みずほ情報総研は2010年2月23日、音声認証が可能なiPhone用ソフトウエアを国内で初めて開発したと発表した。
音声認識ソフトを手掛けるアドバンスト・メディアと共同で開発した。
既にAIGエジソン生命保険が導入を決めており、2010年6月から営業社員に配布する。
開発したソフトは、音声によって本人かどうかを認識するためのもの。
Webサイトなどにアクセスする際に、キーボードなどでパスワードを入力する必要がなくなる。
利用者はiPhoneでソフトウエアを起動し、タッチパネル上のボタンを押しながらマイクに向かって話す(写真)。
本人かどうかの認識は、あらかじめ登録する音声の特徴と比較して判断する。
みずほ情報総研によれば、他人を間違えて認証してしまう確率は100億分の3以下という。
同ソフトは音声入力機能も持っている。
AIGエジソン生命では、メール作成や営業社員向けポータルサイトの操作時に使う。
音声の認識精度を高めるために、保険業界向けの用語集などを組み込んでいる。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100223/344934/