Wikipediaは5月13日、ユーザーインタフェースを刷新した。同サイトで初めての大きなインタフェース変更という。
新しいインタフェースは英語版Wikipediaで利用でき、今後数週間かけてほかの言語版にも導入する予定。
新インタフェースでは、ページ上部のナビゲーションが変更されている。タブ方式の表示で、本文を見ているのか
ノートを見ているのか、ページを閲覧しているのか編集しているのかを分かりやすくしたという。画面左側のサイドバー
では、あまり使われないアイテムを折りたたんで表示している。検索のサジェスチョン機能も改善した。
編集者向けには、編集ツールバーを使いやすいように整理し、ほかのページへのリンクを挿入するための
ウィザードや、表作成ウィザードを用意した。
このほか、Wikipediaの記事を選択して書籍化したりPDF化できるBook Creatorツールを導入し、ロゴも少し
変更した。新しいロゴは3Dモデルを使って作成しており、これまでよりも多くの言語を盛り込んでいる。
新しいインタフェースを使いたくない場合は、ページ上部の「Take me back」リンクをクリックすると以前の
インタフェースに戻れる。ただし、Wikipediaのアカウントが必要。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/14/news049.html