米Intelは2月23日、米国の新興企業支援および雇用拡大促進を目的とした「Invest in America Alliance」を
立ち上げたと発表した。向こう2年間で米国の技術系企業に35億ドル出資するほか、アライアンス参加企業
での大学卒業生の採用を拡大することで、世界における米国経済の競争力強化を目指す。
Intelの投資部門Intel Capitalが2億ドルを出資するほか、Draper Fisher Jurvetson、Khosla Ventures、
Kleiner Perkins Caufield & Byersなど24のベンチャーキャピタルが参加する。出資分野はクリーンテクノロジー、
情報技術、バイオテクノロジーなど。
採用拡大では2010年に約1万500人の新規採用を計画。Intelのほか、Adobe Systems、Cisco Systems、Dell、
EMC、Google、Hewlett-Packard(HP)、Microsoft、Yahoo!など17社の米国企業が雇用拡大を表明している。
今後、同アライアンスに参加するベンチャーキャピタルおよび企業はさらに増える見込みだ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/24/news028.html