Cisco Systemsが、「iPhone」で商標を侵害されたとして
Appleを提訴した。Ciscoが米国時間1月10日に語ったところによれば
Appleは窓口会社を使って、iPhoneという名称を使用する権利を
取得しようとしたという
CiscoがInfogearの買収に伴ってiPhoneの商標を手に入れたのは
2000年のことである。
Infogearは1996年3月にiPhoneの商標を登録していた。
Ciscoは訴状で、iPhoneの商標使用に関して
Appleから最初のコンタクトがあったのは2001年のことだったと
述べている。その後何年間にもわたりAppleは使用許諾を求め、
2006年には不穏な企てを試みたという。
AppleはCiscoの判断を受け入れることができず、
デラウェア州ウィルミントンにOcean Telecom Servicesという
窓口会社をつくった。Ciscoの訴状によると、
Ocean Telecom Servicesは2006年9月26日、
米国での使用許諾を申請したという。
Ciscoの訴状には、窓口会社について「Appleに所有され、
あるいはAppleに成り代わり、Appleのエゴを満たそうとしている」と
書かれている。また同じ時期の2006年9月16日、Appleは
オーストラリアでiPhoneの商標を申請している。
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20340507,00.htm