帯電話の間を埋めるこの分野の製品に対する需要に期待が高まり、
10社以上がタッチパネルで操作してインターネットに接続できる多機能端末の新製品を
展示し、訪れた人たちの注目を集めていました。このうち、台湾の大手メーカーが
発表した多機能端末は、専用のキーボードと組み合わせることでノートパソコンのように
使える点が特徴で、来年から発売するとしています。主催者側は「多機能端末の分野は
ことし始まったばかりだが、来年以降、市場が飛躍的に成長することが予想される」
と述べて、新しい分野の市場の拡大に期待を寄せていました。
*+*+ NHKニュース 2010/06/01[22:49:10] +*+*
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100601/k10014836001000.html