All Things DigitalのDigital Dailyコーナーを執筆するJohn Paczkowski氏は、webOSのUI設計を行った同分野のプロフェッショナルである Matias Duarte氏がPalmを去り、Googleへと移籍したことを報告している。 これは、GoogleのAndroidチームにとって力強い援軍となる一方で、HPにとっては貴重なリソースを失ったことを意味する。
Paczkowski氏によれば、Duarte氏がPalmを離れたことを確認するとともに、複数の関係者の話からその行き先がGoogleであることを突き止めたという。 Google自身には同件についてDuarte氏の入社を認めただけで、どのチームでどのような業務に従事するかについてはコメントを控えている。 Duarte氏はモバイルデバイスなどのユーザーインタフェース設計では著名な人物であり、過去にはHelio (Virgin Mobile USAに買収、 現在では米Sprint傘下 )に在籍し、さらにそのルーツを探ると"Sidekick"ことDanger (現在は米Microsoft傘下 )のHiptopの設計を行っている。