「Ustream」は2007年設立の動画共有サービスである。「YouTube」と似ているが、少し違う。YouTube がビデオ映像を流すのに対し、
こちらではイベントの生中継ができる。
YouTube と比較すると新しいサービスなのだが、日本国内での認知度はどの程度だろうか。
インターネットコムとアイブリッジ リサーチプラスが行った「Ustream」に関する調査によると、よく知っている、なんとなく知って
いる、と回答したユーザーを合計しても7.7%で、現在の認知度は1割以下だということがわかった。
調査対象は、全国20代から60代の男女300人。年齢別比は、20代12.3%、30代38.0%、40代19.7%、50代23.0%、60代7.0%。
全体300人のうち、「Ustream」をよく知っている、と回答したのは1.3%(4人)、なんとなく知っている、と回答した6.3%(19人)
と合計しても、7.7%(23人)にしかならない。現在の認知度は1割以下だ。
また、この23人のうち、実際に「Ustream」を視聴したことがあると回答したのは39.1%(9人)で、全体300人に対しては3.0%。
ところで、「Ustream」以外の動画共有サイトを視聴したことがあるユーザーは38.0%(114人)で、「Ustream」視聴者をはるかに
上回る。
今後、「Ustream」が国内ユーザーに浸透するかどうか、浸透するとしたらその速度はどうか、気になるところである。
http://japan.internet.com/research/20100405/1.html