アップル、「iPhone 3G」の電波受信感度問題で訴えられる
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20379071,00.htm アラバマ州在住の女性が、「iPhone 3G」のネットワークが実際は
広告でうたわれているよりも遅いとして、Appleに対して訴訟を起こした。
購入したiPhone 3Gを「欠陥品のiPhone 3G」と呼んでいるSmith氏は、
集団代表訴訟の形をとりたいと考えている。
訴訟では、AppleのiPhone 3Gの広告キャンペーンが誤解を招くと主張している。
訴状には、「被告は、顧客に欠陥品のiPhone 3Gに関する宣伝文句や説明を信じ込ませ、
iPhone 3Gが『2分の1の価格で2倍速い』と思わせた」と書かれている。
今回の訴訟は、7月11日にAppleとAT&Tが初代iPhoneの後継機種をリリースして以来、
インターネットで広がりを見せている iPhone 3Gの電波受信感度に関する不満の声を映し出している。
この問題に悩むユーザーは、iPhone 3Gは、たとえ動かずにじっとしていても、
3GネットワークとEDGEネットワークを切り替え、3Gの電波状態がよい場合でも、
通話の最中に電波が切れると述べている。
訴状には、「購入直後、原告はすぐにインターネット接続、電子メールの送受信、
テキストメッセージなどのデータ転送が予想よりも、そして広告でうたわれているよりも
遅いことに気づいた」と書かれている。
Appleはこれらの苦情について何週間も沈黙を守っていたが、今週初めになってついに、
電波受信感度の問題が存在することを認めた。
訴訟では、Appleに対し、すべての欠陥品を修理または交換し、
不特定の損害、利息、および弁護士費用を支払うよう求めている。
Appleの関係者にコメントを求めたが、すぐに回答は得られなかった。